今すぐ使える「損して得取れマーケティング」とは

2018.07.13

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「損をして得をする」

というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

概念よりも

「実践的なマーケティング」

の内容になります。

 

 

「皆さんのビジネスでもすぐに使えるもの」

かもしれません。

 

 

ある事例を見てみましょう。

 

 

「エアコンのメンテナンス会社」

の事例です。

 

 

その会社は

「夏と冬にエアコンの点検と清掃サービス」

を行っています。

 

 

サービス料金は

「2,000円」

です。

 

 

しかし実際には

人件費

清掃用洗剤

などで

 

 

「3,000円」

かかっています。

 

 

さらには

「広告費」

もかけています。

 

 

正直言って

「受注すればするほど赤字」

のビジネスモデルです。

 

 

ではこの会社は

「どのようにして利益を出しているのでしょうか?」

 

 

実は点検をすると

「50%の確率で修理が必要」

ということがわかっていました。

 

 

この修理は

「15,000円程度」

かかるものです。

 

 

「最初は1,000円損」

をしているものの、点検清掃が終わったときには利益を得ていることになります。

 

 

しかもこのサービスを利用した

「新規顧客の50%」

からは

 

「新たな修理依頼」

を引き受けることを実現しています。

 

 

このように

「目の前の単純な利益」

だけを見るのではなく、

 

 

「その先どれくらいの売上と利益が見込めるか?」

という先まで視点を見ることが重要です。

 

 

では、1つ例題です。

 

 

あなたが扱う商品の売価は

「20,000円」

とします。

 

 

コストは

「10,000円」

です。

 

 

年間数回は買ってくれる可能性のある商品です。

 

 

では

「10,000円」

をどのように活用するのが良いでしょうか?

 

 

この問題を考えることで

「実践的なマーケティングスキル」

を身につけることができます。

 

 

是非一度やってみてください。

「10,000円値引き」

というのは簡単ですが、顧客との関係性を高めるために

それ以外にもいろいろアイデアを出してみてください。

 

 

 

回答例です。

 

 

販売者への奨励金

量を2倍にする

補足的な製品を購入しプレゼントする

広告

無料セミナー開催

新しい販売員

イベント出店

 

 

「顧客をファンにする」

「競合との差別化をする」

という観点で考えてみると良いのではないでしょうか?

 

 

今日は

「損して得を取る」

というテーマに触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

 

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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