本日の記事の見出し
ビジネスを成功に導く「直観力」の鍛え方
今日は
「直観」
をテーマにしていきます。
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■「直観」と「直感」の違いは判りますか?
まず言葉の定義からしていきます。
「チョッカン」
という言葉にはどんな文字が当てはまるでしょうか?
「直感」
「直観」
上記の2つを当てはめてみます。
同じように見えますが字が違います。
当然意味も違ってきますが、どんな違いがあるでしょうか?
それぞれ見てみましょう。
「直感」
本能に近いものです。
感覚で物事を瞬間的にとらえるものです。
「直観」
経験に基づいて直接的に物事をつかみだすというものです。
同じように見える言葉でも
「意味が全く異なる」
ことがわかります。
ここからは
「直観」
について掘り下げていきましょう。
■将棋の羽生善治名人のインタビューからの学び
直観を知るには将棋の羽生善治名人の
「強さの秘密」
に関するインタビューが学びになります。
インタビューの中でを話していました。
常に自己改革に取り組む姿勢
知識や経験に縛られない自由な発想
これが大事である。
勝つための思考法を支えているのは「直観」
長く考えると邪念が入ってくる
いくら考えてもわからないときは「直観」にゆだねる
インタビューはこのような内容でした。
あれだけの名人も頼りにするのは
「直観」
のようです。
羽生名人のインタビューから学ぶ「直観力」とは…。
「数多くの選択肢から適切なものを選択できるチカラ」
ということではないでしょうか?
■あなたの直観力を高める「3つの手順」
ビジネスのシーンで考えてみましょう。
例えば
「お店の魅力を高めるには?」
という課題を考えるとします。
課題解決のアイデアの数を考えてみましょう。
A 2つの選択肢がある場合
B 7つの選択肢がある場合
どちらが
「解決力」
がありそうですか?
2つからしか選べないよりも
「7つから選ぶ」
だほうが解決力はありそうです。
では
「100個」
の選択肢があったら??
う~ん…。
どれを選んでいいかわからなくなりそうです。
しかしそうでしょうか?
一度、羽生名人の話に戻しましょう。
将棋では
「1手」
に対して何千、何万という選択肢があるはずです。
その中から最適な1手を選択する。
まさに
「直観力」
そのものです。
そして直観力の精度が高い人が
「強い人」
なのだと思います。
もう一度
「直観」
という言葉の定義を思い出してみましょう。
「直観」=経験に基づいて直接的に物事をつかみだす
直観とは知識と経験に裏付けされたものです。
言い換えれば知識と経験の量が必要ということです。
あなたの脳の中では
「情報量=選択肢の数」
になります。
直観力を高めるには3つの手順が必要です。
1「情報を増やす」
2「選択肢を増やす」
3「何を選択するかを決定する」
選択の精度が
「直観力」
です。
まずは情報を増やして選択肢を増やす
その中で最適な選択ができるようになる。
最適な選択ができるようになるには
「行動量」
も必要になります。
行動した結果
「思い通りの結果にはならなかった」
ことも多いでしょう。
ただしその結果は
「失敗」
ではありません。
うまく行かない方法を見つけた
「成功」
です。
同じ結果でも
「視座」
を変えることで意味付けが変わります。
失敗などそもそもないのだから
「恐れずに行動をすること」
が本当に重要です。
考えて立ち止まるより
「最初の1手」
を打ち始めましょう!
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する「行動創造理論」は
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
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脳科学
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心理学
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営業研修
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ビジネスの課題をすべて解決できるようになるでしょう。
今日は「直観」というテーマに触れてみました。