今日は
「好きなこと」
というテーマに触れてみたいと思います。
皆さんにとって
「好きなこと」
「好きなもの」
はなんでしょうか?
ちなみに私は
「サッカー」
です。
ここでの記事もサッカーに例えるのが多いのはこれが要因です(笑)
では、もう1つ質問です。
「私はサッカーが好き」
というのは正しいでしょうか?
それとも間違っているでしょうか?
「???」
という顔が思い浮かびます。
「正しいも間違いもないだろう」
「好きならそれでいいのでは?」
と思われたと思います。
そうです。
「正しいかどうか」
は関係ないわけです。
「好きかどうか」
ということが重要です。
私が仲間のサッカー好きと
「サッカー」
の話をしていたとします。
日本代表の戦い方のこと
W杯での番狂わせのこと
自分のチームの戦術のこと
このとき
「楽しい話」
になることは間違いありません。
その場が
「ポジティブな場」
になるというのは想像できるでしょう。
ではみなさんは
「自分の提案する主力商品は好きですか?」
「好きです」
と答えられた人はポジティブな環境を創れている人だと思います。
お客さんにも
「この商品が好き」
ということは伝わるでしょう。
少なくても
「この製品はあまり好きではない」
と思って提案されるより、ポジティブな印象を持ってもらえるでしょう。
自分の提案製品やサービスは
「高い」
「機能が足りない」
「使いにくい」
ということがあるかもしれません。
このような製品を提案するのは
「正しいことではない」
と無意識に思っている人もいるかもしれません。
しかし、市場の中で
「正しいものしか選ばれない」
となったら、ほとんどの製品は消えることでしょう。
例えば
「腕時計」
で考えてみましょう。
「高級ブランドの腕時計」
は正しくないのかもしれません。
そもそも
「時計メーカー」
のモノではありません。
「時間を確認する」
という機能だけであれば100円ショップのモノで十分です。
しかし
「高い値段でたくさん売れています」
さらにその時計には
「たくさんのファン」
がついています。
また
「顔が見える野菜」
も同じではないでしょうか?
生産者の顔がみえるから
「安心できる」
という理由で選ばれています。
なぜ安心できるのでしょうか?
その生産者が
「作物が好きで丹精込めて作ったから」
が伝わるからではないでしょうか?
もしその生産者が苦い顔して
「たいして好きじゃないんだ。仕事だからやっている」
というコメントを観たらどうでしょうか?
「買いたい」
をは思えないですよね。
「好き」
というのはポジティブなことです。
「仕事だから」
「儲かるから」
ということはあるかもしれません。
ただその前に
「好き」
と思うことが大切なのではないでしょうか?
そして、すべてが正しいかどうかは関係ないはずです。
今日は
「好きなこと」
というテーマに触れてみました。
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤