誰でも簡単にできる手品に騙されてしまう「そんな人が成績の上がらない営業!?」

2023.03.30

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

あなたは簡単な手品に騙されてしまいますか??

 

 

今日は
「一方しか見ることができないから失敗に終わる」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①誰でも簡単にできる手品に「ビジネスのヒント」が隠されている

②あなたも裁判に負けた側が「弁護士費用を払うべき?」と考えますか?

③一方しか見られない普通の営業が失注を続ける理由

 

 

■誰でも簡単にできる手品に「ビジネスのヒント」が隠されている

 

 

まず初めに
「単純な手品」
をご紹介します。

 

 

誰でも簡単に行うことができ、100%成功する手品です。

 

 

ハートのAとスペードのAを裏向きにし、2枚のカードを相手に示します。

「あなたが選ぶカードを当てます。」といい、選んでもらいます。

 

 

相手は「ハートのA」を選びました。

あなたの左側のカードがハートのAです。

 

 

つまり相手に左のカードを選んでもらえば、手品は成功です。

しかし右側を選んでもらっても問題はありません。

 

 

右側が選ばれたときは「こちらを外します」といえばよいだけです。

いずれにせよ左側のカードが選ばれるという手品です。

 

 

「フォーシング」と呼ばれる基本的な技法です。

相手も自分で選んだので、客観的な判断と錯覚します。

1回だけであれば、誰でも成功できる手品です。

 

 

成功する理由は
「一方しか見られない」
からです。

 

 

■あなたも裁判に負けた側が「弁護士費用を払うべき?」と考えますか?

 

 

ではここからは
「一方しか見られない」
を別の視点で見てみましょう。

 

 

次の質問について考えてみてください。

 

 

あなたは訴えられました。

しかし訴えは退けられ勝訴しました。

さて、訴えてきた相手に弁護士費用を支払ってもらうべきと考えますか?

 

 

調査では85%の人が
「支払ってもらうべき」
と回答したとのことです。

 

 

一方的に訴えられてきたので
「かかった弁護士費用は払うべきだ」
と考えるのは一般的な思考でしょう。

 

 

では、逆の場合だったらどうでしょうか?

 

 

もしあなたが誰かを訴えて敗訴しました。

 

 

さてあなたは
「裁判に負けた側が相手の弁護士費用を払うべきだ」
と考えるでしょうか?

 

 

おそらく多くの人は
「NO」
と答えるでしょう。

 

 

同じ状況にもかかわらず
「立場を入れ替える」
ことで全く思考が異なってしまうということです。

 

 

「敗訴者の費用を負担する」
というテーマは賛成も反対もそれぞれの言い分があるでしょう。

 

 

ただ、脳に浮かぶ思考は
「立場によって簡単に入れ替わらる」
ということです。

 

 

一方しか見られないから起こることです。

 

 

■一方しか見られない普通の営業が失注を続ける理由

 

 

ビジネスにおいても
「一方しか見られない」
というのは起きています。

 

 

例えば営業もそうでしょう。

お客様の立場でどこまで考えられているでしょうか?

 

 

口ではお客様の視点といっていながら
「自分の提案に都合の良いこと」
しか考えていないでしょう。

 

 

「お客様のことをよく知るために質問をする」
としたときでさえ、自分の提案に必要な質問しかないでしょう。

 

 

営業側からすれば
「提案を採用すべきだ」
と考えるでしょう。

 

 

しかし状況によっては
「違う選択をしたほうが良い」
という場合も往々してあります。

 

 

あなたは営業の際
「逆の立場で物事を見る」
ということをどれだけ徹底できているでしょうか?

 

 

人の脳は
「自分のことは主観的に考える」
という特性があります。

 

 

平たく言えば
「都合の良いように考える」
ということです。

 

 

商談が始まってしまっては
「目の前の情報」
によって、思考が振り回されてしまいます。

 

 

多くの普通の営業は
「自分の慣れ親しんだ言葉」
を選択するだけになります。

 

 

過去に成功した提案の言葉を発するでしょう。

しかし、目の前のお客様は同じではありません。

多くの場合、提案がささらず失注となります。

 

 

避けるためには
「事前準備の段階」
でもう一方からの見方を用意するしかありません。

 

 

もう一方から見るというのは簡単ですが、簡単には実行できません。

脳のメカニズムがもう一方から見ることに適していないからです。

目の前の情報に反応してしまうからです。

 

 

その証拠が冒頭し記した
「単純な手品に騙される」
ということです。

 

 

適切な思考に導くには
「最適な準備シート」
を用いる必要があります。

 

 

私の提唱している
「行動創造理論によるトレーニング」
においては、脳のメカニズムを先回りする専用シートを用います。

 

 

シートを作成していくだけで
「正しい思考とシナリオ」
が出来上がるものです。

 

 

あとは、そのシートを基に商談をすればよいだけです。

その結果、普通の営業がトップセールスに近い成績を残せるようになります。

 

 

すでに受講をした方は、効果を実感していることでしょう。

それこそ手品のように結果を導いています。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

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今日は「一方しか見ることができないから失敗に終わる」というテーマに触れてみました。

 

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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