何もせずぼーっとする1日はどれだけ幸せか?「ある実験に参加した人の答えは…」

2022.06.04

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

あなたは何もしない1日はどれだけ幸せだと思いますか?

 

 

今日は
「何もしなくて良い1日は快感か?」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①せめて1日くらいは、ぼーっとしてみたくはないですか?

②「何もない時間がどれだけ魅力か?」を明らかにした科学的実験があった

③今ある仕事の刺激を大切にした方が良さそう

 

 

■せめて1日くらいは、ぼーっとしてみたくはないですか?

 

 

コロナ禍によって生活様式が変わり
「今まで以上に時間が出来た」
という人もいると思います。

 

 

通勤時間が無くなる

付き合いの会食が無くなる

出張が少なくなる

 

 

これまで費やしていた時間が変化し
「自分の時間」
というものが作れているかもしれません。

 

 

とはいうものの、まだまだ忙しい毎日ではないでしょうか?

プライベートの時間が増えれば、それはそれでやることもあるでしょう。

 

 

せめて
「1日くらい何もせずぼーっとしていたい」
と思うことはないでしょうか?

 

 

さて、何もしない1日があったとして
「どれだけ快感か?」
という点を見てみましょう。

 

 

■「何もない時間がどれだけ魅力か?」を明らかにした科学的実験があった

 

 

何もない時間はどれだけ魅力でしょうか?

 

 

ヴァージニア大学の
「ウィルソン博士」
がある実験で明らかにしてくれました。

 

 

博士は
「605人のボランティア」
に集まってもらい、実験に協力してもらいました。

 

 

実験参加者に
「何もない真っ白な小部屋」
に入ってもらい6分~15分過ごしてもらいます。

 

 

もちろん本、筆記用具、スマートフォンなどは持ち込めません。

部屋の中には時計もなく、ただのんびり過ごしてもらいます。

 

 

何もせずゆっくりできるというのは、さぞかし気持ちよかったと思います。

 

 

しかし実験参加者の回答は
「苦痛だった」
というものが多数を占めました。

 

 

何もない部屋にいると
「考えるという行為そのものに集中できない」
という状態だったようです。

 

 

普段の生活では
「集中力を削ぐもの」
に囲まれた抗うのが大変です。

 

 

しかし妨げるものが無いというのも
「集中するのが難しい」
となるようです。

 

 

さらに博士は実験を続けました。

 

 

「刺激があるのとないのではどちらが苦痛か?」
を調べる実験です。

 

 

博士は部屋の中に
「電気ショック装置」
を用意しました。

 

 

用意した装置はボタンを押すと電気がビリビリと流れる装置です。

TVのバラエティ番組で見たようなものでしょうか。

 

 

A 退屈の不快感

B 電気ショックの不快感

 

 

どちらが不快かを比べようという試みです。

 

 

ちなみに用意した電気ショックの刺激はどんなものでしょうか?

大したビリビリでなければ、意味がなさそうです。

 

 

実は実験の参加前に
「電気ショック装置を試してもらう」
事を行っています。

 

 

すると、参加者全員が
「不快な刺激である」
と答えたそうです。

 

 

そしてその中の76%の人は
「もう2度と受けたくない、受けるくらいならお金を払ったほうがマシ」
という選択をしています。

 

 

想像すると、相当に強い刺激のようです。

バラエティ番組の比ではなさそうですね…。

 

 

さて実験の結果はどうなったでしょうか?

 

 

15分間何もない部屋に滞在してもらいました。

 

 

すると34%の人が
「自ら電気ショックのボタンを押す」
という選択をしました。

 

 

男性の方がボタンを押す傾向が強いという結果になりました。

 

 

■今ある仕事の刺激を大切にした方が良さそう

 

 

ウィルソン博士の実験で分かったことは
「人は退屈に耐えられない」
ということです。

 

 

たった15分でも何も刺激がない世界では
「電気ショックを受けるほうがマシ」
という判断をします。

 

 

脳の基本的な仕様と言えるでしょう。

 

 

多くの発明家や芸術家は
「部屋にこもらず散歩をする」
というエピソードにあふれています。

 

 

記憶術の多くも
「散歩をしたり、カフェで勉強する」
ことを勧めています。

 

 

一生懸命働いていた人が定年なってすることが無いと
「痴呆症になってしまう」
というのも根本は同じなのかもしれません。

 

 

ウサギは寂しいと死んでしまうという謂われがあります。

 

 

人は寂しさではなく
「退屈」
に置き換えられるのかもしれませんね。

 

 

やはり現役世代は
「今ある仕事の刺激を大切にする」
ことが重要のようです。

 

 

そして仕事で成功を得るために
「スキルアップを続ける」
ことが大切ということです。

 

 

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今日は「何もしなくて良い1日は快感か?」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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