あなたも「変わろうと思うだけ」で満足していませんか?その心理メカニズムとは

2021.02.16

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

チャレンジに失敗するのは「頑張ろうとする」から

 

 

今日は
「変化と心理」
というテーマに触れてみます。

 

 

<index>

①多くの人がチャレンジに失敗する確固たる理由とは?

②チャレンジを失敗させる「どうにでもなれ効果」

③あなたも変わろうとするだけで満足していませんか?

 

 

■多くの人がチャレンジに失敗する確固たる理由とは?

 

 

人のチャレンジで失敗する上位3つです。

 

 

ダイエット

禁煙

禁酒

 

 

上記にチャレンジをした人は多くいると思います。

 

 

しかし
「中々うまくいかなかった」
という人も少なくないでしょう。

 

なぜ多くの人は
「チャレンジに失敗をしてしまう」
のでしょうか?

 

 

上手くいかない
「確固たる理由」
があります。

 

 

ある心理メカニズムにより、うまく行かなくなっています。

 

 

■チャレンジを失敗させる「どうにでもなれ効果」

 

 

チャレンジを挫折させるメカニズムは
「どうにでもなれ効果」
と呼ばれる心理要因です。

 

 

なんだかインチキくさい名前ですね。

 

 

しかしトロント大学の
ジャネット・ポリヴィとC・ピーター・ハーマン
という心理学者が明らかにした、学術理論です。

 

 

どんなメカニズムなのでしょうか?

 

 

ダイエット中に
「ポテトチップスを2~3枚食べてしまった」
とします。

 

 

すると
「どうにでもなれ効果」
が起こります。

 

 

「どうせダイエットなんてパーだ」

「こうなったらとことん食べてやれ」

こんな心理が働き、食べつくしてしまう。

 

 

ちょっと食べたからと言って
「ダイエットが失敗」
なわけありません。

 

 

しかし
「罪悪感が強くなり」
やめてしまうということが起こるのです。

 

 

失敗した自分を認めたくないので
「もう意味がないと決意すらも無駄にする」
という考え方をします。

 

 

人はこのように
「誘惑に弱い生き物」
です。

 

 

時には
「落ち込んでしまう」
こともあるかもしれません。

 

 

しかしそんな時でも
「変わろう!」
という決心をすることがあります。

 

 

決断をした人は
「希望」
に満たされます。

 

 

新しい自分の姿を想像して
「人生がどんなに変わるか?」
という期待に胸を振らませます。

 

 

人の脳は決心しただけで
「気分が高揚する」
メカニズムがあります。

 

 

特に目標が大きければ大きいほど
「期待」
も大きくなります。

 

 

その結果
「大きな目標を掲げる」
ことになります。

 

 

わざわざ
「小さな目標を立てるなんてバカバカしい」
と言わんばかりです。

 

 

この後どうなるでしょうか?

 

 

皆さんの
「ご想像の通り」
です。

 

 

■あなたも変わろうとするだけで満足していませんか?

 

 

「変わろうと思うだけで満足してしまう」
という心理です。

 

 

変わろうと思うのは
「気晴らしの戦略程度」
に過ぎません。

 

 

決して
「自分を変える戦略」
ではありません。

 

 

変化をもたらす過程で
「一番ラクで気分がいいのは決心した時」
です。

 

 

実際に自分を変えるときは
「小さな行動の積み重ね」
となります。

 

 

決して楽な道のりではありません。

 

 

変わろうとしただけで満足してしまうというのは
「期待感だけは味わえる」
から行うということです。

 

 

多くの人が
「目標をあきらめては、決心する」
ということを繰り返すわけです。

 

 

自分が変わるには
「準備してきたことを実行する」
しかありません。

 

 

「変わろうと思っただけで満足してしまう」
という心理メカニズムを知ることも無駄ではありません

 

 

メカニズムを受け入れた瞬間
「対応の仕方」
も見つかります。

 

 

変わるための第一歩は
「メカニズムを知ることから始める」
のが良いかもしれませんね。

 

 

チャレンジするのに一番邪魔をするのは
「頑張ろうとする意志」
です。

 

 

頑張ろうとすればするほど
「ハードルを高く設定してしまう」
ので乗り越えることが困難になっています。

 

 

つまずく自分が嫌になり
「どうにでもなれ効果」
を発揮してしまいます。

 

 

行動メカニズムを理解すれば
「チャレンジの成功確率」
が高まります。

 

 

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「行動創造理論」
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今日は「変化と心理」というテーマに触れてみました。

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