本日の記事の見出し
なぜ失敗したのに人は正当化をしてしまうのか?
今日は
「仕事の失敗への対処方法」
というテーマに触れてみたいと思います。
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②あなた自身が失敗をしているのに「自己正当化」を繰り返す理由
③なかなか行動が起こせない人たちへ「脳のメカニズムを先回りする」
■あなたの失敗で人が不満を覚えるのは「〇〇〇」
あなたも仕事での失敗は何度かあるはずです。
約束の締め切りを守らなかった。
上司への報告を怠ってしまった。
アポイントが重複してしまった。
見積の金額を間違えてしまった。
お客様に言われたことを放置していた。
様々な失敗があります。
失敗してまず問題になることは
「誰かの行動を創らなければならない」
ということです。
失敗してそのまま放置はできません。
リカバリーの対応が必ず必要になります。
リカバリーをする際には
「自分以外の誰かの行動が必要になる」
ことがほとんどです。
あなたのミスのせいで
「誰かの時間を奪ってしまっている」
ということは認識したほうが良いでしょう。
多くの人はあなたのミスをしたことに腹を立てているのではなく
「無駄な時間」「余計な時間」がとられた
ことに不満を覚えています。
■あなた自身が失敗をしているのに「自己正当化」を繰り返す理由
さて、失敗をしてしまったとき、あなたはどんな感情になりますか?
人の脳は失敗に対して
「自己正当化」
をするように指示を出します。
例えば友人や同僚に対して
「配慮を欠く対応をしてしまった」
とします。
何気ない一言だったのですが
「きっと相手を傷つけてしまった」
とあなたは感じています。
1週間ほど
「もう一度話をして謝ったほうが良いのではないか?」
と考えていますが、時間だけがたっていきます。
そして時間が経つ中で
「もう許してくれているに違いない」
「気づいていいないかもしれない」
という都合の良い自己正当化をし始めます。
ただ、自己正当化はあなたの中でも矛盾をしています。
そしてあなた自身も納得はしていません。
そのため一人で自問自答を繰り返しているのです。
しかし自問自答を繰り返しているうちは
「行動が作られない」
というのが意思決定のメカニズムです。
「謝罪をしてあなたが傷つくこと」
「謝罪をしなくてあなたが傷つくこと」
2つの損失を無意識に比べているので、結論が出せないのです。
しかし問題を先送りにすればするほど
「行動は起きにくくなり、問題も大きくなる」
ということはあなたも知っているはずです。
では、どうしたらよいでしょうか?
■なかなか行動が起こせない人たちへ「脳のメカニズムを先回りする」
あなたの行動を起こす簡単な方法があります。
恐らく行動が起きないのは
「どうやって謝ればよいか?」
がわからないからです。
きっかけ、内容、言葉、相手の反応、様々なことを考えていると結論が出ません。
だから自己正当化をし始めるのです。
では、行動を創る方法についてみていきましょう。
あなたが自問自答をする中で、以下の質問を入れてみてください。
「もし、どうしても謝らなければならない状況になったらどう謝る?」
少し時間が進んだ
「良くない未来」
を想像してみるのです。
同僚は激怒している
周りの人たちもあなたの先延ばしを軽蔑している
みんなに話しかけてもそっけない態度をとられる
もしその状況になったと考えてみましょう。
どのように謝るでしょうか?
意外と簡単に言葉やとるべき態度が浮かぶことでしょう。
ここであなたは
「いざとなれば謝ることができる」
という手段を手にしました。
そして、もう一度自問自答してみるとよいでしょう。
「誤ったほうよいか」
「自己正当化をしたほうが良いか?」
恐らくは「謝ろう」となることでしょう。
あなたが仕事でミスや失敗をしたときに、放置しておくは最悪の手です。
事態が好転することはほとんどありません。
しかし人の脳は
「あなたを守ろう」
として、短期的に楽そうに見える方法を提案し始めます。
そんな時は
「どうしても謝らなければならない状況」
をイメージして、どんな言葉を使うかを考えてみましょう。
すると、今の時点で解決したほうが
「楽に思える」
ことでしょう。
人の脳は事実と想像の区別がつきません。
最悪の状態を想像させてやれば、現時点で最も正しい選択を提示してくれます。
脳のメカニズムを先回りすれば、様々な問題が解決できるようになります。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
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脳科学
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今日は「仕事の失敗の対処法」というテーマに触れてみました。