本日の記事の見出し
最強の矛と最強の盾はには結論が!?「〇〇が強い」
今日は
「ビジネス寓話シリーズ」
をお送りいたします。
有名な「矛盾」です。
どんな教訓があるのでしょうか?
■最強の矛と盾は実際どちらが強いのか?
「矛盾」という言葉は「韓非子」の故事からきた言葉です。
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昔、中国の楚の国で
「矛と盾」
を売っていた者がいました。
「この矛はどんな硬い盾をも突き通すことができる!」
「この盾はどんな矛でも突き通すことができない!」
旅人に
「それではお前の矛でお前の盾を突けばどうなるか」
と尋ねられて商人は答えることができませんでした。
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有名なお話ですね。
では実際に最強の矛と最強の盾ではどちらが強いのでしょうか?
残念ながら試すことができないので、謎のままです。
■サッカーで最強の攻撃と最強の守備どちらが強いか?
縦と矛ではなく
「サッカーのような攻守が分かれるスポーツ」
であれば比べることができるかもしれません。
最強の攻撃を売りとしたチーム
最強の守備を売りとしたチーム
大きな大会の決勝戦で上記の2チーム試合があればとても興味深いですね。
果たしてどちらが勝つのか…。
マンガやアニメであれば
「強烈な攻撃能力を持った主人公」
が相手の強固な守備を打ち崩すことで試合が決まることでしょう。
ということは、攻撃側が強いということでしょうか?
■実は動物の世界では、明確に結論が出ている
「攻撃と守備どちらが強いか?」
矛盾のテーマは動物界では結論が出ています。
私たちを取り巻くあらゆる場面でも同じ結果になります。
結論は以下の通りです。
『あらゆる動物は得をするより損を防ぐことに熱心である』
なわばりを持つ動物の場合
「ほとんど防御側が勝つ」
という結果になります。
生物の法則上
「守る方が強い」
ということです。
なわばりを侵そうと侵入者が現れた場合、ほぼ間違いなく縄張り主の勝利となります。
それもほとんどが
「数秒以内」
で片が付くと言われています。
圧倒的に守る側が強いということです。
では私たち人間ではどうでしょうか?
特にビジネスではどうなるのでしょうか?
■ビジネスでも守備側が勝つことがほとんど
ビジネスにおいても、ほとんどの攻撃が失敗に終わることでしょう。
ビジネスの勝ち負けというのは
「競合とのシェア争い」
だけではありません。
組織改革
働き方改革
営業改革
上記のような組織における
「〇〇改革」
というのもある意味戦いです。
しかし○○改革のほとんどが
「失敗」
で終わっています。
失敗で終わる顛末は、先ほどの法則で説明ができます。
そもそも、失敗することは初めからわかっていることです。
「改革」
というのは大多数において、改善することで大勢の勝ち組を作ります。
しかし一方で
「一部に負け組」
を生むこととなります。
改革で不利益を被る一部の人が
「政治的な影響力」
を持っている場合、強い決意のもと積極的に影響力を行使するでしょう。
そして
「不利益を被る人たちにも好都合な改革」
となり、元々の計画より費用対効果が低いという結果を導きます。
今を守ろうとする強い力に配慮しすぎて
「効果の薄い改革」
に終わるということです。
改革の実行では、必ずと言っていいほど現在の利権を保護する
「既得権条項」
が盛り込まれていることでしょう。
給料カットは新卒から対象とする
従業員削減は解雇ではなく自然減を選ぶ
現状の変更を
「最小限に留めてしまう」
というのは人の持つ強い保守傾向から来るものです。
■あなたの営業でも同じ法則が発動している
あなたが営業であれば
「なんでこんなに良い提案を採用しないのだろう?」
と感じたことが少なくないと思います。
導入も簡単だ!
成果が保証されている!
コストもかからない!
効果も高くリスクもない
「素晴らしい提案でも受け入れられない」
なんてことは、たくさんあります。
理由は先ほどの法則が発動しているからです。
あなたの提案がお客様に契約をしてもらうには
「決済プロセス」
を通過する必要があります。
決済には
「2つのプロセス」
があると理解しておくほうが良いでしょう。
1つは稟議書が回りハンコが押されるプロセス。
通常の決済プロセスでどの企業でも同じようなものです。
もう1つは企業特有の決済プロセスです。
もう1つのプロセスは先の改革で触れたように
「政治的影響力」「既得権益者」
の決済通過プロセスです。
改革派はあなたの提案を強く後押ししてくれます。
しかし必ず一部で反対があります。
理由は先ほどの法則です。
反対する人は
「わずかな変化」
ですら嫌がります。
そのために素晴らしい提案でも、受け入れることに抵抗する訳です。
しかし反対派も深く考えてやっているわけではありません。
ほぼ無意識に
「反射的に反対意見を言う」
となっているので、どうしようもないかもしれませんね。
先に進めるには、1つ技術を使う必要があります。
反対勢力に
「損失がないことを確信させる」
ことが必要です。
そして
「見たものがすべて」
という強い本能の反応を活用する技術を使います。
反対派にも
「実際に見てもらったり触ってもらったりする」
機会を創り出しましょう。
あなたの矛が
「最強の盾を貫く」
ことができるようになります。
つまりあなたの提案が、前に進むということです。
自分の提案を受け入れてくれる
「居心地の良い担当部門」
とだけ話を進めていては、案件は決まりません。
反対派は考えて出した結論ではなく
「反射的に出した脳のメカニズムによる答え」
ということを覚えておくと良いでしょう。
それを覆すには
「営業も脳のメカニズムに触れる」
ことが大切です。
私の提唱する
「行動創造理論」
は脳のメカニズムを先回りする技術をまとめることに成功しました。
営業研修やセールストレーニングで
「場面に応じた最適な営業技術」
を用いることができるようになります。
誰でも身につけられるプログラムなので、これまで8,816人の営業が
「一流営業となり売上を飛躍的に上げる」
という成果を残しています。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
-
脳科学
-
心理学
-
行動経済学
上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
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営業研修
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マネジメント研修
-
能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。
成約率が50%向上した
新規案件数が10倍に増えた
たった1か月で売上が4.6倍になった
上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。
今日はビジネス寓話シリーズ「矛盾」をお送りいたしました。