リーダーシップには4つのモデル

2017.04.11

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「リーダーシップモデル」

について触れてみます。

 

 

「リーダーシップ」

と聞いてどんな人物を想像しますか?

 

それぞれいろんなリーダーシップを想像されると思います。

 

 

そのリーダーシップを

「4つのタイプ」

にまとめた理論があります。

 

 

2人の学者ポール・ハーシーとケン・ブランチャードが提唱した

 

「SL理論」

です。

 

 

SLとは

「シチュエーショナル・リーダーシップ理論」

です。

 

直訳すると

「状況に応じた、リーダーシップ」

というものです。

 

 

この理論では

「メンバーの状況に応じて」

リーダーシップを使い分けるという理論です。

 

 

SL理論では

「4つのタイプ」

にリーダーシップを分けています。

 

 

「チームの状況や成熟度」

によって、この4つを使い分けるというものですが

 

 

同時にマネージャーの

「リーダーシップのタイプ」

にも当てはめることができます。

 

 

詳しく見てまいりましょう。

4つの分類は2軸で分けられます。

 

 

横軸は

「指示がい」

「指示がい」

 

 

縦軸は

「支援がい」

「支援がい」

 

 

ここから以下の4つに分けられます。

 

「指示型 S1」(支持、支援)

具体的に指示し、部下の行動を統制するタイプ

部下の能力が低いが意識が高い場合有効

 

 

「コーチ型 S2」(支持、支援)

指示を与えつつ、部下の意見も取り入れるタイプ

部下の能力が低~中で、意欲が低い場合有効

 

 

「支援型 S3」(支持、支援)

部下の意見を尊重し、達成を支援するタイプ

部下の能力が高いが、意欲が不安定の場合有効

 

 

「委任型 S4」(支持、支援)

部下に自由度が高く権限行動を委任するタイプ

部下の能力と意欲が高い場合有効

 

 

このように

「タイプと有効なチーム」

に分類が可能です。

 

 

上司が部下を見るとき

また

部下が上司を見るとき

 

この

「SL理論に基づく分類」

を通すことで見方が変わってくるかもしれませんね。

 

 

自分のタイプはどうでしょうか?

自分の上司はどうでしょうか?

自分のチームの状況はどうでしょうか?

 

 

これらをフレームを使うことで明確化することができます。

 

一度自分たちに当てはめてみてはいかがでしょうか?

 

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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