問題解決をするときにほとんどの人が行っている分析は逆効果だった!?一番効果的な方法はなんと「〇〇」すること

2025.10.03

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

齋藤 英人
齋藤 英人
行動創造理論の開発者齋藤です。
 日々トップセールスを創出する活動をしています

 
あなたは仕事で問題に直面したときに何から手をつけますか?
おそらくそのアプローチは間違っており、自身を忙しくさせるだけでしょう?
 
 
問題解決を考える時、ほとんどの人が無意識のうちに間違った方法を選択している事実はご存知でしょうか?
 
 
間違った方法をとることであなたの脳は麻痺をし、問題解決の罠に陥ることとなるでしょう。
 
 
特に上司や経営層から指示を受けるミドルマネジメントを行っている方には必見の記事となるでしょう。
 

この記事はこんな風に思っている方へおすすめ!

・営業目標が達成できない
・今すぐ問題を解決する方法を知りたい
・効率よく仕事を行いたい

 
問題解決をするときにほとんどの人が行っている分析は逆効果だった!?一番効果的な方法はなんと「〇〇」することを見ていきましょう!
 
 

仕事で問題に直面したときにあなたはどのように対処していますか?

 
 
あなたは仕事で問題に直面したときにどのような対処をするでしょうか?
 
 
恐らく自分の脳を一生懸命働かせて問題解決に向けた思考を始めることでしょう。
 
 
思考や分析が好きな人もいるかもしれません。
逆に嫌いな人は直感に頼って行動をするかもしれません。
 
 
ただあなたが管理職であれば、上司や経営陣から分析を求められることでしょう。
 
 
しかし分析を始めようとした瞬間に、あなたの脳は必ず空回りを始めることはご存知でしょうか?
 
 

問題解決をするときになぜ脳が空回りをしてしまうのか?


 
分析を始めようとした瞬間に脳が空回りをします。
 
 
「分析の罠」とでも呼びましょうか?
当然空回りをした状況では良い分析などできません。
 
 
脳が空回りする理由は単純です。
 
 
その理由は想像つきますか?
 
 

多くの人が行っているミス、分析対象の分け方を間違える


 
脳が空回りをする理由は分析の対象を「問題」と「責任」にフォーカスを当てているからです。
 
 
そもそも人の脳は犯人捜しが大好物な器官です。
 
 
犯人を自分以外に向けることで、自分のポジションを確保するという思考を無意識に行います。
 
 
これは生存本能から導かれる、自動的に行われる反応です。
誰もが無意識のうちに行っています。
 
 
ただ、犯人探しをしているうちは問題の解決など到底できません。
 
 
問題の解決をするには無意識の犯人探しから離れる必要があります。
 
 
分析の罠から逃れる必要があるということです。
 
 
では、空回りをする思考から離れるには、どうしたらよいでしょうか?
 
 
あなただったらどう行いますか?
 
 

あるカウンセラーが行った素行不良の学生を短期間で救った手法

 
 
あるカウンセラーが行った方法が、あなたの問題解決の役に立つことでしょう。
 
 
とある学校で「学校なんて最悪だ!」と中学3年生の男の子が言いました。
 
 
遅刻の常習犯
宿題はしない
授業をぶち壊す
廊下では他の生徒を大声で脅す
 
 
この生徒の毎日の行動です。
そのため校長室にもほぼ毎日呼び出されました。
 
 
原因は彼の家庭環境にもあり、決して良いとは言えないモノでした。
 
 
児童施設と里親の家を何度も行き来する生活でした。
 
 
周りの大人たちも同情する余地はあると考えていました。
そこでカウンセラーが向き合うこととなります。
 
 

カウンセラーが行った解決方法は想像だにしない方法だった!?


 
カウンセラーが素行不良を解決するために向き合いました。
 
 
ただ、少年と話ができるのは週に1時間~2時間程度と限られていました。
 
 
なぜ学校が最悪なのか?
家庭環境が問題なのか?
幼少時代の経験から来るトラウマがあるのか?
 
 
彼の過去の経験や境遇が「学校なんて最悪だ」という言葉に繋げてしまったののでしょうか?
 
 
わずかな時間しか与えられていないカウンセラーは、どう向き合ったのでしょうか?
 
 
一つ一つ彼の言葉に耳を傾けたのでしょうか?
カウンセラーが彼に耳を傾けることはしませんでした。
 
 
なんとカウンセラーは少年の言葉を無視したのです。
 
 

言葉を無視したカウンセラーは何をしたのか?


 
 
このカウンセラーと話を始めてから、少年は校長室に呼び出される回数が多くく減りました。
 
 
なんと80%も減少したのです。
 
 
社会福祉機関が運営する、問題児向けの学校に送らずに済むようになりました。
 
 
ただ、模範生になったというわけではありません。
しかしそれでも劇的に改善をしました。
 
 
なぜここまで改善したのでしょうか?
 
 
3か月ほど時計の針を戻してみましょう。
 
 
カウンセラーは無視をするという、従来とは異なるアプローチを行いました。
 
 
一般的な診療療法は「問題の根源は?」「幼少期に問題があるのか?」と掘り下げていきます。
 
 
患者の心を掘りかえし、現在の行動を説明できる事実を見つける方法です。
 
 
しかしこのカウンセラーは現在の行動を説明するカギは一切掘り起こそうとしませんでした。
 
 
カウンセラーが取った方法は「解決志向療法」と呼ばれるアプローチです。
 
 

「解決志向療法」と呼ばれるアプローチとは?


 
解決志向療法では問題の原因となるカギは探しません。
幼少期にも着目しません。
 
 
フォーカスするのは目の前の問題への解決策だけです。
 
 
例えばゴルフのスイングの改善に置き換えてみるとわかりやすいかもしれません。
 
 
ゴルフのボールをまっすぐ飛ばすにはどうしたらよいでしょうか?
 
 
要因の1つはもしかしたらグリップの握りの強さだったりします。
 
 
しかしレッスンプロに高い報酬を支払い「グリップをもう少し軽く握りましょう」これだけの指導だけだったらどう思いますか?
 
 
物足りないと思いませんか??
 
 
しかし実際にスイングをすると、ボールはまっすぐ飛ぶはずです。
 
 
実は問題解決の行動というのは非常にシンプルなものだったりします。
 
 
しかし人はあえて複雑にしようとします。
しかも無意識のうちに…。
 
 

問題を目の前にしたときに無意識のうちに陥っている「分析麻痺」

 
 
あなたもビジネスの問題を分析するとき、問題の根源に着目し始めることが多いはずです。
 
 
顧客管理システムがないから…
経営者が場当たり的に判断するから…
一人当たりの業務量が多いから…
競合と比べて商品力が劣っているから
広告宣伝が足らないから
 
 
様々の問題の要因を見つけることに関しては、あなたの脳は天才的な働きをすることでしょう。
 
 
先ほども触れたように、脳は犯人探しが大得意です。
 
 
あなたは要因を探して問題を見つけたことで「十分な分析をした」と麻痺に陥ります。
 
 
問題と原因の因果関係をもっともらしく創り上げることで、有能な分析を行ったとまで、あなたは思うことでしょう。
 
 

問題の分析をするだけでは何も解決をしないことを知ったほうが良い


 
しかし問題の分析をしただけで何か解決するでしょうか?
 
 
そもそも本当にすべてのメンバーが上手くいっていないでしょうか?
同じ環境でも上手くいった例は必ずあるはずです。
 
 
もしうまくいった例がなければ、その会社は存続していないことになっているはずです。
 
 
あなたが自分の脳に伝えることは問題の分析ではありません。
 
 
「どこに向かうのか」
「どう行動をするのか」
 
 
 
 
あなた自身の脳に強く意識をして道案内をしてあげなければ、すぐに分析麻痺を起こしてしまいます。
 
 
シンプルな行動を示すことだけが、問題解決に光を照らす唯一の希望になるでしょう。
 
 
脳のメカニズムを理解した私から見れば、多くの人の問題解決のアプローチは、自らで問題を難しくして、放棄をしているとしか思えません。
 
 
「忙しくて時間が無い」
「問題が複雑すぎてどこから、手を付けてよいかわからない」
「やったも無駄だ」
 
 
自ら複雑化し、消耗をしているだけです。
 
 
またタチが悪いことに。高額な報酬を払ったコンサルタントですら同じアプローチをすることもあります。
 
 
まともなコンサルタントが最初に示すのは「報告書の最終形態」です。
 
 
そうではないコンサルタントはすぐに契約を解除したほうが良いでしょう。
 
 
問題の解決は停滞し続け、高額な報酬を払い続けることとなるでしょう。
 
 
ビジネスを前進させる最も有効な方法は、行動科学を取り入れることです。
 
 
驚くほど簡単に今までの課題が解決することが出来ます。
 
 

まとめ

 
 
仕事で問題に直面したときにどのような対応を取るべきかに触れてきました。
 
 
多くの人が行ってる問題の分析は、思考の麻痺を引き起こし停滞させるだけということがわかりました。
 
 
最適な解決方法はとあるカウンセラーが示してくれましたね。
 
 
脳のメカニズムから考えたら当たり前の話です。
 
 
問題に直面したときには、今のアプローチを意識的に無視をすることをお勧めします。
 
 
最後に脳のメカニズムを活用した営業の課題を解決する方法触れておきましょう。
 
 
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齋藤 英人
齋藤 英人
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