本日の記事の見出し
たった1つ変えだけであなたも好意的に思われる方法とは!?
今日は
「相手に好意を持ってもらう技術」
というテーマに触れてみます。
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■あなたはどちらの人物に好意を持ちますか?
2人の人物の紹介文があります。
あなたはどちらの人物がお好きですか?
Aアラン氏
頭がいい、勤勉、直情的、批判的、頑固、嫉妬深い
Bベン氏
嫉妬深い、頑固、批判的、直情的、勤勉、頭がいい
あなたが大多数と同じなら
「ベンよりアランがずっと好き」
となるはずです。
なぜなら人の脳のメカニズムによる判断だからです。
2人の性格の違いに気づきましたか?
人の脳では
「最初に得た情報は、後であげられた情報の意味を変えてしまう」
というメカニズムが働いています。
ちなみに上の文の違いは
「順番が違うだけ」
です。
全く同じ性格を持った2人であることがわかります。
アラン氏を見てみると…
「頭がいい人が頑固」
という情報が最初に入ってきます。
あなたも、頭が良くて頑固なのは
「十分な理由がある」
と考られます。
しかしベン氏は
「妬み深くて、頑固なくせに、頭がいい」
となるとかなり危険な人物に感じます。
「頑固」という意味付けが変わっています。
アラン氏は
「頑固」=「意志の強さ」
ととらえています。
ベン氏は
「頑固」=「頭が固い」
と捉えています。
頑固の意味付けが変わったことから
「アラン氏の方が好感が持てる」
という結論に至ります。
繰り返しですが
「書いてあることは一緒にもかかわらず」
です。
■伝える順番は人生にも大きな関わりを持っている!?
あなたは何かを伝えるときに
「言葉の並び順」
にどれだけこだわりを持っているでしょうか?
アランとベンの件からみても
「順番は非常に重要」
ということがわかったはずです。
場合によっては
「最初の印象が強く、後の情報は無視される」
ことさえあるということです。
このメカニズムは
「人の人生にも大きくかかわってくる重要なこと」
とも言えます。
研究は進められていて
「採点」
にも影響があることが分かっています
大学教授が
「学生の論文を採点」
した時に順番の効果が表れてしまいます。
最初に「課題①の論文」を採点します。
その後に「課題②の論文」を採点します。
論文なので
「数字で表せるような明確な答え」
はありません。
部分的に主観が入るものです。
教授は採点を進めていった結果
「課題①と課題②でつける点数が似通っている」
ということに気づきました。
つまり
「最初の論文で優れている」
と判断した場合次の論文もそうであると思いこんでしまったのです。
大学教授といえば
「頭脳明晰な人達」
であることは疑いの余地はありません。
優秀な頭脳を持った人たちですら
「順番に行動が支配されてしまった」
ということです。
■営業で成績を上げる一番簡単な方法かもしれません
では、私たちであればどうでしょうか?
この記事では
「2人の人物の評価」「大学の論文の採点」
で見てきました。
当然あなたの
「ビジネスでも深くかかわってくるテーマである」
ということは想像できると思います。
営業や社内会議の
「プレゼンテーションの組み立て」
では直接的にかかわってきます。
プレゼンテーションや商談では
「最初に良い印象を与える」
ことは鉄則です。
まず一番最初に
「最も良い印象を与える言葉」
を伝えます。
ただしその後も
「良い言葉を並べる」
でよいでしょうか_?
答えは「NO」です。
良い言葉ばかりを聞いていると
「無意識のうちに疑う」
というシステムを併せ持っています。
そのため
「最初の良い印象すら疑い始める」
となってしまいます。
最初の印象を維持するためにはマイナス面も示す
「両面提示」
が大切です。
ただしマイナス面も
「序盤にもってきてはマイナス効果」
になります。
まず
「肯定的な判断」
を持ってもらったうえでの両面提示が必要ということです。
一番最初の
「アラン氏の紹介文」
のようなイメージです。
実際にある掃除機の紹介を見てみましょう。
・吸引力がすごい
・メンテナンスが簡単
・短時間で掃除ができる
・大きい
・音がうるさい
上記のような紹介になります。
逆にしてみましょう。
・音がうるさい
・大きい
・短時間で掃除ができる
・メンテナンスが簡単
・吸引力がすごい
全く良い製品には見えなくなります…。
営業でも会議でも
「最初に肯定的な印象」
を持たせることが大切です。
その瞬間相手は
「否定できなくなる」
という脳の状態になります。
脳のメカニズムからを考えれば
「伝える順番」
を真剣に考えないというのは異常な行動にうつります。
営業やコミュニケーションの基本で
「結論から述べよ」
という指導は受けた記憶があるはずです。
もしかしたら
「部下や後輩」
に教えているところかもしれません。
この記事を読んだあなたであれば
「もう科学的に説明」
ができるようになっているでしょう。
私の提唱している
「行動創造理論」
は営業の商談を再現化させる営業理論です。
今日の記事は
「その1つをご紹介」
いたしました。
売れる営業は
「正しい方法」
を繰り返しているので売れ続けます。
売れない営業は
「間違った方法」
を続けているのでいつまでたっても売れません…。
営業の細かい商談の技術は
「属人化しておりブラックボックス化している」
とさえされています。
指導する側も
「どんな商談をしているかわからない」
というのが本音ではないでしょうか?
また成績上位の人も
「感覚的」
に行っていることがほとんどなので、上手く指導に活かすことができません。
営業で明らかにできなかったことを
「営業の全て明らかにし、ルール化(再現性)した」
ものが行動創造理論です。
これまで8,816人の営業が行動創造理論に触れ
「飛躍的に売上を伸ばした」
優れた営業理論です。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する「行動創造理論」は
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
-
脳科学
-
心理学
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行動経済学
上記の叡智を「営業」に体系的に落とし込んだものです。
正しい営業が出来るようになり、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
-
営業研修
-
マネジメント研修
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能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
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と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには
「人のを本能の行動に合わせる」
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今日は「相手に好意を持ってもらう技術」というテーマに触れてみました。