今日は
「マネージャーとリーダーの違い」
について触れてみます。
「マネージメント」
「リーダーシップ」
言葉は知っているけれど・・・
なんとなくのイメージはあるけど・・・
何は違うのだろう・・・
という風に考えている方もいるかもしれません。
これからマネージャーになろうとする人
既にマネージメントをする立場にある人
どちらの立場の方でも、そうなのではないでしょうか?
ハーバードの名誉教授でもあるJPコッターはこのように定義しています。
■マネジメント
複雑な環境にうまく対処し、既存のシステム運営を続ける
計画立案と予算策定
組織化と人材配置
コントロールと問題解決
■リーダーシップ
組織をよりよくするために変革を成し遂げる
進路の設定
人心の統合
動機づけと啓発
マネージメントが
「経営管理の基本でありベース」
リーダーシップが
「変化、変革をもたらす」
というように定義しています。
コッターがこの概念を定義したのは1980年後半です。
当時のアメリカの経営環境では、変化・変革を求められていました。
日本企業の台頭などで、アメリカが世界経済の中心から凋落されることが懸念された時期です。
日本でもバブル崩壊、震災の影響、新興国の台頭によるアジア経済の変化
同様に変化、変革が求められています。
マネージメント
リーダーシップ
これらの役割は分けるものではないと思います。
双方違う側面があります。
「現在の環境では両方が求められる」
ということです。
これは役職が
「有る、無し」
にかかわらずです。
「与えられた権限下で、変化変革をしていく」
のは誰もがすべきことです。
またその行動を自らコントロールすることも必要です。
PDCAサイクルを回していくということです。
少し硬い話でしたでしょうか。
マネージメント研修が始まるので、自身の情報の整理も含めて、このような記事を書かせていただきました。
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤