仕組みの導入で絶対に「やってはいけないこと」

2018.08.31

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「新しい仕組みの導入」

というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

先日の記事で

「すぐに変えられるものは仕組み」

というテーマに触れました。

組織の改革3テーマ すぐに着手できる1位と2位

 

 

ただこの仕組みを変えるにあたって

「やってはいけないこと」

があります。

 

 

それは何だと思いますか?

 

 

答えは

「単純な足し算」

です。

 

 

どんなに優れたシステムでも

「単純にプラスにする」

としてしまうと反発が確実に起こります。

 

 

「今まで何もやってきていない」

ということはないでしょう。

 

 

それまで慣れ親しんだ

「慣習」

というものが企業の中にあるはずです。

 

 

その中で新しい仕組みを入れると

 

仕事の負担が増えたと感じる

面倒くさいという感情

なぜこんなことをやるのかという疑念

 

 

このような抵抗が生まれる可能性があります。

 

 

この感情を無視してしまうと

「新たな仕組みは機能しない」

という結果になってしまうでしょう。

 

 

逆に

「変化への抵抗勢力」

となりかねません。

 

 

必ず

「何かを捨てる」

ということが重要です。

 

 

新しいチャレンジを成功させるために

古い慣習を捨てる

ということです。

 

 

学校のテストでいい点を取るには

「遊びの時間を減らす」

ということをしてきた人も多いと思います。

 

 

時間は

「平等に有限」

です。

 

 

「限られた時間をどのように使うか」

というのはマネジメントでは深く考えなければなりません

 

 

良く例に出されるのが

「地方のイベント」

とです。

 

 

例えば夏のお祭りで

「花火大会」

をやってみました。

 

 

そうすると

「非常に好評」

でした。

 

 

来年は花火の日を

「2日に増やす」

ということをしました。

 

 

また好評だったので

「さらに1日追加」

しました。

 

 

当然、準備もそれだけ増えます。

 

 

そして現場が疲弊してしまい

「何もできなくなった」

という結果を導いたという例があります。

 

 

変化のために

「新しい仕組みを導入」

というのはすぐに着手できます。

 

 

ただその前に

「何をやめるか」

を明確にする必要があります。

 

 

今日は

「新しい仕組みの導入」

というテーマに触れてみました。

 

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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