現場で起きている間違い。これが戦いであったら・・・

2017.09.17

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「ビジネスと戦争」

というテーマに触れてみます。

 

 

よくビジネスは

「戦争」

「戦闘」

に例えられることがあります。

 

 

それもそのはずです。

 

「ビジネス用語」

そのものが

「軍事用語」

だからです。

 

 

例えば

「戦略・戦術」

といった言葉はそのままですね。

 

「ターゲティング」

というのも軍事用語です。

 

「キャンペーン」

も軍事行動を表すものです。

 

「営業部隊」

と呼ぶのも戦争をイメージさせますね。

 

 

 

戦争とビジネスで違うのは、営業行動で失敗しても

「受注が取れない」

というだけで取り返しがつきます。

 

 

 

ただこれが戦争だったら・・・

 

 

 

とそこまで考える必要はないかもしれませんが、

 

 

「当てはめてみるとかなりおかしな行動」

をしていることに気付きます。

 

 

 

営業現場でよく見受けられる光景です。

 

 

営業が

「行きたい顧客を独自に選んでいる」

「自分の判断だけで価格を決めいている」

「独自に販促施策を行っている」

 

 

上記のように組織的に動いておらず

「個人の判断に任されて行動している」

ということを営業の現場で見ることがあります。

 

 

 

ではこれが戦争だったらどんな様子でしょうか?

 

 

自分が思いついた敵に勝手に突撃する

自分がいいと思った武器で勝手に戦っている

自分がいいと思った作戦を勝手に実行する

 

 

これで戦いに勝てたら不思議だと思いませんか?

 

 

ただ

「企業活動において」

このような状況はよく見られることです。

 

皆さんの組織ではどうでしょうか?

 

少し視点を変えてみると

「修正が必要」

ということに気付けるかもしれません。

 

 

 

「ビジネス用語」=「軍事用語」

ですが

 

「顧客は攻めるものでも、攻略するものではない」

と私は考えたいですね。

 

「課題やニーズに一緒に向き合う関係」

ということが今は求められることではないでしょうか?

 

「一緒に考えて、共感して、行動する」

という姿勢でありたいですね。

 

 

今日は

「ビジネスと戦争」

というテーマに触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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