「自分の心に正直に耳を傾けるべき」は真っ赤な嘘、あなたもすぐにやめるべき理由

2023.04.29

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

人は自分の心に耳を傾けて進化してきたわけではない

 

 

今日は
「感情の分析」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①「自分の心の言葉に耳を傾けるべき」は本当は間違った自己対応法だった!?

②あなた自身よりも他人のほうがよっぽど感情を分析できる

③あなたにとって耳を傾けるべきは「感情ではなく〇〇」

 

 

■「自分の心の言葉に耳を傾けるべき」は本当は間違った自己対応法だった!?

 

 

人には様々な感情があります。

 

 

そして多くの自己啓発では
「あなたの感じた通り」「あなたの心に従って」
と助言をくれます。

 

 

悲しい

うれしい

怒り

イライラ

楽しい

 

 

ただ感情に従えといいますが
「あなたは自分自身の感情の分析」
を正しくできると思いますか?

 

 

実は人の認識力では
「自分の感情を分析するのは難しい」
という結論が出されています。

 

 

感情というのは大抵
「思い込み」
のレベルであることがほとんどです。

 

 

だから、感情に従おうとしても
「定まっていないコンパスを頼りにする」
ようなものなので、期待した未来を手にするのは難しいかもしれません。

 

 

行動科学的に見ると、感情は非常にあいまいなものとなります。

 

 

■あなた自身よりも他人のほうがよっぽど感情を分析できる

 

 

なぜ自分の感情を分析するのが難しいのでしょうか?

 

 

そもそも人間の
「進化の過程」
にヒントがあるようです。

 

 

人は集団生活によって、繁栄をしてきました。

そして集団から外されれば、死につながることを遺伝子レベルで知っています。

 

 

そのため
「人間は自分の感情より、他人の感情を読むほうが得意」
ということが数々の研究で立証されています。

 

 

自分の感情を知りたいのであれば
「自分で分析する」
ことはあきらめたほうが良いでしょう。

 

 

自分で分析するよりも
「他人に聞いた方が正確」
だからです。

 

 

あなたの分析より、客観的に分析をしてくれるはずです。

 

 

友人や恋人、家族に聞いてしまう方が早いでしょう。

進化を支えてきた人間の本能のチカラを借りるべきです。

 

 

■あなたにとって耳を傾けるべきは「感情ではなく〇〇」

 

 

「感情」が指針とならないとするなら、自分自身では何をあてにすべきでしょうか?

 

 

あなたに蓄積されてきたのは
「過去の経験」
です。

 

 

人の意思決定のメカニズムは
「目の前の情報」と「過去の記憶の情報」
を組み合わせて行われます。

 

 

2つの情報が組み合わされると
「連想記憶」
が作られ、想像が生まれます。

 

 

そしてポジティブな想像ができれば
「やる」
という行動が選択されます。

 

 

逆にネガティブな想像が生まれれば
「やらない」
という行動が選択されます。

 

 

何かが起きたときに耳を傾けるのは
「感情」
などではありません。

 

 

過去の経験に寄り添ってみましょう。

感情による選択よりも、よっぽど正しい選択を導いてくれます。

 

 

さて、あなたの人生で
「繰り返し起こること」
は何でしょうか?

 

 

出来事の経緯を分析をしても
「自分の都合の良いカタチ」
にしか、あなたの脳は分析をしません。

 

 

出来事に対しての解釈は
「未来の結果に対してあまり意味を持たない」
と割り切ってしまうのも良いでしょう。

 

 

役に立たないのであれば
「心に耳を傾ける」
なんてことはやめたほうが良さそうです。

 

 

特にネガティブな感情は、すぐにでも手放してしまう方が良いでしょう。

 

 

ネガティブな感情の波が押し寄せても
「すぐに沖に帰してしまう」
ことが、次の意思決定を正しく導くことになります。

 

 

自己啓発的な考え

行動科学を基軸とした考え

あなたはどちらを選びますか?

 

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

成約率が50%向上した

新規案件数が10倍に増えた

たった1か月で売上が4.6倍になった

 

 

上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。

すでに9,816人の営業が飛躍的に向上させました。

 

 

【ご連絡フォーム】

 

 

今日は「感情の分析」というテーマに触れてみました。

売上直結型「BtoB」営業研修
無料相談受付中!
売上直結型「BtoB」営業研修ランディングページバナー

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

記事カテゴリー