えっ!どうして??「業績が悪い人にこそボーナスをあげるべき!?」

2020.09.23

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

あなたも知らない、本当にボーナスをあげるべき人とは?

 

 

今日は
「ボーナスをあげる人」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①「報酬とモチベーション」本当の関係とは

②ホテルのコールセンターの実験で分かった事実

③報酬の与え方1つで幸せは創ることができる

 

 

■「報酬とモチベーション」本当の関係とは

 

 

サラリーマン・会社員にとって
「ボーナス」
をもらえるのは非常にうれしいですね。

 

 

 

先日
「報酬が人の行動を消す」
という記事を書きました。

 

 

「報酬が時に人のやる気を削ぐ」
と結論付けました、

 

 

 

その報酬とモチベーションにもう少し触れてみましょう。

 

 

ある
「ホテルチェーンのコールセンター」
で行った実験があります。

 

 

報酬と仕事っぷりが顕著にわかりました。

 

 

■ホテルのコールセンターの実験で分かった事実

 

 

コールセンタースタッフの仕事は主に2つです。

 

 

お客様にサービスの案内をする

部屋のグレードアップを提案する

 

 

比較的
「成果の評価しやすい仕事」
と言えるでしょう。

 

 

実験チームは2つのデータを手にしました。

 


1スタッフの仕事ぶりの評価

2ボーナスに関するデータ

 

 

 

2つのデータからは分かることは
「ボーナスをもらうのはいつも同じ顔ぶれ」
ということでした。

 

 

 

あなたはボーナスが同じ顔触れという事実から
「どんな仮説」
を導き出すことができるでしょうか?

 

 

あなたは
「どんな人がボーナスを受け取っている」
と考えますか?

 

 

優秀で要領がいいから

都合の良い電話ばかりを受かるようにしている

お金が欲しいから他の人より頑張っている

 

 

「お金のための行動をしている」
と仮説が立てられるかもしれません。

 

 

コールセンターの実験には続きがあります。

 

 

今後スタッフのボーナスは
「研究チームが決めます」
伝えてもらいました。

 

 

研究チームは
「ボーナスをあげる人を適当に選定」
をしました。

 

 

成績とは全く関係ありません。

 

 

外部の人間が適当に選定したら、みんなやる気が無くなってしまいそうです。

 

 

しかし適当に選定すると
「驚きの結果」
がでました。

 

 

「優秀でないスタッフのパフォーマンスが上がる」
という結果が出ました。

 

 

少し立場を変えてみると、何が起きたかよくわかります。

 

 

もし一流の歌手だったら
「報酬が低いからわざと下手に歌う」
ことはしないと思います。

 

 

真面目で優秀な人は
「どんな状況でも立ち居振る舞いは変わらない」
ということです。

 

 

報酬があろうとなかろうと
「お客様のために正しい行動」
を取り続けます。

 

 

わざと変な仕事をするほうが大変でしょう。

 

 

報酬目的で仕事をしている人は
「パッと見で優秀でも自分のために仕事をしている人」
です。

 

業績が高くない人ほど
「ボーナスの効果が大きい」
ということがわかりました。

 

 

■報酬の与え方1つで幸せは創ることができる

 

 

経費の中で多くを占めるのが
「人件費」
です。

 

 

しかし多くの経営者や管理者は
「報酬」
についてよくわかろうとはしていません。

 

 

これは
「実地で試験がしにくい」
という要因も上げられます。

 

 

「実際の報酬で試してみよう」
というのが難しいですね

 

 

しかし報酬1つで
「会社からお金が無駄に流れていく」
「従業員の幸せも奪う」
ことにもなりかねません。

 

 

逆に言えば
「支払い方法」
によって幸せにすることもできます。

 

 

「企業も従業員も幸せになれる方法」
を見つけることが大切です。

 

 

大原則として
「報酬とモチベーションは関係ない」
ということです。

 

 

人の脳が好きなのは
「お金」
ではなさそうです。

 

 

報酬(お金)は
「自分の予測を超えた評価」
についてきた結果でしかありません。

 

 

間違えて使うと
「従業員の一人ひとりの脳が行動を止める」
としかねないので気を付けましょう。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する「行動創造理論」は
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

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に体系的に落とし込んだ唯一の理論です。

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売上に繋がる営業研修を実施したい」
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と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

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「人の行動を継続的に変化させる仕組み」
を本能の行動メカニズムに合わせてあげればよいだけです。

 

 

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今日は「ボーナスをあげるべき人」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
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