
今日は
「発想の転換」
というテーマに触れてみたいと思います。
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①発想テスト①「動かない自動車」
②発想テスト②「いくら使ってもなくならない鉛筆」
③発想テスト③「100リットル入りのコーラ」
前日の記事で
「そろばんの市場転換」
について触れました。
この記事では
「水平思考」「ラテラルマーケティング」
と呼ばれるものというご紹介をいたしました。
この手法を用いて
「実際に生まれた製品」
はどんなものがあるでしょうか?
その事例を見てみましょう。
タイトルを出しますので
「実際のサービス/製品」
がどんなものか、まずご自身で発想してみてください。
■発想テスト①「動かない自動車」
「動かない自動車」
これはどんなものでしょうか?
自動車は
「現在位置から目的地まで運ぶ」
という移動する役割を担うものです。
それが
「動かない」
というのはどういうものでしょうか?
全く役に立ちそうにありません。
すでに生まれた時点で、自動車としての機能を満たしていません。
しかし市場では実際に製品化されています。
ご自身で発想してみてください。
答えは
「運転シミュレーター」
です。
これは
「動かせない人が使う」
という視点で見たものです。
自動車はすべての人が動かせるわけではありません。
動かす前に必ずトレーニングが必要です。
新しい発想には
「今あるものを取り除く」
ということが有効です。
これは水平思考でいうと
「効用の除去」
という視点です。
■発想テスト②「いくら使ってもなくならない鉛筆」
これはどんなものでしょうか?
鉛筆は使っているとどうなるでしょうか?
「芯が短くなり、削る必要がある」
というものが鉛筆です。
この製品はその手間をなくしたものです。
それはどんなものでしょうか?
ご自身で発想してみてください。
この問題は簡単だったかもしれません。
答えはお分かりですね。