どんなに約束を守る人でも簡単に破ってしまう、自分との約束を守るために使うべきは脳のメカニズムだった!?

2025.08.15

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

齋藤 英人
齋藤 英人
行動創造理論の開発者齋藤です。
 約束を守ることは大事ですが、自分との約束を守ることはできていますか?

 
 
何かを変えるためにはまず行動を変えなければなりません。
仕事で言われたことや、役割を果たすためになら行動をすることはできます。
 
 
しかし自分で決めたことをやり続ける、やり抜くというのは実は簡単そうでなかなかできません
自分との約束を守るにはどうすればよいのでしょうか?
 
 
この記事ではあなたのパフォーマンを大幅に向上させるための「自分との約束の守り方」をテーマにお伝えします。
 
 
自分で決めたことを簡単にやり続ける方法とマネジメントや営業にも応用できる方法をお伝えします。
 
 
自分を変えたいと思っている方やスキルアップを実現したい方、部下のマネジメントに課題を感じている方には必見の記事となるでしょう。
 

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どんなに約束を守る人でも簡単に破ってしまう、自分との約束を守るために使うべき脳のメカニズムとは?を見ていきましょう!
 

あなたは約束をしっかりと守ることが出来ていますか?

 
 
あなたは誰かとの約束をすっぽかしたことはありますか?
 

友人との遊びの約束
恋人とのデートの約束
お客様との商談の約束
上司との会議の約束
企画書の締め切りの約束

 
もしすっぽかし続けている人がいたら信用は全くなくなることとなり、人間関係が皆無になることでしょう。
 
 
「それでもかまわない」と思う人もいるかもしれませんが、多くの人は約束を果たしてきていることと思います。
 
 
ただし、どんなに約束を守る律儀な人でも必ず「すっぽかし」はしています。
 
 

どんな人でも破ってしまう約束が存在する!?

自分との約束
 
さて、どんなすっぽかしをしてしまうのか想像がつくでしょうか?
 
 
しっかりと約束を守る人でも自分との約束はすっぽかすことを繰り返しています。
 
 
他人との約束はしっかりと守る。
でも自分との約束は簡単にすっぽかしてしまう人がほとんどです。
 
 
なぜ人との約束は守れる人が、自分との約束をすっぽかしてしまうのでしょうか?
 
 
そもそも「自分との約束」というものはどんなものがあるのでしょうか?
 
 

あなたもすっぽかし続ける「自分との約束」とは?

 
 
あなたもこれまでに下記のような誓いを立てたことはありませんか?
 

資格取得のための勉強時間を多くとろう
健康のために会社まで歩いていくことを増やそう
ジムになるべく多く行こう
英会話のレッスンを出来るだけ受けよう
甘いものはなるべく控えるようにしよう

 
あなたも自分との約束をした経験があるのではないでしょうか?
 
 
しかし同時に「今日だけは良いか」というわけのわからない理由ですっぽかしたことはありませんか?
 
 
意識してい自分との約束を守らないのならまだしも「すっかり忘れていた」ということは無いでしょうか?
 
 
他人との約束は守れるのに、自分との約束が守れない理由はどこにあるのでしょうか?
 
 

自分との約束を守れないのは記憶の強さの違い

記憶
 
他人との約束は守れるのに、自分との約束が守れない理由は単純に言えば記憶の強さの違いです。
 
 
もし他人との約束をすっぽかせば、信用を失ってしまうリスクがセットになります。
 
 
信用を失うというのは人が生きていく上で非常に大きなリスクになります。
 
 
人は太古の時代から他社との関係性を保ち続けることで、生存競争に勝ち抜いてきました。
 
 
言葉が交わせない時代から続けられてきた生存欲求です。
 

信用を無くす⇒関係がなくなる⇒生きていけなくなる

 
するとあなたの脳は損失を回避するために、強い記憶として情報を定着させます。
 
 
だから優先的に他人との約束を守るということです。
 
 

自分との約束を守らなくてもリスクは目の前に現れないから約束を破る


 
自分との約束をすっぽかしたからと言って、直ちに何かを失うということはありません。
 
 
誰かとの関係性が切れるわけでもないので、リスクはほとんどありません。
 
 
自分が想像する「健康」「資格」「報酬」などを手に入れるのが少し先なるだけです。
 
 
しかも健康を損なったり、資格を持たないことで生じる不利などは想像の域を超えません。
 
 
あなたの脳内では実感することは無いでしょう。
 
 
しかし他人との約束を守らなければ、信用を失うことは容易に想像できるのですっぽかすことが少なくなるということです。
 
 
このリスクの差が約束を守る、すっぽかすにつながります。
 
 
自分との約束は脳が重要な情報を認識しないため、記憶が強くなりません。
 
 
だとするならば自分との約束をすっぽかさなくするには、記憶を強くするということが防ぐ方法になります。
 
 

誰でも簡単に自分との約束を守る「科学的すっぽかし防止策」

 
 
記憶を強くするためには、自分との約束を脳が好む情報に変換すると効果的です。
 
 
ではどんな情報に変換すればよいのでしょうか?
情報というのは大きく2つに分けることができます。
 
 

自分との約束を守るようになるあなたの脳が好む情報とは?

情報
 
情報を分類すると2つに分けられます
 

A 具体的な情報
B 抽象的な情報

 
さてあなたの脳は具体的な情報と抽象的な情報では、どちらの情報を好むでしょうか?
 
 
脳は具体的な情報を好みます。
 
 
一方で抽象的な情報というのは思考が必要となるので、面倒くさがりな脳は好みません。
 
 
あなたの脳は優秀ですが、かなりの怠け者でもあります。
 
 
言い換えれば自動的でラクな思考で処理できる情報を好むということです。
 
 
あなたが自分との約束をも守れないのは、抽象的な情報のままで約束をしているからすっぽかしてしまうのです。
 
 
自分との約束のすっぽかし防止策は、自分との約束を具体的な情報に変換するということです。
 
 
では、どうするか具体的に見ていきましょう。
 
 

自分との約束を守る「約束の情報変換」

自分との約束を守る
 
ちなみに具体的な情報とはどんな情報でしょうか?
 
 
「具体的情報」=「数値化された情報」です。
 
 
自分との約束で「ジムになるべく多く行こう」というのはものすごく抽象的な情報です。
 
 
上記を具体的な情報に変換すると以下のようになります。
 

「19:00まで帰ってこられた日はジムに行く」

 
たったこれだけです。
「なるべく」を「19:00の帰宅」と具体情報に変換すればよいだけです。
 
 
19:00に帰る日が少なかったらできないというなら、情報を変えればよいだけです。
 
 
またゲーム要素を入れても良いでしょう。
 

最寄駅から変える間に赤いものを3回見たらジムに行く

 
抽象的な情報を数値化することで脳への情報を変えるだけです。
 
 
具体情報に変換することで記憶に定着するため、行動に変換しないと、脳の中でで不一致が起きることとなります。
 
 
脳は不一致な状態を「危機」と捉えるため、その状態を是正するように指示を出します。
 
 
つまりジムに行くように、あなたに指示を出すようになります。
 
 
脳のメカニズムから出された指示を無視するのは、意識して拒否をするという意志のチカラが必要になるため、ジムに行った方がラクと感じます。
 
 
頑張ってジムに行く回数を増やすより、かなりラクな方法です。
 
 
脳のメカニズムを先回りすれば、行動は簡単に創られるということです。
 
 
19:00にわざと帰らなかったり、赤いものを見てみぬふりをするのであれば、もうそれはあなたの意思です。
 
 
約束をすっぽかすのではなく、意図して行っているので解消しようがありません。
 
 
そもそも約束が成立していなかったということですね(笑)
 
 

まとめ

 
 
人との約束は守れる人が、自分との約束は破ってしまうメカニズムに触れてきました。
 
 
また、非常に簡単な方法で自分との約束を守ることができることもわかりましたね。
 
 
脳のメカニズムを先回りするだけで簡単に、実行できるということです。
 
 
今日の記事は自分との約束の話ですが、営業やマネジメントといったビジネスの世界でもそのまま活用できるものです。
 
 
自分との約束を守る方法で、人にも約束を守らせることができればビジネスの成功が手に入ります。
 
 
最後に脳のメカニズムを先回りして、飛躍的に売上を伸ばす営業スキルを手に入れる方法をご紹介します。
 
 

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齋藤 英人
齋藤 英人
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