「成功する企業の条件と失敗する企業の条件」違いは経営陣の性格にあった!?

2022.10.21

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

似たような組織のタイプでも成功する企業と失敗する企業の違い

 

 

今日は
「成功する企業の条件と失敗する企業の条件」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①企業の成功とトップの経営方針は強い関係性がある

②どのタイプの組織が成功しやすく、逆に失敗しやすいのか?

③意見の固定化はがまずい理由は「意思決定のメカニズム」にある

 

 

■企業の成功とトップの経営方針は強い関係性がある

 

 

成功する企業は
「優れた商品やサービス」
を開発し進化させている企業であることは間違いありません。

 

 

また
「飛びぬけたマーケティング力」
で市場を獲得していき企業もあります。

 

 

働きやすい環境や、自己実現がかなえられる職場で
「優秀な人材の確保」
もできる企業です。

 

 

どんな企業にするかは、経営トップの方針によります。

 

 

多く研究で
「企業の成功とトップの経営方針」
には強い関連性があることが明らかになっています。

 

■どのタイプの組織が成功しやすく、逆に失敗しやすいのか?

 

 

企業運営には様々なやり方があります。

 

 

・権力集中型

・権力分散型

・責任分担型

 

 

・ほめて伸ばすタイプの経営者

・厳しく育てるタイプの経営者

・ポジションを与えて伸ばすタイプの経営者

 

 

ただし、どれが優れていて、どれが劣っているかは無いようです。

どのモデルの成功確率も、失敗確率も一緒というデータもあります。

 

 

ただし
「経営に失敗する企業のパターン」
というのは見えています。

 

 

重大なエラーを引き起こす数が、経営の失敗につながっていることは明らかです。

そして、エラーを引き起こしやすくする企業には特徴があります。

 

 

エラーを引き起こす企業の特徴は
「経営層の人材のタイプが一緒」
ということです。

 

 

経営層の人材のタイプが一緒だと何がまずいのでしょうか?

 

 

意思決定も早く、次のアクションがすぐに起こせそうです。

組織が一丸となり、パワーをもって進めそうです。

まとまりが生まれ職場の雰囲気も良さそうです。

 

 

上記の状態が危険ということです。

 

 

組織として最も危険な
「意見の固定化」
が起こりやすいということです。

 

 

■意見の固定化はがまずい理由は「意思決定のメカニズム」にある

 

 

意見の固定化が起こると何がまずいのでしょうか?

 

 

意見が固定化するということは
「単純に別の可能性を見なくなる」
となります。

 

 

そもそも人の脳は
「意志決定を省略する」
という特徴があります。

 

 

自分の意見を正しく思い、都合の良い情報しか見えなくなる
「確証バイアス」
によって意思決定をしています。

 

 

目の前の問題や課題に対しても
「過去の似たようなケースに当てはめるだけ」
で同じように対処しようとします。

 

 

利用可能ヒューリスティクスと呼ばれるものです。

 

 

私は常々コンサルティングの仕事の中でも
「会議の全会一致はあってはならない」
と伝えています。

 

 

意思決定の反証が行われていないからです。

少し考えてみればわかることです。

 

 

「思い通りになること」
はビジネスの世界でどれだけあるでしょうか?

 

 

パターン化されている仕事の中でも、思い通りにならないことが多々生まれます。

 

 

トラブルがあっても
「外的要因」
にしか原因を求めず、自らの過失にしないのも人の特性です。

 

 

このような組織が上手く行っているとすれば
「たまたま」
にしかすぎないでしょう。

 

 

製品やサービス力が高いだけで、変化への対応や進化に乏しくなります。

理由は一緒で、過去の成功体験を当てはめるだけだからです。

 

 

経営層に似た人材しかいないと、上記が起こりやすくなります。

エラーを引き起こしやすく、対処のパターンも固定化されるということです。

 

 

敵を倒すロールプレイングゲームを想像してみてください。

 

 

戦士タイプだけのパーティ

魔法使いだけのパーティ

回復タイプだけのパーティ

 

 

上記のパーティでゲームをクリアするのは難しいでしょう。

企業でも同じことが当てはまるということです。

 

 

思考が異なる経営層がいるうえで
「企業のタイプ」
を決定する必要があるでしょう。

 

 

ほとんどの意思決定は
「無意識のうちに行う」
のが人の脳の特性です。

 

 

違和感に気づくのは実に困難なのです。

環境を整えることで、違和感に気づき、エラーとして認識し、正しい対処が行えるようになります。

 

 

私が提唱している行動創造理論は
「営業組織」
に関しては処方箋をお出しすることが出来ます。

 

 

必要であれば、試してみてください。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

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今日は「成功する企業の条件と失敗する企業の条件」というテーマに触れてみました。

 

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