会議で発言できない人は必見「魔法の15分」

2018.01.09

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「影響力」

というテーマに触れていきます。

 

■社内で影響力が顕著に出るのは会議の場面

 

「社内で影響力がある人」

と聞いてどんな人を思い浮かべますか?

 

・役職が上の人

・成績を残している人

・周りに好かれている人

 

いろいろなタイプの人がいるはずです。

 

「影響力」

を顕著に感じる場面に会議があります。

 

会議では

「声の大きい人の意見が通る」

と言われています。

 

実際の声の大小ではなく

「声の大きい=影響力」

を指したものです。

 

ただ大きな声で発言するだけでは

「うるさい」

となってしまいますね(笑)

 

それでも

「発言する」

ということで存在することになります。

 

逆に発言しない人というのもいます。

 

「今言わなくてもいいや」

「個別で言えばいいや」

「他の人が聞いてくれるだろう」

という思考で発言しません。

 

このように

「発言しない理由」

というのを自分で生み出してしまう人たちです。

 

ビジネスの世界では

「会議で発言しない人間は、価値がない」

「会議に参加する資格はない」

と言われています。

 

私はこれを聞くと

「随分甘いことを言っている」

と思います。

 

発言しないというのは

「価値がないどころかマイナス」

と言えるのではないでしょうか?

 

 

■「発言しない」のはいない方がいいだけでは済まない

 

会議をしている時間も

「人件費」

は発生しています。

 

また、黙っていて白けた態度を取っていれば

「会議の中の発言量」

というのは確実に減っていきます。

 

それはつまり

「会議の質を落とす」

ということにつながります。

 

これは

「ゼロというよりマイナス」

と言えるでしょう。

 

また、こうなってしまうと

「影響力」

も比例して落ちていきます。

 

前述の

「影響力がある人」

 

というのは

「少なからず発言も多い人」

と言えるかもしれません。

 

「社内で影響力を持ちたい」

という希望があるならば

 

まずは

「発言量を増やすことです」

 

こんな心配があるかもしれません。

「でも変な発言をしてしまったら・・・」

 

その心配を

「解消する方法」

が1つあります。

 

 

■会議で自らの発言量を増やす秘訣とは

 

それは

「15分前に会議室にくること」

です。

 

こうすればまず

「会議の資料を事前に見る」

ことができます。

 

そうすれば

「会議の目的とゴールは?」

「どんな議論がされるのか?」

といったことを事前にイメージできます。

 

また

「出席者が座る位置を考える」

ことができます。

 

それを踏まえて

「自分が座る位置を考える」

 

こうすれば

「ある程度会議のイメージ」

を事前にもてます。

 

またあとから入って来た人を促す

又は資料を事前に机の上においてしまう。

 

ということで

「座る位置を決めてしまう」

ということも可能です。

 

ここまでできれば

「会議をコントロールしている」

という意識になります。

 

そして

・何が目的か?

・どんな議論がされるのか?

・誰がどこに座るのか?

ということを事前の想像とすり合わせて会議に参加することができます。

 

そうすれば

「変な発言」

というのは自然と減っていくでしょう。

 

まず

「発言してみる」

ということを実践してみてはいかがでしょうか?

 

そうすることで

「影響力」

もどんどん出てくることでしょう。

 

今日は

「発言と影響力」

というテーマに触れてみました。

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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