サービスエリアで席を取られた時の感情を「営業で活用すると成約率が4倍UP!?」

2023.02.02

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

脳のメカニズムを先回りする営業技術で成約率が4倍に!?

 

 

今日は
「保有効果の強さ」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①あなたは手に入れたものには、何でも愛着を感じてしまう!?

②保有効果の強力さを示した「有名なマグカップの実験」

③保有効果を営業技術として用いると、成約率が4倍以上になる

 

 

■あなたは手に入れたものには、何でも愛着を感じてしまう!?

 

 

あなたは持っているもので
「愛着があるもの」
は何でしょうか?

 

 

頑張ったご褒美に買ったダウンコート

好きなアーティストの限定グッズ

抽選で当たって購入できたゲーム

 

 

上記は苦労をして手に入れた品でしょう。

もちろん愛着があるのは当然です。

 

 

では簡単に手に入れたものはどうでしょうか?

愛着というものはわかないのでしょうか?

 

 

下記のケースを想像してみてください。

 

 

高速道路のサービスエリアにあるフードコートで席を取りました。

それほど混んではいなかったので、簡単に席を取れました。

食事を頼んで待っていると、呼び出しブザーが鳴ったので席を立ちます。

 

 

ただ、食事を受け取って戻ってくると、別の人が座っていました。

さて、あなたはどんな気分になりますか?

 

 

「自分の席なのに」
という気持ちが沸き上がってきませんか??

 

 

ただ確実に言えることは
「あなたの席ではない」
ということです。

 

 

フードコートの1つの席です。

 

 

にもかかわらず、嫌な気持ちになるのはなぜでしょうか…。

 

 

■保有効果の強力さを示した「有名なマグカップの実験」

 

 

人は無意識のうちに
「ほんの短期間でも手にしたものを手放したくない」
という心理効果があります。

 

 

この心理は狩りをしていた頃の
「本能の名残」
です。

 

 

保有効果と呼ばれる強い行動動機です。

 

 

行動経済学の第一人者
「ダニエル・カーネマン」
の実験でも示されています。

 

 

実験に参加してもらった学生の半数に
「大学のロゴ入りのマグカップ」
をプレゼントしました。

 

 

マグカップをもらえなかった残りの学生に
「いくらなら買いますか?」
と尋ねました。

 

 

そしてマグカップをもらった学生たちにも聞きます。

「いくらだったらマグカップを手放しますか?」

 

 

さて、両者の金額の差はどれくらいでしょうか?

保有効果の強さを如実に示す結果となりました。

 

 

手に入れる金額 2.87ドル

手放しても良い金額 7.12ドル

 

 

約3倍近くの差が出ました。

 

 

もらったものでも、数分保有しただけでも
「価値を高く感じる」
ということを示した実験です。

 

 

■保有効果を営業技術として用いると、成約率が4倍以上になる

 

 

保有効果の強さを、生活と実験の中で見てもらいました。

 

 

人の脳が無意識に感じる
「保有効果」
は営業で活用することができます。

 

 

最も有効な方法は
「思い切って保有をさせてしまう」
ということです。

 

 

前述のように人は一度手にしたと思うことで
「価値が大きくなる」
というメカニズムを応用します。

 

 

例えば顕著な例では
「カーディラーの試乗」
が保有効果を使った営業手法です。

 

 

一旦乗ってもらうことで
「仮でも保有した状態」
にしています。

 

 

すると人の保有効果が働き
「価値を高く感じる」
ことで購入を促す方法です。

 

 

あなたの提案商材やサービスでも
「保有効果のチカラ」
を使うことで、飛躍的に成約率が上がります。

 

 

有形商材、無形商材いずれも有効です。

 

 

保有効果を導くと同時に
「見たものが全て効果」
も手に入れることが出来ます。

 

 

「人は目の前で実際に見たものを高く評価する」
という心理効果も持ち合わせています。

 

 

実物が無い無形商材でも
「サービスを体感してもらう」
ことで2つの効果を活用することが出来ます。

 

 

行動創造理論による営業トレーニングを受けた人たちは
「脳のメカニズムを先回りする営業技術」
を活用していることでしょう。

 

 

普通の営業だった彼らが、今ではトップセールスとなり活躍をしています。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

成約率が50%向上した

新規案件数が10倍に増えた

たった1か月で売上が4.6倍になった

 

 

上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。

すでに8,816人の営業が飛躍的に向上させました。

 

 

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今日は「省略することで生じるミス」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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