ダメな営業はやっている…新たな取り組みを始めるときの「〇と×」

2021.11.16

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

新規プロジェクトを始める時「絶対にやってはいけない事」

 

今日は
「プロジェクトの考え方」
について触れてみます。

 

 

<index>

①新たなプロジェクトを考えるときしてはいけないこと

②プロジェクトに取り掛かるときに最初に考えるのは…

③ビジネスになると、あなたが思考を停止してしまう理由

 

 

■新たなプロジェクトを考えるときしてはいけないこと

 

 

市場の動きが早いので
「新たなプロジェクト」
が組織の中で生みだそうとしている頻度も増えているのではないでしょうか?

 

 

例えばあなたが
「あるプロジェクトのリーダー」
に任命されたとします。

 

 

では、あなたが与えられるものは何でしょうか?

 

 

プロジェクトの目的

プロジェクトの期間

プロジェクトに使える予算

 

 

まずは基本情報が与えられることでしょう。

 

 

さてリーダーであるあなたは、基本情報を基に何を考えなければならないでしょうか?

では質問形式で見ていきます。

 

 

A 明日からのアクションを考える。

 

〇でしょうか?

×でしょうか?

 

 

正解は×です。

 

 

では、あなたが考えるべきことはなんでしょうか…

 

 

■プロジェクトに取り掛かるときに最初に考えるのは…

 

 

プロジェクトマネージメントにおいて
「スタートで考えるべき事項」
はこちらです。

 


「プロジェクトの最終報告の形」

 

 

「まだ始まってもいないのに最終報告?」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

最終報告とは
「ゴール」
となります。

 

 

まずゴールを考えることが
「仮説の立案」
となります。

 

 

ビジネスにおいては
「重要であり大切」
と言われていることです。

 

 

「仮説立案」
と聞くと難しく思うかもしれませんが、難しいことではありません。

 

 

実は日ごろから、誰もがやっていることです。

 

 

■旅行の計画を立てるのとまったく同じプロセスでよい。

 

 

例えば週末に旅行に行くとします。

 

 

目的地を
「富士山」
とします。

 

 

今、頭の中で
「土曜日のお昼に富士山に到着している」
というのは容易に想像できるはずです。

 

 

まだ出発をしていないにも関わらずです。

 

 

では、あなたは出発前には何を考えるでしょうか?

 

 

持物は何が必要か?

車で行くならガソリンは大丈夫か?

お金ははどれくらい必要かな?

 

 

まずは自分たちの
「資源」
を確認するでしょう。

 

 

さらに考えます。

 

 

雨は降りそうか?

気温はどうか?

渋滞状況はどうだ?

 

 

さらに
「外部環境」
を調査をすることでしょう。

 

 

 

どうでしょうか?

 

 

資源や外部環境など用語をビジネスに変えると
「普段から何気なくやっていること」
に気づきませんか?

 

 

旅行の準備で考えているのは何でしょうか?

 

 

できることではなく
「やるべきこと」
を考えているはずです。

 

 

旅行の経過うと同様に
「ビジネス上のプロジェクト」
でも同様に行えばいいのです。

 

 

■ビジネスになると、あなたが思考を停止してしまう理由

 

 

ただし
「ビジネス」
となると、途端に思考が停止してしまいます。

 

 

「今、できることから」

「今日やることから」

上記の2つを積み上げで考えてしまうのは不思議ですね。

 

 

理由はあなたが
「脳の自動システム」
を使ってしまっているからです。

 

 

問題に直面したときに
「出来ることに取り掛かる」
というのは私たちが小さな時から訓練を受けてきた方法です。

 

 

算数の問題が出された時
「出来ることから取り掛かった」
という記憶があるでしょう。

 

 

私たちの脳は
「問題に対してできることから考えてしまう」
という回路が鍛えられています。

 

 

言い換えれば脳が
「慣れ親しんだやり方」
ということです。

 

人の脳のメカニズムでは
「出来る限り楽な方法を選ぶ」
ようにできています。

 

 

そのためにあなたも
「新しいプロジェクトも、まずできること」
を考えてしまうのです。

 

 

テストが出された時と
「同じ反応」
をするということです。

 

 

ビジネスとテストは違います。

 

 

ビジネスで高得点を取るためには
「熟考システム」
をつかって仮説を立てる必要があります。

 

 

「ゴールから逆算して考える」
という力を無意識に発揮することです。

 

 

しかし旅行も何度も行った場所では
「自動システム」
によって判断をすることでしょう。

 

 

強いて言えば
「天気を気にする」
くらいでしょうか?

 

 

外部環境のわずかな変化に気を回すくらいです。

この脳のメカニズムをあなたも持っています。

 

 

脳の自動システムは極めて優秀ではあるのですが
「エラーを起こす」
ことがあります。

 

 

しかし脳のメカニズムを先回りすれば
「正しい行動」
を作ることが出来ます。

 

 

方法も簡単で、私の提唱している
「行動創造理論」
を用いれば、誰もが容易に正しい行動を選択できるようになります。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。

 


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 認知心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

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上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。

 

 

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今日は「プロジェクトの考え方」について触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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