飛行機が予定通りのルートを進む確率は何%か?「計画よりも重要なことがわかる」

2023.04.13

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

あなたが計画通りに進んでいると思うのは錯覚だった!?

 

 

今日は
「柔軟な修正」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①クイズ「飛行機が予定通りのルートで飛ぶ割合は何パーセント?」

②あなたが予定通りに進んでいると感じるのは「何パーセント?」

③結論「計画通りにいくことはない」

 

 

■クイズ「飛行機が予定通りのルートで飛ぶ割合は何パーセント?」

 

 

1つ飛行機についてご質問です。

 

 

飛行機は予定されたルート上を
「どのくらいの確率で飛んでいるか?」
と聞かれたら、何と答えますか?

 

 

99%?

80%?

65%?

 

 

どのくらいの確率で予定の飛行ルート上を飛んでいるのでしょうか?

 

 

正解は0%です。

 

 

秒単位で絶えず微調整をして飛行機は飛行ルートに沿って飛んでいるようです。

正確と思われている飛行機でも、予定通りではないようです。

 

 

もちろんテクノロジーが進んで
「自動調整」
をしてくれています。

 

 

それでも注意深く見ていないと、どんな方向に行くかわかりません。

 

 

自動車の運転も同様ですね。

1秒たりとも目を離すわけにはいきません。

しっかりと前を見ていないと、簡単に衝突して事故を引き起こしてしまいます。

 

 

では、人の行動についてはどうでしょうか?

どれだけ注意深く観察をできているでしょうか?

 

 

■あなたが予定通りに進んでいると感じるのは「何パーセント?」

 

 

人の意思決定は
「目の前の情報」と「記憶の情報」
を結び付けて行われます。

 

 

この意思決定をどれだけ注意深く行っているでしょうか?

 

 

実は人の意思決定の99%以上は
「無意識のうちに行われている」
ということはご存知でしょうか?

 

 

自動車や飛行機でいえば
「自動運転」
で行われているようなものです。

 

 

あなたもすべての物事には
「最初にルート設定」
を行っているはずです。

 

 

就職や恋愛といったものも、希望を含めたルートを立てます。

予算数字の達成に対しても、ルートを予測します。

1つ1つの商談についても、シナリオを想定しています。

 

 

さて、予定通りのルートを進んだことはどのくらいあるでしょうか?

 

 

恐らく飛行機のルートと同じように
「当初の予定通り進んでいる」
ということは少ないでしょう。

 

 

もしかしたら飛行機と同様に
「0パーセント」
かもしれません。

 

 

人は脳は無意識のうちに
「ルートから外れている」
ということを認識させないようにしています。

 

 

もう少し言えば
「ずれたルートがそもそも予定のルートだった」
と錯覚させているということです。

 

 

予定通りいかない状態は認めずに
「当初からこの予定だった」
とすり替えを行っているのです。

 

 

実際には予定通りに言っていなくても
「本人の認識は予定通り」
と感じていることがほとんどです。

 

 

あなたの脳はあなた自身を
「無意識の正当化」
をして支持をしてくれているということです。

 

 

■結論「計画通りにいくことはない」

 

 

重要なのは
「細かい習性を意図的に行う」
ことです。

 

 

もともとの予定とずれていても、人はなかなか気づきません。

思考を勝手に入れ替えて、元の予定だと思い込ませます。

 

 

恐らくこの時のプレゼンテーションは
「華麗で非の打ち所がない状態」
で行われることでしょう。

 

 

しかし重要なのは
「当初の計画とのズレを早い段階で修正する」
ということです。

 

 

しかし人は
「計画とずれたことを認めたくない」
という側面も持ちます。

 

 

計画通りにいかないことは
「能力がないことを認めてしまう」
と感じるからです。

 

 

しかし、計画通りにいくことはまずありません。

人の生活には必ず他人がかかわることばかりだからです。

(そもそも自分自身だけのダイエットの計画すら実行できないでしょう)

 

 

営業の予算計画も誰かの行動を創らなければ達成できません。

1つ1つの商談も予定通りにいかないことばかりでしょう。

数年前には通用していた交渉技術も、今では使えないかもしれません。

 

 

また
「計画だけを重視」
して行動できない人もいるかもしれません。

 

 

しかし考えているだけでは、1ミリも世界は変わりません。

こちらも計画通りにいくことはあきらめたほうが良いでしょう。

 

 

あなたの計画を柔軟に修正しながら進めていくには
「技術とスキル」
が求められます。

 

 

まずはスキルを手にすることが優先順位が上の事項です。

1つの方法として、私からは行動創造理論をお届けしています。

 

 

 

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今日は「人が嘘をついてしまうとき」というテーマに触れてみました。

 

 

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