物事を進めるうえで失敗する人はどっち?「スタート重視 or 修正重視」

2023.04.17

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

重要なのはスタート?それとも軌道修正?

 

 

今日は
「修正が難しい理由」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①物事を成功させるにはどちらが重要だと思いますか?

②誰もが計画修正を簡単に否定するには理由あった

③物事を成功させるために「計画シート」に入れるべき2つのもの

 

 

■物事を成功させるにはどちらが重要だと思いますか?

 

 

1つご質問です。

物事を成功させるにはどちらが重要でしょうか?

 

 

A スタート

B 修正

 

 

「何事もスタートが肝心」
と言われるように、初めは肝心です。

 

 

最大の理由は
「いくら考えていてもスタートしなければ何も始まらないから」
です。

 

 

言ってしまえば
「物事にすらならない」
からです。

 

 

なのでより重要なのはスタートではなく
「修正」
のほうです。

 

 

例えば結婚生活を始めたとします。

これはスタートにあたります。

 

 

しかしパートナーとの共同生活を進めていく上で重要なのは
「修正を繰り返す」
というとことです。

 

 

非の打ちどころのないカップルが
「結婚をした」
ときは誰もがうらやむものかもしれません。

 

 

しかし数年後
「離婚をした」
と聞いてもほとんどの人は驚きません。

 

 

誰もが無意識のうちに
「条件などのスタートを重視しただけ」
で修正hができなかっただけだ気づいているからです。

 

 

■誰もが計画修正を簡単に否定するには理由あった

 

 

そもそも修正が重要なことは
「DNAの免疫システム」
に組み込まれています。

 

 

細胞分裂をする際には
「エラー」
が頻繁に起こっています。

 

 

そのためどの細胞にも
「修復するための分子」
が内包されています。

 

 

そもそも遺伝子レベルで修正を行っているのです。

 

 

DNAの修正機能がなければ、ウイルスの侵入などで、たちまち死んでしまうことでしょう。

私たち人間は修正を繰り返して生きながらえてきた種族です。

 

 

しかしあなたも
「修正や見直しに抵抗がある」
と感じているのではないでしょうか?

 

 

抵抗を感じる理由は
「否定」
だからです。

 

 

計画を修正するということは
「計画が間違っていたことを認めなけれなならない」
ということです。

 

 

人の脳は自身の決定に対して
「否定されることを嫌う」
という性質があります。

 

 

太古の時代の
「選択が間違っていたことが直接死につながる」
という記憶が遺伝子に残っているからです。

 

 

だから人はミスを素直に認められないのです。

 

 

ただ思い出してみてください。

これまでの人生経験の中で計画通りに行ったことはどれだけありますか?

 

 

もし存在していたとすれば
「運が良かった」
だけです。

 

 

■物事を成功させるために「計画シート」に入れるべき2つのもの

 

 

物事を成功させるにはスタートより修正が大切

人は計画を修正するのを無意識に拒否する

この2つがあることがわかりました。

 

 

ではどのように
「修正技術」
を高めていけばよいのでしょうか?

 

 

まず初めに重要なのが
「スタート直後の修正」
となります。

 

 

まず大前提として
「計画はうまくいくと思っている」
ということがスタートです。

 

 

最初から確実に失敗するであろうという計画は実行されません。

そのため、最初の軌道修正は無視をされがちです。

 

 

ただし最初に修正を行うのは非常に簡単です。

大きな変化と結果が出ていないので、些細な修正で対応できます。

しかし時間が経つと、後戻りができなくなります。

 

 

その計画に
「時間とお金」
をたくさん投資していたらなおさらです。

 

 

上手くいかないことを確信していたとしても
「これまでの投資が無駄になる」
ことを恐れて、失敗の未来に目をつぶることになります。

 

 

計画と実行においては
「うまくいかせるには?」
と常に考えることでしょう。

 

 

しかし計画実行の初期段階では
「うまくいかない可能性があるとしたら?」
という視点で見ることが重要です。

 

 

計画に必要なのは
「上方修正」と「下方修正」
の2つの幅です。

 

 

上手くいきすぎる可能性があるとしたら?

上手くいかない可能性があるとしたら?

 

 

2つの項目を
「計画シート」
に事前に入れておくことで、修正が可能になります。

 

 

もちろん進捗確認の際にも、上記2つの項目を入れておくことです。

細かい習性を続けることが、物事を成功に導く方法です。

 

 

身体のメカニズムで必要なことを
「脳のメカニズムでは否定をする」
という矛盾を解決することが、成功の道筋となります。

 

 

このようなアプローチも
「行動創造理論🄬」
の1つです。

 

 

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今日は「人が嘘をついてしまうとき」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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