あなたは知っていますか!?「すみません」の言葉に隠された3つ目の意味

2021.09.24

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

「すみません」の言葉がビジネスを成功に導く

 

 

今日は
「すみませんという言葉」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①「すみません」に含まれる本当の意味とは?

②ドリンクサービスや大盛無料では販促効果が無い理由

③お客様に「感謝される」ことが営業に絶対必要な理由

 

 

■「すみません」に含まれる本当の意味とは?

 

 

あなたは
「すみません」
という言葉をいつ使いますか?

 

 

日本では
「Sorry」
という意味で使われます。

 

 

謝罪の意味の
「すみません」
です。

 

 

しかし同様に
「Thanks」
という意味でも使われます。

 

 

ドアを開けてもらったとき

道を開けてもらった時

落としたものを拾ってもらった時

 

 

こんな時、ありがとうではなく
「すみません」
という人も多いと思います。

 

 

そもそも
「すみません」
という言葉の意味は何でしょうか?

 

 

文字通り解釈をすれば
「まだまだ終わっていません」
となります。

 

 

しかしなぜ終わっていませんが
「感謝や謝罪の言葉」
となるのでしょうか?

 

 

■無意識化で起こる思考「返報性の法則」

 

 

あなたは誰かに何かをしてもらった時
「お返ししなければ…」
という気持ちになりませんか?

 

恐らくは
「何かをしてもらって当たり前」

と思う人は、ほとんどいないことでしょう。

 

 

もし周りにいたら、関係性を切ったほうが良いでしょう。

 

 

何かをしてもらったとき返そうというのは
「義務感に近い気持ち」
かもしれません。

 

 

何かを返そうと感じるのは
「集団で生活する生き物の本能」」
です。

 

 

「人間も集団で生きる生き物」
であることは間違いありません。

 

 

集団で生きるためにセットされた
「脳のメカニズム」
です。

 

 

また
「しつけ」
としても後天的な学習で身につけた思考でもあります。

 

 

この思考回路は
「無意識化で起こり強い行動特性」
を生み出します。

 

 

ビジネスでも
「相手を動かす」
ときに重要なポイントになります。

 

 

この思考回路は
「返報性」
と呼ばれる法則です。

 

 

■しかしドリンクサービスや大盛無料では効果は無い

 

 

実はあなたも毎日のように
「返報性」
を活用した販促施策に日々触れています。

 

 

・料理を頼んでくれたら飲み物無料

・1万円使ってくれたら1000円分のスタンプ

・大盛無料サービス

 

 

上記のマーケティングも返報性を活用した方法です。

しかし残念ながら、上記の施策では人の行動は創られません。

 

 

行動が創られない理由は
「返報性のスイッチをいれるレベルに無い」
からです。

 

 

例えるならば
「100本の釣り針を垂らされている状態」
といえるかもしれません。

 

 

スマホの中の広告

電車の中の広告

友人や同僚からの情報

様々な企業からのセールス

 

 

人は常に大きな声にさらされている状態です。

 

 

もしかしたら情報が多すぎて
「脳が混乱をしている状態」
と言えるかもしれません。

 

 

脳が情報の混乱にさらされている状態では
「ある程度のサービスレベル」
では返報性のスイッチが入ることはありません。

 

 

他の数多くの情報と同様に
「ノイズ」
と取られてしまうかもしれません。

 

 

ではどのレベルの施策が有効になるでしょうか?

業種別に少し見ていきましょう。

 

 

●スポーツジムやスパ

 

1ヶ月無料

 

お客様にいつでも利用してもらうことで
「慣れてもらう効果」
もあります。

 

 

●レストラン

 

1食無料

 

「サイドメニューやドリンク一杯」
といったプレゼントは頭から消したほうが良いでしょう。

 

逆にケチなお店だと思われるだけかもしれません。

 

 

●ガソリンスタンド

 

オイル交換無料

エアコンのガスチャージの無料でもよいかもしれません。

 

 

あなたはこのようなサービスを受けたらどう感じますか?

 

 

販促施策の最大の目的は
「小銭を使ったサービスを提供」
することではありません。

 

 

お客様の返報性のスイッチを押して
「購買サイクルのギア」
を入れることです。

 

 

■お客様に「感謝される」ことが営業に絶対必要な理由

 

 

営業の話をしましょう。

 

 

「お客様に感謝される営業になりなさい」
といわれる理由は何でしょうか?

 

 

経営理念にそのような言葉が入っている企業もあるでしょう。

 

 

営業の視点で見たとき
「高い効果がある」
と言えるでしょう。

 

 

あなたが発信するメッセージをその他大勢ではなく
「好意的なメッセージ」

として受け止めてくれるようになります。

 

 

さらにお客様は耳を傾け
「返報性の対価」
をあなたに届けてくれるようになります。

 

 

これは
「卑しいマーケティング」
ではありません。

 

 

人間の集団行動を維持する
「本能に触れた活動」
ということです。

 

 

よく聞く
「得る前に与えよ」

という格言は科学的根拠に基づくものです。

 

 

ただし営業に求められるのは
「お客様の言うことに従う」
事ではありません。

 

 

お客様が気づいていない
「新たな視点」
を授けることです。

 

 

さて、最後に
「すみません」
の話に戻しましょう。

 

 

日本人が
「すみません」
をたくさん使う理由です。

 

 

「すみません」=「まだ終わらない」

 

 

サイクルを続けることで、秩序ある社会が守られています。

積極的にビジネスで活用すべきことではないでしょうか?

 

 

脳のメカニズムから考えると
「すみません」
の一言にも深い意味があることがわかります。

 

 

そして深い意味をビジネスにつなぐメソッドが
「行動創造理論」
です。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。

 


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 認知心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

成約率が50%向上した

新規案件数が10倍に増えた

たった1か月で売上が4.6倍になった

 

 

上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。

 

 

【ご連絡フォーム】

 

 

今日は「すみませんという言葉」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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