人が目の前の仕事を優先してしまう法則

2017.08.04

 

今日は

「行動の優先順位」

について触れてみたいと思います。

 

 

 

まず1つご質問です。

 

A 日々のルーチンワーク

B 長期的な展望や革新的な解決策を考える

 

 

どちらが企業活動において重要でしょうか?

どちらを優先的に行うべきでしょうか?

 

 

 

 

もちろん、どちらも欠けてはいけないですね。

 

 

ただ人は

「目の前のルーチンワークを優先する」

という法則で動いています。

 

 

 

「計画のグレシャムの法則」

というものがあります。

 

これはアメリカの大組織の経営行動と意思決定に関する研究で、ノーベル経済学賞を受賞したハーバート・サイモンが提唱したものです。

 

 

 

この法則の基になったのは

「悪貨は良貨を駆逐する」

というものです。

 

 

金本位の時代に政権の都合で

金の含有率が多い金貨

金の含有率は少ない金貨

この2つが同時に存在してしまいました。

 

 

そうすると生活者はどちらから使うでしょうか?

 

同じ価値なので、

「金の含有率が多い金貨を手元に残す」

という選択をします。

 

その結果

金の含有率が低い(悪貨)が流通することになります。

 

 

 

この法則を基に

「計画のグレシャムの法則」

が提唱されました。

 

 

組織は

「戦略的で革新的な計画」

「死活問題となるような重要な計画」

これらを先送りにするということです。

 

 

逆に言えば、ほとんどの組織や人は

「目の前のルーチンワークを優先する」

ということです。

 

 

もっと言えば

「それをこなすことで満足している」

という状態です。

 

 

こうなってしまうと

「変化」

に対応ができない人間や組織になります。

 

 

 このような組織や人間はどうなるでしょうか・・・

 

 

自分たちを振り返ってみた時どうでしょうか?

「計画のグレシャムの法則」

に陥ってはいないでしょうか?

 

 

 

 

さて、この法則にはならないためには

「行動を俯瞰して計画する」

ということが必要です。

 

 

例えばセミナーでは

「ピラミッド型のアクションプラン」

を作成します。

 

 

1番上に来るのは

「経営理念」

です。

 

その次に来るのが

「上位ミッション=戦略」

 

その下には

「中位ミッション=戦術」

 

その下に

「個別アクション」

 

と一目でわかるシートに落とし込みます。

 

 

そして日々の行動に

「スコアをつける」

ことで何を優先的に行動しているかを客観視していきます。

 

 

客観視できれば

「修正する」

ということができます。

 

ある人が

「特定の業務を優先的に行っている」

ということがわかれば、役割分担やポジションを考えるといった対策が可能です。

 

こうすることで、個人だけでなく、チーム、組織で確認ができるようになります。

 

 

 

ただ、私たちは

「計画のグレシャムの法則」

に囚われてしまうということです。

 

意識をして日々の行動をしないといけないということですね。

そうしなければ変化に取り残されてしまうということになります。

 

 

今日は

「行動の優先順位」

について触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

記事カテゴリー