今日は
「話すスピード」
について触れていきます。
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本日の記事の見出し
■プレゼンテーショントレーニングで話す内容とは?
研修プログラムの1つでもある
「プレゼンテーショントレーニング」
でもよく触れる話です。
話すスピードで最適なのは
「300文字~400文字/分」
とお伝えをしています。
TVのアナウンサーが話すスピードが
「300文字~400文字/分」
とされています。
原稿を読み上げるのであれば、
「このスピードが適している」
でしょう。
ただしスピーチやプレゼンテーションなど
「共感を創り出す」
ことを目的とした場合には少し変わってきます。
プレゼンテーションは
「聴きやすいだと印象に残らない」
となります。
綺麗に離す必要はありません。
いかに
「相手に考えさせる」「相手に想像させる」
ことが重要です。
商談やスピーチでは話しながらも
「聞き手が反応するための時間」
が必要となります。
その際に必要なことはなんでしょうか?
■スピーチの世界チャンピオンが意識していたことは??
世界的スピーチクラブ
「トーストマスターズ」
という非営利団体があります。
その団体は
「スピーチの世界大会」
を行っています。
このスピーチ国際大会では
「一人当たり5分~7分」
のスピーチを行います。
ではクイズです。
トーストマスターズのスピーチ大会の
「優勝者の話すスピード」
はどの程度でしょうか?
そのスピーチの過去17年間の優勝者のスピーチの平均スピードは
「270文字/分」
という結果が出ています。
もっとも早口だった優勝者は
「430文字/分」
です。
早口で話した理由があるそうです。
早口のチャンピオンは
「できる限り沈黙の時間を取りたい」
ということでした。
しかし速すぎるスピードでは
「聞き手の脳は全て聞き取れない」
ことも明らかになっています。
早口の優勝者は
「キーメッセージはゆっくり繰り返す」
ことを意識したそうです。
逆に一番遅い優勝者は
「210文字/分」
とのことです。
どうやら
「話すスピード」
だけが重要というわけではなさそうです。
大切ンポイントは
「聞き手が反応できるかどうか」
です。
■プロが聞き手に考えさせる「4つのテクニック」
聞き手に考えさせるために有効なテクニックは4つあります。
1「間や沈黙の時間」
2「問いかけ」
3「スピードの変化」
4「声の大きさ」
一定のペースで話していては、
「共感」
は創り出せません。
「聞き手のタイプと話す内容」
でスピードも変化させなければなりません。
伝えて理解してもらうには
「抑揚」
が非常に重要です。
言葉の有り無し
スピード
声の大きさ
相手のタイプと重要な点の強調で
「変化させて、相手の脳に記憶させる」
ことが重要です。
そもそも人の脳は
「動いているもの」
を捉えることに優れています。
一定で流れるものは
「止まっているもの」
と認識をしてしまいます。
止まっているものには
「脳は興味がない」
ので、話が入ってこないというわけです。
このメカニズムも本能です。
止まっているものに気づかなくても
「生きていくのに支障がない」
ため、脳は動いているものにフォーカスをします。
私は話すときに
「もう1つだけ」
気を付けている点があります。
それは
「視覚、聴覚、触覚」
です。
話している相手が使う言葉で
「どの感覚を重視しているか」
がわかります。
相手が重視している感覚に合わせて
「言葉を選択する」
と相手の行動を創り出すことができます。
少し高度なテクニックですが
「トレーニング」
をすることで、身につけることができます。
確実に営業の成約率が上がる技術です。
脳のメカニズムを知ると、ここまで出来るようになります。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する「行動創造理論」は
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
-
脳科学
-
心理学
-
行動科学
上記の数多くの研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
行動変革スキルを身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
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営業研修
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マネージメント研修
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能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには
「人のを本能の行動に合わせる」
ことが一番早く、大きく成果が出せます。
プログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
ビジネスの課題をすべて解決できるようになるでしょう。
今日は「話すスピード」というテーマに触れてみました。