なぜ僕らはスーパーヒーローになれなかったのか・・・

2019.06.17

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「本当の意思決定」

というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

①あなたは何にでもなれたはず

②スーパーヒーローになれなかった大きな理由

③自分の中にいる「悪魔」とは

 

■ヒーローにあこがれた子供が大人になった姿

 

小さいころのあなたは

「何にでもなれる」

と思っていなかったですか?

 

「スーパーヒーローにだってなれる」

と本気で思っていたあの頃です。

 

しかし歳を重ねるにつれ

「普通のスーツ」

を身にまとい限界を感じるようになります。

 

・ケガをしやすくなったり

・疲れが抜けにくくなったり

・体力の衰えも感じるようになるかもしれません。

 

「スーパーヒーローなんかではない、ただのスーツを着た人間だ」

 

もしかしたら

「これまでの選択の間違い」

を感じているのかもしれません。

 

なぜ、スーパーヒーローになれなかったのだろうか・・・

 

 

■スーパーヒーローになれない大きな事実

 

ここに1つ大きな事実があります。

 

私たちが

「気づき」

を得る瞬間は

 

「意識的に決定を下した」

この時だけということです。

 

・無意識の決定

・注意を払わない決定

・忘れてしまった決定

・なんとなく人生の判断基準にしてきた決定

 

これらの決定には

「そもそも疑問」

に思うことすらしません。

 

この決定に

「変化に対する気づき」

はありません。

 

それがスーパーヒーローになれなかった原因です。

 

 

この無意識の決定をかさねてくると

「何が自分にとって価値があるのか」

ということが見えなくなります。

 

「自分のありたい姿」

はどこにあるのでしょうか?

 

・意識的に下す決定

・無意識に下す決定

 

果たしてどちらの選択が

「楽」

でしょうか?

 

無意識の決定を続けると

「価値の評価」

は難しくなります。

 

人は判断が見えなくなると

「過去の自分自身の決定」

にゆだねることになります。

 

こうして誰もが

「自分自身を頼りにする」

という行動を無意識に選択します。

 

過去に行ったことを

「繰り返す」

習性があるということです。

 

その過去の決定が賢明であろうとなかろうと・・・

 

そしてまた

「無意識の決定」

を繰り返していきます。

 

これが

「意志決定のメカニズム」

です。

 

 

■投資商品の注意書きに書いてあることは?

 

「投資商品の注意書き」

にはこんなことが書いてありました。

 

『過去の実績は、将来の業績を保証するものではありません』

という免責事項が記載されています。

 

これを自分自身にも

「免責事項の適用」

をすべきかもしれません。

 

「過去の決定は、将来の実績を保証するものではありません」

 

「これまでと違う結果」

を出すにはどうしたらよいでしょうか?

 

答えは1つです。

 

「これまでと違う行動」

を選択するだけです。

 

しかし人は

「無意識の行動」

を簡単に選択します。

 

つまり

「これまでと同じことを繰り返す」

ということです。

 

そのスパイラルから抜け出すには

「意識的に決定を下す」

ことです。

 

そして決定したことを

「行動」

に変換することです。

 

単にこれだけです。

 

自分の中にある

「無意識の決定」

をする悪魔と戦ってみてはいかがでしょうか?

 

まだまだ

「スーパーヒーロー」

になれるはずです。

 

今日は

「本当の意思決定」

というテーマに触れてみました。

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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