営業が苦手だったり、成績が上がらない人は「営業テクニック」を身につけるとよいでしょう。
営業成績をを上げるために苦労をしてたくさんの失敗をする必要はありません。
正しい営業テクニックを身につければ売上は誰でも上がります。
・自信の営業力をあげたい
・営業成績が上がらずつらい
・すぐに使える営業テクニックを知りたい
この記事をご覧になっているということは、すぐにでも営業メンバー全員を売れる営業に変えるにはどうしたらよいかとお考えの方ではありませんか？
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本日の記事の見出し
ビジネス寓話シリーズ「借金のあるアテナイ人」
金貸しから金を借りた男が返済を迫られました。
ない袖は振れないと、支払いの猶予を頼みましたが、聞き入れてもらえず、しぶしぶ飼っている豚を手放しました。
金貸しの立会いの下、買い手がやって来てます
そして「この豚はよく子供を産むか」とたずねるので、男は言いました。
「ただ産むだけじゃないよ。信じられないほど産みます。デメテルの密議にはメスの豚を、パナテナイアの祭りにはオスの豚を産むんですよ」
相手がこの話にびっくりしていると、金貸しは、追って言います。
「なあに、驚くのはまだ早い。こいつはディオニュソスの祭りじゃ、ヤギの仔だって産んでくれますぜ」
原文では「自分の利益のためには嘘でも不可能なことでも証言する」という教訓が添えられています。
実際の世界でも嘘をつく営業やセールスも存在していました。
そういった一部の営業の振る舞いが、営業の地位を下げたことは間違いありません。
昔は情報がなかったので、真偽の確認の方法がありませんでした。
しかし今はインターネットやSNSや生成AIなどによって、すぐにウソがばれてしまいます。
本当の営業力を持っている人だけ生き残れるようになったといっても良いでしょう。
ここからは営業初心者と中級者向けの営業テクニックを見ていきましょう。
【初心者向け営業テクニック】最初に見るべき点は？
「借金のあるアテナイ人」は営業の商談に置き換えることができます。
男は普通の豚を売らなければならない状況です。
・豚の大きさを伝える
・豚の若さを伝える
・豚の性格の良さを伝える
・豚の脂の乗りを伝える
・豚には良質なエサを与えたことを伝える
当たり前ですが、上記の提案では豚は売れないでしょう。
営業の基本でもあり初歩的な話をします。
まず見るべき点は「買い手は何を求めているのか？」ということです。
話の流れだけを見ると「繁殖力」を求めているようです。
だから男はオスを生む、メスを生むといっていました。
営業初心者や売れない営業は、上記のように関係ないポイントを伝えます。
繁殖力を求めている人に、肉質の良さを伝えても全く響きません。
普通レベル簿営業にとっては当たり前の話ですが「実際に多くいる営業」も事実です。
もし貸したら寓話の中の男はダメ営業のように一方的に話していたかもしれません。
買い手は良質な肉を持った豚を求めていたらお門違いですね。
借金をして手放さなければならないレベルだけに、十分に考えられます。
【営業中級者向けテクニック】両面提示
営業初心者や売れない営業は「提案のメリット」のみをお客様に伝えます。
普通に行われている商談のやりとりです。
お客様も十分に提案内容を評価してくれています。
しかしこのままでは絶対に契約には至りません。
営業中級者が使うべきテクニックとは？
人の脳は常に「危険はないか」とアンテナを張り続けています。
営業のセールストークの中にも「危険はないか」と無意識のうちに見ているのです。
そもそも営業は寓話の中のように「ウソをついてまで契約を取ろうとする」人が存在していました。
そのため無意識に営業は警戒をされています。
そんな営業がいくら良いことを伝えても懐疑的なままです。
当然のように契約は見送られるでしょう。
営業中級者であれば普通に使いこなしてほしい営業テクニックですね。
もっと言えば脳のメカニズムから考えれば絶対に伝えなければならないものです。
しかも「両面提示」は行動創造理論の中の技術でも、比較的使いやすい営業テクニックです。
行動創造理論による営業トレーニングを受講した人は、使いこなして売上をどんどん伸ばしてくれていますね。
両面提示の技術の具体的な使い方も、トレーニングではお伝えをしています。
本日のまとめ
借金を抱えた男が豚を手放すお話でした。
営業の商談に関する教訓が詰まったお話でしたね。
しかし男の商談はひどいもので、営業初心者のレベルのものでした。
その中から今日の記事では「営業初心者」「営業中級者」への教訓と営業テクニックをお伝えしました。
営業初心者は最初に見るべき点
営業中級者には両面提示
営業テクニックを使えば、確実に営業成績が上がります。
ただし重要なことは脳のメカニズムを先回りしていることです。
最後にあなたの営業組織のメンバーが正しい営業テクニックを手にして、売上を飛躍的に伸ばす方法をご紹介いたします。
脳のメカニズムを先回りした行動創造理論による「営業研修」
営業で最も重要なのは、脳のメカニズムを先回りすることです。
お客様の脳の先回り出来れば、営業が意図する結果は容易に手にできるからです。
「両面提示」もその1つです。
脳のメカニズムを先回りする営業の成果は私の研修の9,000人を超える受講者が示してくれています。
私の提唱する行動創造理論は「科学を基軸とした営業理論」です。
脳のメカニズムに基づいたビジネスにおける行動を最適化する理論です。
脳科学
心理学
行動経済学
上記のノーベル賞を取った研究結果や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
行動創造理論に触れ、科学を基軸とした営業技術を身につけて、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
営業研修
マネジメント研修
能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
一度でも思ったことのある営業責任者には、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには「人の本能の行動に合わせる」だけです。
成約率が50%向上した
新規案件数が10倍に増えた
たった1か月で売上が4.6倍になった
あなたの営業組織の中の普通の営業がトップセールスに変貌していきます。
行動創造理論による営業研修では、すでに9,816人の営業が飛躍的に向上させました。
そしてその成果が認められ、導入企業からは100%のリピートを維持し続けています。
しかし私が登壇できる回数には限りがあります。
研修効果を担保するために年間100回の登壇に限定しております。
もし売上向上にご興味がある営業責任者、研修担当者は早めのアプローチをお願いいたします。
著者
行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる
