新事実発見!本当に年齢が仕事のパフォーマンスに影響を与えているのか!?

2021.10.25

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

本当に年配者はパフォーマンスが限定的なのか!?
という疑問を行動科学で解説します

 

 

今日は
「年齢と仕事」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①日本の労働市場の大きな課題「労働人口の低下」

②高齢者は仕事のパフォーマンスが落ちてしまう

③本当に年配者は低パフォーマンスなのか??

 

 

■日本の労働市場の大きな課題「労働人口の低下」

 

 

日本市場の課題として
「労働人口の低下」
が上げられています。

 

 

「少子「超」高齢化」
となり労働人口が大幅に減る。

 

 

このことは新入社員でも認識をしています。

 

 

この状況から
「高齢者の就業促進」
が企業の課題となっています。

 

 

しかし
「簡単ではない」
という現実に触れておきます。

 

 

■高齢者は仕事のパフォーマンスが落ちてしまう

 

 

心理学や行動科学で
「主流となっている見解」
があります。

 

 

「知識創造性は年齢とともに低下する」

「変化しないし、向上しない」

 

 

スウェーデンで行われた
「150人を対象とした研究」
があります。

 

 

A 言語に関するテスト

B 算数やパズルのテスト

 

 

上記2つのテストを行いました。

 

 

問題の中には
「創造性を測定する質問」
も用意されました。

 

 

最終的に回答を
「3つのカテゴリ」
に分けて採点します。

 

 

1 回答数の多さ

2 回答結果の多様さ・柔軟さ

3 回答結果の独自性

 

 

そして参加者の150人を
「年齢で3つのカテゴリ」
に分けました。

 

 

a 若手層(25歳~35歳)

b 中堅層(45歳~55歳)

c ベテラン層(65歳~75歳)

 

 

上記3つに分けて違いを比較しました。

では、結果はどうなったでしょうか…。

 

 

大きな差が生まれたのは
「若手層と中間層の間」
です。

 

 

実は
「中間層とベテラン層の間」
はそれほどの差はありませんでした。

 

 

情報処理の速さ

マルチタスク能力

多様な解決へのチャレンジ

 

 

この3点は
「年齢と共に低下する」
という関連性と見解が見つかりました。

 

 

また年配者は別の傾向も見つかりました。

 

 

現状の維持

損失の最小化

 

 

これらに
「最も強い関心を持つ」
ということがわかりました。

 

 

 

2つの影響から、結果的に変化できず
「職務パフォーマンスに影響が出る」
というです。

 

 

■本当に年配者は低パフォーマンスなのか??

 

 

では本当に
「年配者はパフォーマンスを発揮できない」
ということでしょうか?

 

 

決して、そんなことはありません。

 

 

年配者には若手にはない
「蓄積された経験」
という武器があります。

 

 

自身の経験を
「知識、技能に転換する」
ことは可能です。

 

 

正しく転換することで
「認知的、身体的の処理能力の低下」
を補うことができます。

 

 

そして若手層にはない
「はるかに上回る強み」
として機能させることも十分です。

 

 

生活様式やビジネス様式が変わりました。

 

 

この時代に求められるのは
「生産性の向上」
です。

 

 

そのためには
「低人件費の活用」
が大きなテーマになってきます。

 

 

今のところ
「年配者は低人件費で活用できる」
という状況にあります。

 

 

実は企業にとっては
「大きなチャンス」
になります。

 

 

最適な業務を分担することができれば
「経験により優れた能力を発揮するチカラ」
を安価で手に入れることができます。

 

 

そのために必要なのは
「業務の切り出し」
となります。

 

 

業務を切り出すために
「メンバーそれぞれの行動をマネジメント」
を行うことが不可欠です。

 

 

あなたの組織では
「行動マネジメント」
はできているでしょうか?

 

 

行動マネジメントは世界でも
「先進的なマネジメント」
として多くの企業に採用をされている手法です。

 

 

日本の組織に必要なのは
「能力開発と同時にマネジメント改革」
が必要です。

 

 

私も営業研修の商談の中で
「マネジメント研修」
を同時に進める話をさせていただくことが増えています。

 

 

トレンドワードの中に
「営業DX」
という言葉があります。

 

 

しかし多くの組織は
「システム(手段)」
のみフォーカスをして失敗をしていくでしょう。

 

 

人の行動メカニズムから考えたとき
「着手する最適な順番」
が明確に存在します。

 

 

私の提唱する行動創造理論では
「営業力強化だけでなく、組織変革にも大きな力を発揮する」
事が可能です。

 

 

よく
「商談するだけでもお金を払ってもよい」
と言われます。

 

 

商談をするだけで
「コンサルティング効果」
があるようです。

 

 

実際にお金をいただくわけではありませんので
「一度お話だけでも」
という方はご連絡をお待ち申し上げます。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。

 


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 認知心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

成約率が50%向上した

新規案件数が10倍に増えた

たった1か月で売上が4.6倍になった

 

 

上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。

 

 

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今日は「年齢と仕事」というテーマを科学的視点で見てみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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