本日の記事の見出し
男が洞察の塔にたどり着くために何をすれば良いか?
今日は
「ビジネスミステリーシリーズ第2弾」
をお送りいたします。
<index>
①ミステリー 洞察の塔にたどり着くために「何を質問すればよい?」
②この問題はあなたの洞察力が直接試されている
③孵化の技術と組み合わせて、生産性を飛躍的にあげるテクニック
■ミステリー 洞察の塔にたどり着くために「何を質問すればよい?」
高田は休暇を使い船で南国の島に向かっている。
小さめの船だが、乗客も少なく非常に快適な船旅だった。
順調に見えた航海は、突然変化を迎えた。
ドン!!という大きな音が底の方から響いた。
船内には大声と警戒音が鳴り響く。
また大きな音が鳴ったと思うと、船が大きく後ろに傾いた。
このままでは船が沈むと思いながら、救急ボートを高田は探す。
しかしボートを見つけるよりも早く船が沈んでいく。
高田は難破した船から海に飛び込んだ。
そして必死に泳ぎ、何とか人気のない島にたどり着き命を取り留めた。
少し落ち着いてきて、四方を見渡すが砂しか見えない。
高田はよろよろと歩きながら海岸線を調べていると、あることに気づいた。
「この島は奇妙な身分制度があることで有名な島だ!」
最上層に属する人は「決して本当のことを口にしない」
最下層に属する人は「常に本当のことを言う」
中間層に属する人は「本当のことを言ったり、うそをつくこともある」
外見からはどの層に属しているかの区別はつかない。
高田がこの島で生き延びるには
30メートルの高さの「洞察の塔」にたどり着くしかない。
この塔に登れば、島の周りを見渡すことが出来る。
そして遭難信号を送ることもできる。
曲がりくねった道をたどっていくと、3人の男が座っている。
高田は塔へ続く道を見つけたいが、彼らに2つしか質問することが出来ない。
それがこの島の決まりなのだ。
さて高田は何と質問すればよい??
■この問題はあなたの洞察力が直接試されている
さて、あなたは解けますか?
この問題を解くためには
「洞察力が直接試される」
こととなります。
数学の論理問題としても有名な問題にも似ています。
しかし数学の知識は一切必要ありません。
未就学児でも解ける問題です。
もしあなたが答えを導けなければ
「孵化の技術」
を使うことをお勧めします。
脳のメカニズムを活用した
「ひらめき」
を得る技術です。
技術と言ってもやることは簡単です。
一度は問題に徹底的に向き合ってください。
そして
「いくつかの考えを出しても答えが見つからなかった」
という状況を創り出します。
もしこの時に答えが見つかれば
「孵化の技術」
は必要ありません。
孵化の技術は答えが見つからなかった際に活躍します。
一旦行き詰った後に行うことは
「放置すること」
です。
脳は意識的に考えていなくても
「無意識下で情報の再構築をする」
というメカニズムを持っています。
あなたが意識をしてつながらなかった情報(問題を考える)も
「無意識下では有効的につながる」
事が起きます。
公園を散歩する
別の仕事をする
お風呂に入る
カフェでくつろぐ
特に決まった行動は必要ありません。
何か別のことをしたり、リラックスをするだけで十分です。
問題が解けないということは
「間違った考えやヒントを手にしている状態」
と言い換えることが出来ます。
別の行動を挟むことで
「間違ったヒントの忘却効果」
があることが明らかになっています。
脳は最大限働くために
「不要な情報は忘れる」
という作業を絶えず行っています。
脳の忘却効果は
「思考や学習に大いに役立つ」
事でしょう。
そしてその忘却効果は
「孵化の技術」
を使うことで用いることが出来ます。
■孵化の技術と組み合わせて、生産性を飛躍的にあげるテクニック
何かの作業をする際にも有効です。
有名な仕事術の1つでもある
「ポモドーロ効果」
と組み合わせると、さらに効果的です。
ポモドーロ効果とは
「25分の単位で集中する」
という仕事術です。
1つの作業に集中する際
「メールや電話」
など、一切余計なことには触れません。
一回わき見をして集中が途切れてしまうと
「再度、集中のための助走」
が必要となります。
その結果
「集中するための助走時間」
だけが積み上がり生産性が落ちてしまいます。
高い生産性を保つためには
「1度集中したら一定時間維持し続ける」
事が有効です。
そして脳が集中し続けられる時間が
「平均25分」
となります。
25分を知らせるタイマーに
「トマトのタイマー」
を使ったことからポモドーロ効果と呼ばれています。
※ポモドーロとはイタリア語でトマトの意味
集中を終えた後には
「孵化の技術」
を用います。
一旦、脳の無意識下で情報の再構築を行ってもらいます。
すると
「今まで気づけなかった解決法」
がパッとひらめきことがあります。
繰り返す使うことであなたの
「洞察力とヒラメキ力」
がどんどん上がっていきます。
さて、ミステリーで出てきた高田は洞察の塔にたどり着けたでしょうか?
記事をここまでご覧になった方は
「短時間かもしれませんが孵化の技術」
を使っています。
もう一度考えたら答えが見つかるかもしれません。
答えは…
「上を見上げればよい」です。
30Mの高さもある塔であれば、上を見ればおおよその場所はわかります。
島の住人に聞かなくても
「洞察の塔」
にはたどり着くことが出来るでしょう。
少々ふざけた答えですが
「固定観念を取り除く」
という体験ができたのではないでしょうか?
私があげた答えだけが正解ではありません。
あなたなりの答えを見つけてください。
私から一番伝えたかったことは
「脳のメカニズム」
を活用すると課題解決や生産性向上に非常に効果があるということです。
それが私が提唱している
「行動創造理論」です。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
-
脳科学
-
心理学
-
行動経済学
上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
-
営業研修
-
マネジメント研修
-
能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。
成約率が50%向上した
新規案件数が10倍に増えた
たった1か月で売上が4.6倍になった
上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。
すでに8,816人の営業が飛躍的に向上させました。