本日の記事の見出し
家でもやろう！行動創造理論シリーズ
新型コロナウイルス感染拡大防止で
「家にいよう！」
となっています。
この機会に
「今までとは違うことをしよう！」
と思っている方も多いかもしれません。
その実現の一助になればと
「家でもやろう！行動創造理論シリーズ」
をお送りしています。
5時間目は・・・
5時間目 成功率を高める目標設定法「行動目標」
4時間目の記事で、一旦公開した内容です。
「長い」
というお声をいただいたので、2回に分けることにしました。
4時間目とセットでご覧ください。
■成功確率を飛躍的に上げる、もう1つの目標設定は「行動目標」
4時間目のテーマの結果目標は
「ゴール」
として大変重要です。
しかし結果の目標だけだと
「ほとんど挫折に終わる」
ことでしょう。
なぜなら、まだまだ
「脳のメカニズムに適していない」
からです。
脳は結構、欲張りなところがあります。
脳は何か始めたら
「すぐに成果が欲しい」
となります。
しかしそもそも
「簡単にできるならチャレンジ」
ですらありません。
5キロやせる
英語が喋れるようになる
楽器が弾けるようになる
これを実現するにはある程度の日数が必要になります。
すぐに成果は出ないでしょう。
そのため報酬をもらえない脳が
「もうやめてしまおう」
と考え始めてしまうのです。
脳のメカニズムで
「長期の成果より、短期の成果を好む」
というものがあります。
このメカニズムのせいで
「多くのチャレンジが挫折」
しています。
それならば、このメカニズムを逆手に取ればよいということです。
これが
「目標達成の環境を整える」
ということです。
その方法は
「行動目標を設定する」
ということです。
目標を
「日々の行動」
にするという方法です。
では、整理をしてみましょう
ダイエットをしようとして運動をします。
だからと言ってすぐに、やせるわけではありません。
むしろ増えてしまうことだってあります。
これだと続きませんね・・・。
そこで目標を
「今日は腹筋を10回やる」
と細かく定めます。
体重に変化がなかった（結果）としても
「腹筋を10回やれば目標達成」
となります。
その日の結果は関係ありません。
「行動」だけに着目します。
これが
「行動目標」
です。
行動目標の設定ポイントは
「まずは確実に達成できる数値」
にすることです。
大きな負荷をかけるよりも
「脳に毎日のごほうび」
を与え続けることの方が効果があります。
「物足りないな～」
と思ってから負荷を変えればよいでしょう。
チャレンジの失敗の多くは
「最初に頑張ってしまう」
ということも要因です。
毎日、厳しいことを乗り越えてくれるほど、脳は強くはありません。
最初は簡単に乗り越えるだけで十分です。
そんな環境を整えてあげてください。
そのほうが効果が出ることが
「数多くの研究」
で明らかになっています。
あと最後に行動目標は
「〇〇する」
と必ずして下さい。
「腹筋10回」ではなく
「腹筋10回する」です。
これも脳にスイッチを入れる声掛けの効果があります。
恐らくほとんどの目標は
「腹筋10回のような体言止め」
になっていることでしょう。
これも環境設定に重要なことなので、忘れないでください。
4時間目～5時間目の内容は企業研修で
「行動マネジメント」
に変容する具体的な手法を含んでいます。
大企業での研修でも採用された非常に効果の高い手法です。
※数百万円の内容かもしれません（笑）
■成功率を高める目標設定のまとめ
①結果の目標に「なぜ」と問いかけます
②問いかけて「目的」をはっきりさせます
③「〇〇になりたい」ではなく「〇〇になっている」に変えます
④視覚情報として未来の姿をイメージします
⑤「行動の目標」を設定します（回数など）
⑥体言止めではなく「〇〇する」と書き換えます
あとは、行動目標を日々こなすだけです。
５時間目は
成功率を高める目標設定法「行動目標」
をお届いたしました。
1時間目～5時間目で行動創造の準備が完了です。
この環境でまずスタートをしてみてください。
【家でもやろう！行動創造理論シリーズ】
著者
行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる
