【ビジネス寓話シリーズ】夫婦と3つの餅 愚かな夫が優先したもの

2019.03.31

 

今日は

「ビジネス寓話シリーズ」

をお送りいたします。

 

 

今日のお話は

「夫婦と3つの餅」

というお話です。

 

 

どんな教訓があるのでしょうか?

 

 

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ある夫婦が

「近所から3つの餅」

をもらいました。

 

 

2人で1つずつ食べて

「残った1つをどっちが食べるか」

ということになりました。

 

 

そこで

「先にしゃべったものは食べられない」

というルールを約束しました。

 

 

一言でも言葉を発すれば餅が食べられないので

「2人は一言もしゃべらず」

生活を送っていました。

 

 

ところがその夜

「盗賊」

が家に入ってきました。

 

 

2人は餅の約束があるので

「目を見開いて黙ったまま」

でいます。

 

 

賊は

「2人が口がきけないのだ」

と思い一切の財宝を持ち去ろうとしました。

 

 

夫がそれでも黙っているのに妻は耐え切れずに

「あなた、賊がこんなことをしているのに、1つの餅のために黙っているとは何事ですか!」

 

 

夫はすかさず

「さあさあ、これで餅は私のものだ!」

と手をたたいて喜びました。

 

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この寓話には

「目先の利益」

を優先して

 

 

「大きな利益」

を失っている。

 

 

という教訓があります。

 

 

餅という小さな利益

財産という大きな利益

これを夫は判断できなかったというお話です。

 

 

このような寓話にすれば

「そんなばかな」

と思うかもしれません。

 

 

しかし多くの人は

「小さな利益」

を優先することが多くあります。

 

 

やせようと思っているのに

「飲んだ後にラーメンを食べてしまう」

というのも同様です。

 

 

これは人の習性です。

 

 

利益を得るのに時間がかかると

「人は目先の利益を優先する」

という心理が働きます。

 

 

またこの話は

「一度決めたことを変えられない」

というメッセージもあるのではないでしょうか?

 

 

「しゃべってはいけない」

という約束を危機が迫っているのに守り続けるということです。

 

 

何かに投資した

これまで時間を費やしてきた

このやり方でこれまでやってきた

 

 

という理由で

「変化ができない」

ということはないでしょうか?

 

 

市場の変化が目の前にきて

「危機的な状況になる」

とわかっているのに変えることができない。

 

 

こんな組織は多く見受けられます。

 

 

「変えなければいけないと思うけれど、これまでやってきたやり方があるから・・・」

 

 

なぜこうなるのでしょうか?

 

 

それは

「楽」

だからです。

 

 

現状維持は楽だからです。

 

 

しかし市場は確実に動いているので

「実はその場にとどることができていない」

ということに気付くのはもう少し後のことになります。

 

 

「何を優先すべきか」

「今あるものを手放すかどうか」

を考えてみてはいかがでしょうか?

 

 

今日はビジネス寓話シリーズ

「夫婦と3つの餅」

をお送りいたしました。

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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