「ブレーンストーミングの効果を飛躍的に上げる方法」しかし効果はそれだけでなかった!?

2023.02.18

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

ブレーンストーミングの効果を上げる方法で、さらに手にするものとは?

 

 

今日は
「ブレーンストーミングの効果を飛躍的に上げる方法」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①ブレーンストーミングの基本とルールは?

②平均37ポイントも高い評価を導いた「ある方法とは?」

③最初の例の提示だけでアイデアが変わる理由も「脳のメカニズム」</span>

 

 

■ブレーンストーミングの基本とルールは?

 

 

あなたは普段職場で
「ブレーンストーミング」
を行っていますか?

 

 

ブレーンストーミングは
「集団発想法」
のうちの1つです。

 

 

ブレーンストーミングは1950年代にドイツで開発されたアイデア法です。

そして現在も有効な手段として用いられています。

 

 

基本的には
「自由な発想」
を出し合って、新たなアイデアの着想を得ることを目的にしています。

 

 

自由な発想を妨げないために一般的には
「4つのルール」
が設定されることが基本となります。

 

 

・アイデアを批判・評価しない

・制限なく自由にアイデアを出す

・質より量を優先する

・アイデアを組み合わせたり拡げたりする

 

 

チームでも個人でも行うことが出来ます。

 

 

私も研修のプログラムの中の1つに
「セルフブレーンストーミング」
というものを用いることもあります。

 

 

■平均37ポイントも高い評価を導いた「ある方法とは?」

 

 

ブレーンストーミングの効果をさらに高める方法があります。

 

 

「単にアイデアを出しましょう」
といっても実は難しいことです。

 

 

理由は参加者の
「記憶の情報」
からしか導かれないからです。

 

 

新しい未来のアイデアを出そうとするとき
「頼るのは過去の記憶」
ということです。

 

 

しかし人の脳のメカニズムでは
「過去の記憶」
からしか発想が生まれません。

 

 

その為、ブレーンストーミングを行っても、
「普通のアイデアしか出なかった」
ことが起こります。

 

 

そこで
「ブレーンストーミングの効果を上がる方法」
というのをお伝えしておきます。

 

 

明確な実験があるので見ていきましょう。

 

 

スタンフォード大学の
「ジャスティン・バーグ教授」
の実験です。

 

 

実験参加者の学生たちに
「就職面接で使える新商品」
のアイデアを出してもらいます。

 

 

Aグループには
「三穴バインダー」
の例を提示してアイデアを出すように指示しました。

 

 

すると
「履歴書用のポケットがついたフォルダ」
のようなアイデアが出ました。

 

 

書店の店長やお客様からは
「ごく普通だ」
という評価を得るアイデアでした。

 

 

Bグループには
「ローラースケート」
の例を提示してアイデアを出すように指示しました。

 

 

すると
「面接官から目線をそらすことなく時間がわかる時計」
というアイデアが出ました。

 

 

オリジナリティという観点から
「平均37ポイントも高い評価得る」
という結果になりました。

 

 

AグループとBグループの違いは
「最初に示した例を変えただけ」
にすぎません。

 

 

しかし、出てくるアイデアにかなりの差が生まれました。

 

 

■最初の例の提示だけでアイデアが変わる理由も「脳のメカニズム」

 

 

2つのグループの違いは
「最初の例の提示」
だけです。

 

 

しかし実験で分かったことは
「最初の情報の与え方が重要だった」
ということです。

 

 

逆い言えば
「最初の例の提示を変えるだけでアイデアが出る」
ということです。

 

 

なぜ、例の提示の仕方だけで変わるのでしょうか?

ここにも脳のメカニズムが関係しています。

 

 

人の意思決定の大原則は
「目の前の情報」と「過去の記憶の情報」を組み合わせて行う
です。

 

 

過去の情報は変えることは出来ませんが
「目の前の情報の出し方」
を変えることは出来ます。

 

 

つまり、実験で明らかになったのは
「目の前の情報を変えるだけで意思決定が変わる」
ということです。

 

 

意思決定はその後、想像につながります。

そして想像によって人は行動を決定します。

 

 

さて、優秀なあなたはもうお気づきですね。

 

 

つまり
「人の行動を創り出す方法」
となるということです。

 

 

自分自身に対して情報を変えれば、セルフマネジメントになります。

部下の行動を創り出すために、指示の出し方を変えればチームマネジメントになります。

お客様の行動を創り出すために、提案の仕方を変えれば、営業技術となります。

 

 

最も基本的な
「脳のメカニズムを先回りする技術」
です。

 

 

ハイパフォーマーとローパフォーマーの違いは
「わずかな言葉の選択」
から来ていることが多いことはご存じでしょうか?

 

 

優秀なビジネスパーソンは
「細かな言葉簿使い方に優れている」
ということです。

 

 

ただ言い換えれば
「言葉の使い方だけ変えればよい」
ということです。

 

 

あなたも営業とマネジメントで
「飛躍的な成果を出す技術」
として使えるようになるということです。

 

 

その方法は全て
「行動創造理論」
でつづられています。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

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今日は「ブレーンストーミングの効果を飛躍的に上げる方法」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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