本日の記事の見出し
停滞した組織はなぜ創られるのか?そして立ち直らせる方法は?
今日は
「周りに引っ張られるチカラ」
というテーマに触れてみたいと思います。
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②人は望もうとも望まなくても、本能で周りに合わせようとしている
③停滞した組織をつくるのも同調効果、立ち直らせるのも同調効果!?
■周りの10人の平均年収があなたの年収というのは本当?
昔からよく言われている言葉で
「よく一緒にいる10人の平均があなたの年収だ」
というものがあります。
「どんな人と一緒にいるかで、あなたの収入が変わる」
ということを伝えています。
だから収入を上げたければ
「自分より年収が少し良い人と付き合うと良い」
という教訓です。
多くの人は
「一緒にいる人が変わるだけで実際に収入は変わる?」
と疑問に思うはずです。
実際はどうなのでしょうか??
■人は望もうとも望まなくても、本能で周りに合わせようとしている
結論から言えば
「年収は変わる」
となります。
理由は人の脳のメカニズムにあります。
そもそも人の脳は
「誰かのマネをしていれば上手く行く」
と無意識に思っています。
年収は基本的には
「行動」
によって変わってきます。
そして人は誰かと同じような行動をとるので、結果的に年収も変わるということです。
周りにいる人が違えば、話す言葉や内容が変わるので、自ずと行動の選択肢からして変わってきます。
周りがベジタリアンばかりだと
「話題も野菜の話中心」
となるでしょう。
もしあなたがその場にとどまるなら
「野菜の話題」
に常に触れていますし、集まって話すときのために普段の食生活も変えることでしょう。
ただあなたが
「ベジタリアンにはならない」
と選択したら、そのコミュニティからは外れていくことでしょう。
もう少し単純でわかりやすい例を挙げてみましょう。
演劇が始まる前に司会者から
「新たな登場人物が出てきたら拍手をお願いします」
と言われています。
ただ、あなたは初めて見る演劇ですし、遠くからでは新しい人かどうかわかりません。
そして1人の役者が舞台袖から現れました。
「どっちだろうな?」と思っていると、周りの人が拍手をします。
そしてあなたも拍手をすことでしょう。
実際に実験でも行われいます。
周りにサクラの人物をおいて全然違う場面で拍手をさせても、人は模倣をして拍手をします。
■停滞した組織をつくるのも同調効果、立ち直らせるのも同調効果!?
もちろん同調効果は
「ビジネスの場面」
でも現れます。
組織が成長しているときは
「お互いが切磋琢磨をして成長をしていく」
ので問題がありません。
周りに合わせる同調効果がポジティブに働きます。
しかし停滞しているときは大きな問題となるでしょう。
まわりの落ち込みに、次々に巻き込まれていきます。
ネガティブな同調効果が生まれます。
学年や世代によって成績が変わるのも
「同調効果」
の効果が非常に大きく関わっています。
太古から群れを成す生物である人間は
「群れから外されてはいけないため、周りに合わせようとする本能」
が必ず働くので、避けることはできないでしょう。
ネガティブな同調効果が発揮された時、なにか対策する手立てはないのでしょうか?
対策方法は単純で
「同調効果をさらに活用する」
という方法です。
ネガティブな同調効果が発揮されているのに、さらに活用するとはどういうことでしょうか?
全体的に停滞していたとしても
「模倣できること」
は組織の中には数多くあります。
そして模倣できることを
「教え合う」
ことで組織の中に良い同調効果が生まれ始めます。
私はこれを
「ブライトスポット効果」
と呼んでいます。
ただしブライトスポットは簡単に見つかりません。
理由は
「人が意識して行っている行動の中には無い」
からです。
例えばトップセールスに
「良い営業の仕方」
を聞いたとしても、当たり前のことばかりが出てきます。
営業が意識的に行っていることは
「普通の営業でもやっていること」
だからです。
実はトップセールスである理由は
「無意識の意思決定と行動の中にある」
のです。
無意識であるがゆえに
「言語化できず継承されにくい」
という側面があります。
営業が属人的である、ブラックボックスであると言われる最大の理由です。
それでもブライトスポットを見つける方法は
「行動の分解」
を行うことです。
行動の分解を細かくすればするほど
「変化を創る良い部分」
が見つかります。
砂の中から
「砂金を見つける作業」
をイメージしてもらえばよいでしょう。
そして、ブライトスポットを見つけたら
「上手く行く科学的根拠」
を付けてあげればよいでしょう。
明確な理由が無いと
「腹落ちせず模倣しない」
という人が出てきてしまうからです。
人は今までやってきたことを手放すのが苦手です。
例え上手く行っていなかったとしても…。
「真似はすぐするけれど、自分のやってきたことは変えたくない」
と人は非常に非合理な生き物です。
正しく組織の中に
「同調効果」
を用いて業績を上げたいのであれば、専門プログラムを活用するのが良いでしょう。
行動の分解
ブライトスポットの発見
科学的裏付け
正しい同調効果を手にする3要素がすべて含まれています。
それが脳のメカニズムを先回りする
「行動創造理論」
です。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
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脳科学
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心理学
-
行動経済学
上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
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営業研修
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マネージメント研修
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能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。
成約率が50%向上した
新規案件数が10倍に増えた
たった1か月で売上が4.6倍になった
上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。
すでに8,816人の営業が飛躍的に向上させました。
今日は「周りに引っ張られるチカラ」というテーマに触れてみました。