今、書店でコミュニケーションの本が多く並ぶ理由

2018.09.13

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「コミュニケーション」

というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

最近

「書店」

には行かれましたか?

 

 

平積みにされている本のタイトルから

「トレンドの傾向」

が出ているので、定期的に見るだけでも市場の動きが見えます。

 

 

その中で最近

「コミュニケーション」

「伝える」

のカテゴリの書籍が平積みされてます。

 

 

なぜ今

「コミュニケーション」

が改めて注目されているのでしょうか?

 

 

それは

「環境の変化」

が1つの要因と考えられます。

 

 

「コミュニケーション」

はどんな場面でも大切です。

 

 

ただ以前に比べて

「明確に伝える必要性が高まった」

と考えられます。

 

 

以前は

「暗黙の了解」

「背中で語る」

「阿吽の呼吸」

といった

 

 

「言わないでもわかる」

という文化がありました。

 

 

これが成立していたのは

「組織が同質的な人で構成されていた」

ということにあります。

 

 

同質的な人というのは

「島国である」

ということが歴史からも紐解けます。

 

 

ただ今は違います。

 

 

違う文化で育った人

が組織に混在しています。

 

 

わかりやすい例が

外国人が組織に増えた

ということがあげられます。

 

 

しかしそれだけではありません。

 

 

男女の違い

世代の違い

でも考え方が大きく異なります。

 

 

その要因は

「情報の発達と爆発的増加」

にあります。

 

 

数多くの情報に触れることで

「様々な選択肢」

が生まれました。

 

 

選択肢が増えれば

「考え方が多様化」

になるのは必然です。

 

 

このような組織では

「明確に伝えることが極めて重要」

になります。

 

 

明確にというのは

「論理的かつ体系的に明示する」

ということです。

 

 

これまでコミュニケーション力は

「顧客接点の多い職種」

だけに必要とされてきたものかもしれません。

 

 

しかし

「多様性のある組織を成功に導く」

と考えたときには

 

「全てのビジネスパーソンに必要な能力」

であることは間違いなさそうです。

 

 

このことから

「コミュニケーションスキル」

が改めて注視されているのだと思います。

 

 

モノが少ない

情報が少ない

 

 

こんな時代では

「同じことをより多く実行できる組織」

が成功してきました。

 

 

しかし

「ニーズが多様化した」

今の時代では通用しません。

 

 

同じことしかできないのであれば

「むしろ無駄」

となってしまう時代です。

 

 

同じものを見ても

「違う価値観を持てる」

という組織が必要です。

 

 

そういう組織では

「言わなくてもわかる」

などというのは全く通用しないことがわかります。

 

 

改めて

「ご自身のコミュニケーション力」

を見つめ直してみるのはいかがでしょうか?

 

 

今日は

「コミュニケーション」

というテーマに触れてみました。

 

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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