お客さんの注文を取るウェイターの心理テクニック

2017.06.03

 

今日は

「心理テクニック」

について触れてみます。

 

 

タイトルにもある

「ウェイターのエピソード」

から見てみましょう。

 

 

 

アメリカのウェイターの話です。

 

 

通常、アメリカのウェイターは

「できるだけ高額のメニュー」

を注文させようとします。

 

 

彼らは店からの定額の賃金ではなく

「注文金額の歩合」

で賃金をもらっています。

 

 

つまり

「注文が高ければ高いほど良い」

ということです。

 

 

 

しかしあるウェイターは

「図々しく高額の料理を押し付けるのが嫌」

と思っていました。

 

そこで彼は違う作戦を取ることにしました。

 

 

注文を取るとき少し前かがみでこう言うのです。

 

「本当のことを言うと、お客様がお選びになった料理は、いつもほど良い出来ではないのです」

と伝えます。

 

さらに

「それよりも、こちらかこちらの料理をお勧めいたします」

とお客さんに伝えました。

 

 

彼が勧めた料理は高い料理だったのでしょうか?

 

 

実は彼が勧めた料理は

「最初のものよりも安い料理」

でした。

 

 

「自分の利益よりも相手の利益を優先させた」

という行動を選択しました。

 

 

その結果

「自身の利益」

も増えました

 

 

対象となった料理は安くなりましたが

「信頼を得てたくさんのチップ」

を受け取ったのです。

 

 

さらに料理に合うワインやデザートを勧めると

「彼が勧めるものすべて注文した」

という結果になりました。

 

もしかしたら彼が勧めなければ、まったく注文しなかったかもしれません。

 

 

 

 

このウェイターの行動の真理はどこにあるでしょうか?

 

 

それは

「まず相手の利益になることを伝える」

ということです。

 

 

我々も商談の際には

「相手の利益を第一に考える」

必要があります。

 

自分たちの利益だけを考えた提案・・・

想像しただけでも決まらなそうですね。

 

 

 

このウェイターはそこに1つだけ

「心理テクニック」

を加えています。

 

 

何でしょうか??

 

 

 

それは相手の利益になることを

「こっそりと打ち明ける」

ということです。

 

 

注文を取るとき

「前かがみになりこっそり伝える」

ということをしていました。

 

 

秘密を打ち明けるということは

「相手は利益になることを聞ける」

という判断をします。

 

 

だれもが

「秘密のお話」

は好きなのではないでしょうか?

 

 

「いつもはこんな話しないのですが・・・」

 

「この話は誰にも言わないでください・・・」

 

「このことは内緒にしておいてください・・・」

 

このようなことを最初に伝えると

「相手の関心」

を高めることができます。

 

 

ただし、これはテクニックにすぎません。

 

 

大切なことはは

「相手の利益になることを考える」

ということです。

 

 

今日は

「心理テクニック」

について触れてみました。

 

ちなみに、この話しは内緒にしておいてくださいね・・・

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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