自分と部下のモチベーションを見極める方法

2017.12.10

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日も引き続き

「人間の3大欲求」

に触れて見たいと思います。

 

昨日の記事はこの3大欲求から

売れない営業が絶対に知らない「ある理論」

という記事をまとめました。

 

 

今日は人間の3大欲求を

「違う視点」

で見てみたいと思います。

 

 

視点を変えることでビジネスパーソンにとって

「人間の3大欲求」

がさらに大切な概念であることに気づけるかもしれません。

 

 

今日は

「モチベーション」

という視点で見ていきます。

 

 

これは3つの観点で見ることができます。

 

 

①「満たしたい順番」

 

1生存欲求

2社会関係欲求

3自己成長欲求

 には順番があります。

 

1生存欲求⇒2社会的欲求⇒3自己成長欲求

と1から順番に満たしたくなるものです。

 

ただし他の欲求が満たされなくても

「上位の欲求が出る」

「同時に出てくる」

ということもあります。

 

 

②「重要度の減少と増加」

 

1生存欲求

2社会関係欲求

 

こちらは

「ある程度満たされると重要度が下がる」

ということです。

 

一方で最上位の

3自己成長欲求

については

「満たされても重要度は減少せず増加する」

ということです。

 

 

 ③「満たされないと欲求が下位に行く」

 

「上位の欲求が満たされないと下位の欲求に目が行く」

ということがあります。

 

 

これは

「職場におけるケース」

で見てみるとよくわかります。

 

1仕事にやりがいや成長が感じられない

=自己成長欲求が満たされない

2職場の人間関係(関係欲求)に意識が向く

3職場の人間関係がよくない

=社会関係欲求が満たされない

4賃金や休暇など労働条件に意識が向く

=生存欲求だけを考える

 

 

よく会社を辞める理由は

「給料ではない」

ということを聞きます。

 

これは

「人間の3大欲求によるもの」

ということがわかります。

 

 

以前こちらの記事を書きました。

「ご存知ですか?モチベーションには方向があること」

 

この記事ではモチベーションには

「3つの方向」

があるということを書いています。

 

1「外発的モチベーション」

2「内発的モチベーション」

3「関係的モチベーション」

の3方向です。

 

この方向性は

「人間の3大欲求」

と非常に似ています。

 

当たり前ですが

「3大欲求×モチベーション」

は密接な関係にあるということです。

 

 

に言えば

「マネージメントの指針にできる」

ということです。

 

自身のモチベーションがどこにあるのか?

また部下のモチベーションがどこにあるのか?

 

これを見極めることで

自身の立ち位置

部下の立ち位置

 

そして

「今後必要なこと」

が見えてきます。

 

これはマネージメントそのものと言えます。

 

 

「今満たされている欲求はなにか?」

⇒着目しているステージはどこか?

 

「今後満たしたい欲求は何か?」

⇒今の環境にそれはあるのか?

 

 

一度自分とメンバーを

「人間の3大欲求のステージ」

に当てはめてみるのも良いのかもしれませんね。

 

 

「生存欲求に目が行っている」

とすれば要注意かもしれません。

 

 

今日は「人間の3大欲求」から

モチベーション

マネージメント

のテーマに触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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