今日は週末なので難しい話はやめておきます(笑)
なので
「クイズ」
を解いてみたいと思います。
「植木のクイズ」
ABCDの4本の木があります。
この4本の木を植えてください。
ただし、ABCDそれぞれが全て同じ間隔になるように植えてください。
皆さんも挑戦してみてください。
どうでしょうか?
同じ間隔に植えることはできそうですか?
このクイズは
「ある視点」
を持たないと解くことができません。
多くの人は
「平面図」
の上に4本の木を植えようとしたのではないでしょうか?
これでは永遠に解けないクイズです。
このクイズの答えは
「平面上に4本植えなくてよい」
と気づきを得ることです。
答えは
丘の頂上にAを植える
BCDを傾斜面に植える
が回答です。
こうすると見事に
「4本の木を等間隔」
で植えることができます。
わかってしまえば簡単な答えです。
しかし
「平面上で考える」
という
「制約」
を与えてしまうと解けません。
そしてこの制約は
「自分自身で与えたもの」
です。
これは
「普段の行動」
でもありませんか?
例えばセミナーを受講したり、上司からの指導で
「新たな気づき」
があったとします。
しかし
「営業ではアイスブレイクが重要」
と気づきがあっても苦手と言ってチャレンジしない
「報告と情報共有が組織では超重要」
と気づきがあっても、変わらず報告しない
「事前準備が大切」
ということを学んでも、結局場当たり的に営業する
こういう行動をする原因は
「既存のやり方を手放せない」
ということにあります。
会社から
「変化のチャンスを与えてもらっている」
にもかかわらず活かしきれていないという結果です。
今までのやり方を手放せないというのは
「自分で制約を与えている」
と言えるのではないでしょうか?
もっと言えば
「丘の上に木を植える」
ということを知ったとしても、頑なに平面で解こうとする。
こんな状況でしょうか?
これら以外にも
「自らが制約を与えている」
ということはないでしょうか?
「時間がないから」
「お金がないから」
「忙しいから」
と言ってしまうことも制約といえるかもしれないですね。
何かを考えるときに
「つけなくても良い条件を付けていないか?」
「自分で不必要な制約をつけていないか?」
ということを自分に問いかけてみることが大切なのかもしれません。
今日は
「制約」
というテーマに触れてみました。
最後は堅い話になってしまいましたね(笑)
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤