プレゼン中にトラブル発生!その時の行動でわかること

2017.09.20

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「本来の目的」

というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

まずこんなシーンを想像してみてください。

 

 

大事な

「プレゼンテーション」

の場面です。

 

 

このプレゼンにはしっかりと準備をして臨みました。

スライドに投影する資料もばっちりです。

 

 

今回はスライドの中に

「インタビューなども入った製品紹介動画」

の準備をしました。

 

 

プレゼンテーションがスタートしました。

そしてその動画のスライドになりました。

 

 

「では、こちらの動画をご覧ください」

としたときにスピーカーから音声が出ません。。。

 

 

 

こんなとき、どのような行動を取りますか?

 

 

 

ケーブルをつなぎなおしてみる

設定を確認してみる

音量を上げてみる

 

 

いろいろしても音声の無い動画が流れています。

 

 

さて、どうしますか?

 

 

あきらめる

というのも1つの手です。

 

ケーブルの抜き差しを続ける

設定を続ける

というのも対応策としてはあるでしょう。

 

 

ただこの対応だと

「目的」

がすでに異なっている対応をしています。

 

 

本来の目的は何でしょうか?

 

 

この場面では

「顧客に音声付画像を見せる」

ということです。

 

「スピーカーを通じて音を出す」

ということではありません。

 

これは

「特定の手段」

です。

 

 

にもかかわらず

「スピーカーから音を出そうとする」

行動を続けているというわけです。

 

 

 

私も実際にこのようなトラブルに会ったことがあります。

直前の準備では問題はありませんでした。

ただ実際の場面になると、音が出なかったということがありました。

 

 

そんな時は

「音声ケーブルをPCから外す」

ということをします。

 

そして

「PCの小さいスピーカーにマイクを当てる」

ということをしました。

 

 

これで十分

「目的」

は果たせます。

 

少々不格好かもしれませんが、右往左往するより良いと思います。

 

 

これは

「1つのエピソード」

ですが、普段仕事をしている時にも起こりがちです。

 

 

それは

「特定の手段が目的になってしまう」

ということです。

 

心当たりもあるのではないでしょうか?

 

 

こうなる原因は

「目的を明確に理解していない」

ということにあります。

 

目的がはっきりしていれば

「手段は柔軟に考える」

ことができるはずです。

 

「手段が目的化する」

というのはビジネスにおいてよく陥る罠です。

 

 

 その罠にはまらないためにも

「常に目的を明確に意識する」

ということが重要ですね。

 

 

今日は

「本来の目的」

というテーマに触れてみました。

 

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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