今日は
「世界最初のマーケティング」
というテーマに触れてみたいと思います。
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①新型コロナウイルスで世界の経済はどうなる
②世界最初の近代マーケティングを実践した企業とは
③大切なことは仕組みではなく、根底にあるもの
本日の記事の見出し
■新型コロナウイルスで世界の経済はどうなる
新型コロナウイルスの影響で
「世界の経済」
はカタチが変わることを求められています。
日本でも
「7割経済」
という言葉出るくらい停滞する予測がされています。
このような時には
「新しい仕組み」
が登場してくる可能性も高まります。
リーマンショックン後には
「シェアサービス」
「サブスクリプション」
といった全く異なる概念のビジネスが生まれました。
人の順応性を考慮すれば
「同じように新たなビジネスの形」
が登場するかもしれません。
ただそこには先人たちが積み上げてきた
「商売の原則」
は絶対的に求めらるでしょう。
形は変わっても
「近代マーケティング」
の本質は変わらないでしょう。
近代マーケティングを
「世界最初に実行した企業」
が日本にあったのをご存知ですか?
■世界最初の近代マーケティングを実践した企業とは
ピータードラッカーが
「マネジメント 課題・責任・実践」
において、世界最初の近代マーケティングについて書いています。
世界最初の近代マーケティングを実践した企業
それは…
日本の「越後屋」です。
越後屋が江戸時代に世界に先駆けて、実践をしていたと記しています。
では、越後屋の商売は
「それまでの商売と、どう異なった」
のでしょうか?
それまで商売は
「自ら作ったものを売る」
というものでした。
越後屋は異なりました。
京都をはじめ、日本各地で生産される呉服を
「仕入れ」
販売しました。
また、掛け売りが基本な時代に
「現金商売」
を取り入れました。
当時はツケを回収できずに倒産する店舗も少なくなかったようです。
そこで越後屋は
「現金取引を重視」
「現金の場合は安い価格」
で商売をしました。
そして一番の特徴だった点があります
「消費者市場の変化に機敏」
だったということです。
越後屋は
「町人の経済力」
が上がってくるのをいち早く感じ取りました。
ただし、武士の市場と違って
「町人は買う量が少ない」
と判断しました。
これまで反物の販売では
「一反販売」
が常識でした。
越後屋は町人の生活様式に合わせて
「切り売り」
という形を取りました。
また
「仕立て職人」
を抱えました。
お客様の要望に合わせて即座に仕立てる
「サービス」
を提供しました。
「広報戦略」
も長けていました。
雨が降ると傘を貸し出しました。
もちろん
「越後屋」
の文字がが入った傘です。
この手法は使ったことのある経営者も多いのではないでしょうか?
今でいう
「ブランドの紙袋」
と同じ手法です。
■大切なことは仕組みではなく、根底にあるもの
越後屋はこれまでのどの商人より
「お客様の要望」
応えました。
これまで
「当たり前だったやり方」
というのは売り手の都合です。
この時代であれば
「商人側の都合」
であることがほとんどです。
その当たり前を否定し
「お客様の声を聴き、ニーズにこたえる」
ということを徹底しました。
これにより
「年商100億円の世界最初の量販店」
になったという歴史が作られました。
そんな歴史が日本には存在しています。
新型コロナウイルスの影響で
「世界経済が厳しい状況」
にあることは間違いありません。
そんな時
「また日本から新しいビジネスが生まれる」
ことは期待したいですね。
私も微力ながら
「行動創造理論」
で新しいビジネスの誕生に貢献できればと思います。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する「行動創造理論」は
このような脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
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脳科学
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心理学
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これらの数多くの研究や知見を「営業行動」
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営業で成果を出すというのは
「人の行動を継続的に変化させる仕組み」
を本能の行動に合わせ考えてあげればよいだけです。
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オンラインだからこそできるプログラムをお届けいたします。
今日は「世界最初のマーケティング」というテーマに触れてみました。