「完璧主義者は無能である」理由は売れない営業と同じだから!?

2023.08.21

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

齋藤 英人
齋藤 英人
行動創造理論の開発者齋藤です。
 営業研修の受講者がまた一人トップセールスとなり過去最高の売上を出してくれました。

 
完璧主義者の営業がいたとしたら、その人の売上は高いでしょうか?低いでしょうか?
 
 
「完璧主義者の営業」と「普通の営業」では売上に大きな差が出てきます。理由はどこにあるのでしょうか?
 
 
完璧主義者には大きな欠点があります。
そしてそれが売れない営業がやっていることと全く同じことしています。
 
 
完璧主義者だからこそ、売れない行動も完ぺきにこなしてしまうということです。
 
 

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完璧主義者がビジネスにおいて失敗する理由と売れない営業の共通点を見ていきましょう!
 
 

完璧主義者と売れない営業は「同じ理由で無能だった」

 
 
「完璧主義者」とはどんなイメージの人でしょうか?
 
 
あなたは「完璧主義者」という言葉を聞いてどんなイメージを持ちますか?
 
 
「仕事ややるべきことに責任感がある」
「非の打ちどころがないほど完璧な言動ができる」
「自分の理想としている考えが強く、妥協を許さない」
「時として人にも完璧さを要求する」
 
 
完璧主義者と聞くと非常にポジティブな印象を受けることもあります。
 
 
しかし本当は完璧主義者というのはネガティブな言葉です。
 
 
なぜ完璧主義という言葉はネガティブな言葉なのでしょうか?
理由を見ていきましょう。
 
 

完璧主義者というのはネガティブなことを指す言葉だった!?

完璧主義
 
なぜ完璧主義がネガティブなことなのでしょうか?
 
 
理由は以下の通りです。
 

完璧主義がネガティブである理由
 
・自分の価値観や意見を主張する
・周りにも同じだけの完璧さを求める
・細かい部分にこだわる
・一緒にいると疲れてしまう
・臨機応変な対応ができず融通が利かない
・ゼロかイチしかない

 
あなたは完璧主義者をどんなイメージで見ていましたか?
 
 
完璧主義というのは決して良いことではありません。
 
 
むしろマイナス要素が強い傾向と言ってよいでしょう
 
 
とあるアンケートでは「3人に1人は完璧主義者の対応にストレスを感じたことがある」という回答があったようです。
 
 

完璧主義者が無意識のうちに間違って見ているものがある

 
 
完璧主義者である条件の1つに「能力や才能はある」ことがあげられます。
 
 
そもそも自分で何も成し遂げられないと認識している人が「完璧」など求めようと思わないからです。
 

齋藤 英人
齋藤 英人
私は完璧主義者は「無能である」と断言します

 
完璧主義が無能である最大の理由は「負け続けてしまうから」です。
 
 
完璧主義者であるゆえに「普通の人より負ける数が多い」となります。
 
 

「スポーツの完璧主義者」を想像してみるとわかりやすい

スポーツ
 
 
対人スポーツでも個人競技でも同様です。
 
 
対人スポーツなら相手がいます。
個人競技なら自分の目標があります。
 
 
そして完璧主義者のプレイヤーは「全てにおいて完璧に勝とうとする」ことでしょう。
 
 
しかし思い通りになることはありません。
ほとんどのプレーが意図する結果になりません。
 
 
つまり完璧主義者であればあるほど負ける数が多いということです。
 
 
ここで脳のメカニズムが関係してきます。
 
 
負け続けていくと人は自己肯定感がどんどん薄れていきます。
 
 
つまり自分のスキルや能力が強みではなく弱みに変わっていくということです。
 
 
完璧主義者は自らの脳で「自分を無能と決めつる作業を行っている」ということです。
 
 
完璧主義者が無能となる最大の理由です。
 
 

完璧主義者と売れない営業は「同じ理由で無能だった」

 
 
完璧主義者が無能な理由はもう1つあります。
 
 
基本的に自分しか見ていないということです。
 
 
例えばスポーツで勝利するには相手を上回ることが重要です。
これは誰もがわかる簡単で当たり前のことです。
 
 
そして相手を上回るために、絶対に必要なことがあります。
 

齋藤 英人
齋藤 英人
簡単なことなのですが、それは何かわかりますか?

 
相手を上回るために絶対に必要なのは「相手を知る」ということです。
 
 
どんな競技でも相手を知り、最適なプレーで相手を上回れば確実に勝利することができます。
 
 
しかし完璧主義者は「自分の最高のプレーで相手を倒そうとする」ことを選択します。
 
 
それで勝てるほど戦いは甘くありません。
だから完璧主義者は無能だといえるのです。
 
 
完璧主義者が無能ということはビジネスにおいても同様です。
 
 

完璧主義者の営業は売れない営業

売れない営業
 
もしかしたらあなたも営業の勘違いがあるかもしれません。
 
 
例えば営業がいくら自社商品の知識を備え、最高のプレゼンテーションをしても契約は決して取れません。
 
 
ここに完璧主義者が売れない営業である理由が詰まっています。
 
 
完璧主義者の営業は「自分は出来ている」「他の人より優れている」と思っています。
 
 
だから完璧主義の営業は売れないままなのです。
 
 
完璧主義者は売れない営業によくあるお客様の存在や心理を忘れている状態ということです。
 
 
そもそも大前提として「お客様は営業が提案する商品やサービスに興味が無い」ということをあげておきます。
 
 
自分たちの課題をどう解決するかしか興味がありません。
 
 
そんなお客様に自社商品の紹介をするのは間違いでしかありません。
 
 
非常に基本的なことですが、売れない営業が知らないことでもあります。
 
 
そして売れない営業ほど「先手で自分のカードを切る」ことをしています。
 
 
じゃんけんで言えば「自分は先にグーを出します」と相手に伝えているようなものです。
 
 
絶対に勝てない勝負を自らやっているということです。
 
 
もちろん売れる営業、トップセールスたちは決してこんなことは行いません。
 
 
トップセールスたちは相手の言葉を聞き、疑問点を見つけ質問をすることを繰り返します。
 
 
お客様に質問をしてお客様自身にアウトプットをさせることを繰り返します。
 
 
重要なポイントが「お客様にアウトプットをさせる」という点です。
 
 
人の脳が最も信じるのは何でしょうか?
 

齋藤 英人
齋藤 英人
自分自身の言葉です

 
だから営業は質問をして、お客様のアウトプットを引き出す必要があるのです。
 
 
営業が行うことは「お客様の思考を導くためにどんな質問をすればよいか?」を徹底的に練り上げることです。
 
 
トップセールスたちは感覚で行えています。
 
 
普通の営業なら「商談の戦略を練る」ことで同じことが出来るようになります。
 
 
私が完璧主義者を無能と言い切っているのは脳の動きと思考が手に取るようにがわかるからです。
 
 

本日のまとめ

 
 
本日は完璧主義者と売れない営業の共通点に触れてきました。
 

完璧主義はマイナス要素
3人に1人はネガティブな印象を持つ
ネガティブの理由
完璧主義者はスポーツでも勝てない
完璧主義では営業でも勝てない
人の脳が一番信じるもの
トップセールスがやっていること

 
完璧主義というのは一見良さそうに見えます。
 
 
しかしマイナス要素のほうが圧倒的に多いという事実がわかりました。
 
 
営業でも完璧主義では売れないということです。
 
 
トップセールスたちが売れ続けるのは、相手の行動を創る技術を無意識に使っているからです。
 
 
もし普通の営業も同じように使えるようになったらどうなるでしょうか?
 
 
しかも意図的に行えたら、再現性が高まるのでトップセールスを超えることも可能です。
 
 
最後にその方法をお伝えしておきましょう。
 
 

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齋藤 英人
齋藤 英人
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