今日は
「組み合わせトレーニングの実践」
というテーマに触れてみたいと思います。
先日の記事で
というものを書きました。
この記事では
「組み合わせる考え方」
というものに触れました。
その考え方を鍛えるには
「目に入ったものを分解する」
というトレーニング方法をご紹介いたしました。
先日、身近なメンバーと一緒にやったので
「結果」
をお知らせします。
トレーニングの実践では
「対象物の要素を2つ抽出し、その価値は何か?」
ということを考えます。
このことから
「様々な気づき」
が得られました。
実際にやったお題を答えをいくつかピックアップするので、一緒に考えてみてください。
①長ぐつ
要素1「 」
要素2「 」
=価値「 」
はなんでしょうか?
我々のメンバーからは下記の答えが出ました。
くつ+ビニール袋=防水、何度でも使える
ブーツ+ゴム=濡れない
②信号機
要素1「 」
要素2「 」
=価値「 」
はなんでしょうか?
メンバーの答え
標識+電気=スムーズな交通
手旗信号+デジタル=正確、高い位置における
③ウェットティッシュ
要素1「 」
要素2「 」
=価値「 」
はなんでしょうか?
メンバーの答え
濡れ雑巾+紙=使い捨て雑巾
ポケットティッシュ+水=どこでも手を洗える
④名刺
要素1「 」
要素2「 」
=価値「 」
はなんでしょうか?
メンバーの答え
自己紹介+小さな紙=カタチに残る
共通サイズ+個性=3秒で自己PR
いかがでしょうか?
同じものでも人によって
「要素」
「価値」
の想定が異なるということがわかります。
また思考の傾向も言えてきます。
物質(目に見えるもの)
効果(体感など目に見えないもの)
要素における着眼点が異なります。
また
「価値」
から要素を考える
「要素」
から価値を考える
方向を変えると全く違うものになります。
特に
③ウェットティッシュ
の例は分かりやすいかも知れません。
基本的には
「紙」+「水」
という要素です。
しかしメンバーの答えを見ると
「価値」
は全く異なることに気づきます。
一方では使い捨て
一方では水の持ち運び
皆さんはどんな要素と価値を考えるでしょうか?
大切なポイントはここにあります。
人によって
「考える価値が異なる」
「着目する要素が異なる」
ということです。
私たちは普段の業務で
「決まった商材を提案」
すると思います。
その時に提案商材は同じでも
「相手によって価値が異なる」
ということです。
ウェットティッシュのような
「シンプルなもの」
でもこれだけ差が出るということです。
これが提案を必要とする
「ソリューション」
であればもっと多岐にわたるということです。
一度やってみるとよくわかります。
ぜひ
要素+要素=価値
ということをやってみてください。
いろいろと実感することがあると思います。
何人かで一緒にやるのをお勧めします。
立場が違うと想像もしない答えが出るかもしれないですよ。
今日は
「組み合わせトレーニングの実践」
というテーマにしました。
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤