プレゼンテーションでやってはいけないこと

2017.07.26

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「プレゼンテーション」

についてふれてみます。

 

 

顧客窓口の担当者と交渉を重ねて

「プレゼンテーション」

の機会をいただくことになったとします。

 

 

そんな時

「プレゼンテーションで意識すること」

は何でしょうか?

 

と聞かれたら何と答えますか?

 

 

 

上手く話す

綺麗な資料を用意する

大事なポイントをしっかり伝える

 

 

セミナーでも同じ質問するとこのような答えが出てきます。

 

 

 

こういった意識も必要かもしれませんが

「プレゼンで意識する本質ではない」

と言えます。

 

 

 

そもそも参加者は

「話にそれほど興味はない」

ということを意識することです。

 

 

窓口の担当者は製品の理解をしてくれていると思います。

 

 

ただ、その担当者に集められたメンバーは

「よく知らない」

という状態です。

 

もっといえば

「強制的に参加させられた」

ということもあるでしょう。

 

 

もし自身がそういう状態で

「プレゼンテーションの場に参加させられていたら・・・」

 

 

相当なレベルで話が楽しいか

丁度、困っていたことが当てはまった

ということでもない限り、話を聞く気にはならないでしょう。

 

 

 

ただほとんどのプレゼン担当者は

「いただいた時間のすべてを使って丁寧に説明する」

ということを行います。

 

もう少し言えば

「非常に丁寧に機能説明をする」

というプレゼンテーションをするということです。

 

 

 

もう一度

「聞く側の立場」

になって想像してください。

 

楽しいプレゼンテーションと思えるでしょうか・・・

 

 

極端な言い方をすれば

「丁寧に説明をしてはいけない」

ということになります。

 

 

 

ではどうしたら良いでしょうか?

 

 

 

それは

「質問を促す」

ということです。

 

 

「細かい説明をしても興味がない」

という状態であれば

 

「興味があることを確認して伝える」

ということをすればいいだけです。

 

 

「プレゼンテーションの鉄則」

✖ 自分が伝えたい話をする

〇 相手が聞きたい話をする

 

これはプレゼンテーションだけでなく、コミュニケーションの基本でもあります。

 

 

 

この点を意識して構成をするだけで

「プレゼンテーションの結果」

は大きく変わります。

 

意識して取り組んでみてはいかがでしょうか?

 

 

今日は

「プレゼンテーション」

について触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤
 

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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