もしあなたが100人の秘書から1人選ぶとしたら?『正しい決断と選択の問題』

2023.04.14

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

選択肢が多いとき、あなたはどうやって正しい決断をする!?

 

 

今日は
「決断と選択肢の関係」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①シチュエーションクイズ「100人の中からどの秘書を採用する?」

②秘書の採用で最も適した方法は「〇〇〇」を使うこと

③正しい選択と決断ができるようになれば、普通の営業もトップセールスに

 

 

■シチュエーションクイズ「100人の中からどの秘書を採用する?」

 

 

決断をするために
「選択肢は多い方が良いか?」
という議論はいくつもあります。

 

 

様々な研究で
「選択と意思決定の関係」
は明らかになっています。

 

 

ビジネスにおいても非常に重要なテーマです。

 

 

では、以下の状況の場合、あなただったらどのように選択と決断をしますか?

 

 

【選択と決断のテーマ】

 

あなたは秘書を1人採用しなければなりません。

求人を出すと100人の応募がありました。

あなたは無作為に順番を決めて、一人一人と面接をします。

 

面接が終わるごとに「採用」「不採用」をすぐに決めなければなりません。

翌日まで考えたり、保留はできません。

そして面接直後の決定を撤回することもできません。

 

さて、あなたはどのように採用と不採用を決断しますか?

 

 

少し考えてから、次の文章に進んでみてください。

 

 

■秘書の採用で最も適した方法は「〇〇〇」を使うこと

 

 

非常に決断が難しい問題です。

 

 

「最初に印象の良かった人を採用する」
という方法が良いでしょうか?

 

しかし、最も優秀であった人を雇い損ねる可能性もあります。

 

 

「レベルを見極めるために95人を面接して、残りの5人から選ぶ」
というのはどうでしょうか?

 

しかし、残りの5人が1人も優秀でない可能性もあります。

 

 

実はこの問題は数学者の間では有名な
「秘書問題」
と言われるものです。

 

 

上記の秘書問題の適切な解法は
「たったの1つしかない」
という事実があります。

 

 

適切な方法は
「最初の37人を面接して全員不採用にする」
というものです。

 

 

37人の面接を通して
「最も優秀なレベルを把握する」
ために使います。

 

 

そしてその後、
「37人のうち最も優秀だった人を上回った最初の人を採用する」
という方法です。

 

 

上記の方法をとれば
「優秀な秘書を雇える可能性が最も高くなる」
となります。

 

 

「37人」という数字の根拠はあります。

 

 

「数学定数e(=2.718)で割った数」です。

(50人であれば18人の面接をするのが適解です)

 

 

■正しい選択と決断ができるようになれば、普通の営業もトップセールスに

 

 

重要なのは
「数学定数eを使えば間違いない」
ということではありません。

 

 

確率の高い方法をできる限り使ったほうが良いということです。

そうすれば間違った方法をあえて選ぶことがなくなるということです。

 

 

1つの知識を持ち活用することで
「正しい選択と決断の確率を上げることができる」
ということです。

 

 

例えば
「営業の商談」
においても同様です。

 

 

ヒアリングは商談において最も重要なプロセスです。

 

 

何を聞くか?

どのように聞くか?

営業には選択の自由と決断が与えられます。

 

 

しかし、間違ったヒアリングをしたら、どんな案件でも失注に終わります。

 

 

数字の上がらないダメ営業は
「提案に必要な情報のみをヒアリングする」

ため、成約に至りません。

 

 

そもそも
「ヒアリングの目的」
からして間違っています。

 

 

そのうえ成約率を上げるための
「ヒアリングの技術」
を持ち合わせていないので、ダメ営業のままです。

 

 

営業の質問の仕方で
「お客様の脳の反応は全く異なる」
ということはご存知でしょうか?

 

 

ヒアリングを通じて、お客様の脳をセットする。

そのうえで、適切なプレゼンテーションを行う。

組み合わせることで、提案を採用しないと損をしてしまうという心理に導きます。

 

 

私は
「行動創造理論🄬」
を通じて、正しい営業技術をお届けしています。

 

 

行動創造理論による営業トレーニングを受講した営業たちは、飛躍的に数字を伸ばしています。

 

 

月に5回しか商談に行けなかった営業が2億の受注をとった

たった半年で前年の406%の売上を達成した

新規の見積提出数が10倍に増えた

 

 

上記の成果を残したのは、なにも特別な営業ではありません。

昨年の成績は真ん中より下くらいの営業です。

 

 

行動創造理論に触れただけで、正しい選択と決断ができるようになったということです。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

成約率が50%向上した

新規案件数が10倍に増えた

たった1か月で売上が4.6倍になった

 

 

上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。

すでに9,816人の営業が飛躍的に向上させました。

 

 

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今日は「人が嘘をついてしまうとき」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
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自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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