本日の記事の見出し
あなたがビジネスセンスが無い行動を取ってしまう理由
今日は
「あなたのビジネスセンス」
というテーマに触れてみたいと思います。
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②あなたはこんなビジネスセンスのない行動を取っていませんか?
■ビジネスクイズ「トラブル発生!あなたならどうする?」
【ビジネスクイズ】
トラブル発生!あなたならどうしますか?
あなたは
「会社の主任クラス」
です。
自社主催の
「イベントの司会」
を担当することになりました。
自社主催のイベントのメインは
「功績を残したOB達のパネルディスカッション」
です。
5人の参加者に、自分の意見を述べてもらう
その後、パネルディスカッションを行う
こんなプログラムです。
しかし参加してくれたOBのみんなの話が長いこと…長いこと…
明らかに時間が押してきて
「パネルディスカッションの時間はない」
という状況になっています。
さて、司会者であるあなたは
「どんな行動をとりますか?」
少し考えてみてください。
■あなたはこんなビジネスセンスのない行動を取っていませんか?
恐らくあなたが司会者の立場であったら
「誰かに相談する」
という行動を取るでしょう。
もしくは
「上司の指示を仰いで、その通り進める」
という選択をするでしょう。
もしかしたら
「時間オーバーしたのはパネリストの責任だ」
といってプログラムの進行を続けるかもしれません。
さて3つの例をあげましたが
「すべての行動の共通点」
はなんでしょうか?
全ての共通点は
「自分で判断していない」
ということです。
もし自分の判断で
「時間が来たので打ち切り」
としたらどうでしょうか?
打ち切りによる
「非難や苦情」
は自分が受け止めることになります。
「上司に指示を仰ぐ」
「誰かの責任にする」
としておけば自分への非難は避けられます。
誰かに判断してもらえば
「非難・苦情は逃れられる」
ということです。
ただ、この場面で一番大切なのは
「司会者として達成すべき成果はなにか?」
を考えることだけです。
自分が
「どうしたら非難を受けないか」
ではないはずです。
自己決定をするには
「外部から寄せられる意見を受け止める覚悟」
が必要になってきます。
イベントの場面では
「相談する相手も同じ場所にいて、状況を細かく把握している状況」
です。
共通の認識があれば
「適切な指示」
も仰げるでしょう。
しかし通常の仕事では
「上司が見えないところ」
で起きていることばかりです。
その時に
「適切な指示」
がどれだけ出せるでしょうか?
遠隔からの指示で
「的確な対応の指示をする」
ことはできるでしょうか?
今、ビジネスパーソンには
「的確に自分で判断をするチカラ」
が求められています。
これが今求められる
「あなたのビジネスセンス」
と言い換えることが出来ます。
■自己決定が出来ない社員がいる責任はマネジメントにもある
誰かにい指示を仰ぎ
「自分で判断しない臆病な社員」
を育てているのはマネジメントにも責任があります。
多くの組織では
「古いマネジメント」
をそのまま踏襲をしています。
今でも多くの組織が
「結果マネジメント」
を採用しています。
最終的な結果を軸に
「マネジメント」
をするなじみのある方法です。
結果マネジメントの指示のベクトルは
「〇〇をしなさい」
とすべきことを指示するものがほとんどです。
すると指示を受けた行動は
「たったの2種類」
しか生まれなくなります。
1つは言われたとおりにやる
2つは言われたことすらやらない
どちらかです。
モノや情報が無い市場であれば
「結果マネジメント」
は機能をしていました。
理由は簡単で
「リソースを同じ方向に向けた方が効率的だった」
からです。
しかし現在の市場は全く異なります。
モノも情報も満ち足りていて
「お客様自身も課題がはっきりしていない」
という市場です。
そんな市場の中で遠隔指示で
「〇〇しなさい」
ではほぼ失敗に終わります。
失敗したことを
「指示した上司が責任を負う」
のであればマシですが、ほとんどが担当者の責任となります。
多くの社員から行動が消えることとなります。
そもそも人には
「自己決定感の欲求」
という強い欲求があります。
しかし自己決定感の欲求をかき消すほどに
「失敗を恐れる損失回避性」
が上回っている状態です。
その為冒頭のクイズの担当者のように
「誰かの指示を仰ぐ」
というセンスのない行動を選択するということです。
「言われたことしかやらない」
「言わないとやらない」
「行ったことが伝わらない」
上記のような愚痴をマネージャーたちからよく聞きます。
しかし一番の理由は
「マネジメントが間違っている」
からです。
今必要なのは
「〇〇しなさい」
ではありません。
むしろ
「〇〇をしてはいけない」
と厳しく制約をかけることです。
成果に結びつかない
「行動」
を取り除く必要があります。
しかし成約をすると同時に
「制約下では何をしてもよい」
という自由を与えることです。
制約と自由を与えると
「損失は無くなり、自己決定感の欲求が満たさせる」
こととなります。
つまり
「人の行動メカニズムに適したマネジメント」
を行うことになります。
さらに行動にフォーカスをした
「行動マネジメント」
をすれば、組織の成果は簡単に上がります。
理由は
「人の行動メカニズムを先回り」
しているからです。
私の提唱している
「行動創造理論によるマネジメント」
です。
多くの組織で
「売上向上と離職防止」
をすぐに手にしているマネジメントです。
行動創造理論は
「マネジメント研修」
で導入することが出来ます。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
-
脳科学
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認知心理学
-
行動経済学
上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
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営業研修
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マネージメント研修
-
能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。
成約率が50%向上した
新規案件数が10倍に増えた
たった1か月で売上が4.6倍になった
上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。
今日は「あなたのビジネスセンス」というテーマに触れてみました。