なかなか行動を起こせないときは「3つだけ考えれば十分」

2018.06.08

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「意思決定」

というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

「何か行動を起こす」

というときにはプロセスがあります。

 

 

そのプロセスは

 

情報に触れる→意思決定をする→行動する(しない)

 

というものです。

 

 

行動の前には必ず

「意思決定」

が行われています。

 

 

「行動を変える」

というのは

 

「意思決定を変える」

と言い換えられます。

 

 

「中々行動できない」

というときには

 

「意思決定について考える」

と良いでしょう。

 

 

ではどのように

「意思決定」

を考えればよいでしょうか。

 

 

これは

「3つ」

だけ考えれば十分です。

 

 

まず1つ目は

「スピード」

です。

 

 

意思決定のスピードが遅ければ

「行動が創られる」

というのも遅くなります。

 

 

ランチに行って

「メニューを決めるのに時間がかかる」

となったら料理が出てくるのが遅くなります。

 

 

遅かったばっかりに

「売り切れてしまう」

ということがあるかもしれません。

 

 

特にビジネスの世界では

「ものすごい速さで変化」

をしています。

 

 

じっくり考えているうちに

「目の前の状況が変わっている」

というのは当たり前です。

 

 

2つ目は

「できるかどうか」

で考えない。

 

ということです。

 

 

例えば

「1000段の階段」

があるとします。

 

 

そこを登れば

「見たことのない素晴らしい景色」

があると聞きました。

 

 

この時に

「1000段登れるかどうか」

を考えてはいけないということです。

 

 

やれる範囲だけでやっていたら

「個人も企業も」

前に進みません。

 

 

それどころか変化についていけずに

「その場にとどまることすらできない」

ということになります。

 

 

出来るかどうかではなく

「やる価値があるかどうか」

の基準で意思決定をすることが大切です。

 

 

1000段登って

「素晴らしい景色を見る価値があるかどうか」

という判断基準を持つと良いでしょう。

 

 

最後の3つ目は

「迷ったらやる」

という意思決定です。

 

 

この迷うという要因は

「失敗」

を意識することが起因しています。

 

 

では

「失敗」

を見てみましょう。

 

 

失敗には

A やったときの失敗

B やらなかった時の失敗

というものがあります。

 

 

Aの失敗は

「検証→改善」

が可能になります。

 

Bの失敗は

「何もない」

ということになります。

 

 

もちろん

「やれば成功の可能性」

あります。

 

逆に

「やらなければ成功の可能性はゼロ」

となります。

 

 

こうしてみると

「迷ったらやる」

という選択しかないように思えます。

 

 

 

行動ができない人は

「3つだけ決める」

だけで改善します。

 

 

もう一度見直してみてください。

 

 

「スピードを速める」

「やる価値があるかどうかで判断する」

「迷ったらやる」

 

これらは自分の意志1つです。

 

 

何も

「特別なスキル」

は必要ありません。

 

 

行動が生まれない人は

「3つだけ決める」

だけで変わることができます。

 

 

自身で意識する

部下に対して促す

ということをしてみてはいかがでしょうか?

 

 

今日は

「意思決定」

というテーマに触れてみました。

 

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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