あなたの意思決定は簡単に間違える!?「部外者テスト」を行うと簡単に解決!

2023.03.31

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

あなたも無意識のうちに間違った判断を選んでいる

 

 

今日は
「部外者テスト」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①創業からの事業が停滞し落ち込んでいる創業者2人の会話

②一度その場を離れると仮定するだけで「正しい判断ができるようになる」

③意識的に外部視点を取り入れると判断のエラーがなくなる

 

 

■創業からの事業が停滞し落ち込んでいる創業者2人の会話

 

 

ある創業者2名の会話を見てみましょう。

 

 

創業者2人は落ち込んでいました。

そして会話が始まります。

 

 

創業者A

「私たちはここまでやってきたが、最近は不調になっている。どうすべきか…。

もし私たちが追い出されたらどうなるだろうか。」

 

 

創業者B

「取締役会で新しく迎えられたCEOが、創業から続けてきた主力事業から撤退するだろうな」

 

 

創業者A

「私たちがいったん会社を出されて、また戻ってきたとする。そうしたらどうだろう?」

 

 

創業者B

「それならば私たちの手で、創業からやってきた事業を撤退する判断をするだろうな」

 

 

現状では考えられなかったことも、時間がたてば考えが変わるということでしょうか?

実は2人の会話には人の意思決定にかかわる心理効用があります。

 

 

■一度その場を離れると仮定するだけで「正しい判断ができるようになる」

 

 

同じ人間の判断ですが
「一度外部に出て戻ってくる」
という条件を付けただけで重要な判断すら変わるということです。

 

 

自分の目の前にある事柄を見ているのは
「内部視点」
となります。

 

 

内部視点は
「自分に都合の良いストーリーを組みあげているだけ」
なので、間違いを認めることができません。

 

 

しかも上記のストーリーの場合は
「一度、大きな成功を収めている」
ことが変化に対して、大きな足かせとなります。

 

 

自らの成功は事実であり
「自らのストーリーは信じてしまう」
というバイアスを導きます。

 

 

良い情報は脳の記憶になかにあふれています。

そして失敗についても、自分たちの都合の良い情報しか見えなくなります。

無意識のうちに行われるので、通常ではあらがうことができません。

 

 

本来、今後の事業性を判断するには過去のデータや客観的な見立てといった
「外部視点」
が必要となります。

 

 

そしてほとんどのケースでは
「外部視点の方が正しい」
という結果を導いています。

 

 

しかし個人の判断では
「内部視点からしか考え無い」
ということで、計画錯誤を発生させてしまいます。

 

 

そこで
「いったん外に出て戻ってきたとしたら」
と仮定して視点をずらすことで、正しい判断ができるということです。

 

 

■意識的に外部視点を取り入れると判断のエラーがなくなる

 

 

全くの他人が
「自分と今のポジションにいたらどんな判断をするか?」
と考えることは非常に有効です。

 

 

例えばあなたが
「転職を考えている」
とします。

 

 

すると
「自分にとって都合の良い情報を集める」
ことになります。

 

 

転職をする

転職を先送りする

いずれに判断を下すにしても、自分の脳に都合の良いことしか考えません。

 

 

もしあなたが
「友人の立場として転職の相談をされたら」
判断は異なるでしょうか。

 

 

恐らく判断は簡単に変わることでしょう。

先ほど触れたように外部視点に代わるからです。

 

 

仕事でも職選びでも結婚でも
「重要な判断」
をする際には外部視点を意識的に取り入れることでエラーは少なくなります。

 

 

部外者をぜひあなたの脳の中に入れテストをしてみてください。

 

 

人の意思決定はバイアスによって簡単に導かれます。

正しい判断というのはバイアスを避けることかもしれません。

 

 

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今日は「部外者テスト」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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