午後の眠気を取り除く最良の方法は「1杯のコーヒーと〇〇〇」

2022.05.04

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

成果を出すための「仕事以外に着目するマネジメント」

 

 

今日は
「午後の眠気」
をテーマに触れてみたいと思います。

 

 

①午後の眠気に襲われるのは正しい反応だが…

②「ナプチーノ」の効果と正しいやりかた

③「〇〇であるべきマネジメント」では成果はだせない時代

 

 

■午後の眠気に襲われるのは正しい反応だが…

 

 

「お昼ご飯を食べた後に眠気に襲われる」
という体験は学生時代から続けてきたことと思います。

 

 

人の脳のメカニズムから考えても
「午後に眠くなるのは正常な反応」
と言っても良いでしょう。

 

 

眠気を抱えたまま仕事をしても
「なかなかはかどらない」
というのも当たり前の話です。

 

 

眠気を取り除く一番良い方法は
「昼寝」
であることは間違いありません。

 

 

20分の昼寝をすることが一番良いことが、様々な研究で明らかになっています。

 

 

数年前から
「職場での昼寝」
を積極的に取り入れている企業もみられてきました。

 

 

たださらに効果的にするのが
「1杯のコーヒー」
です。

 

 

「ナプチーノ」
と名付けらて徐々に広がっている仕事術です。

 

 

■「ナプチーノ」の効果と正しいやりかた

 

 

ナプチーノとは
「ナップ(昼寝)+カプチーノ」
という言葉の造語です。

 

 

昼寝の前にカフェインを取ることを推奨するものです。

ある実験がナプチーノの効果を示しています。

 

 

自動車の運転シミュレーターを使った実験です。

 

 

時間は午後

3つのグループに分けられる

シミュレーターに乗る前に30分の休憩が与えられる

シミュレーターで得点を計測する

 

 

Aグループ 偽薬をのむ

Bグループ 200ミリグラムのカフェインを摂取

Cグループ 200ミリグラムのカフェイン+仮眠

 

 

結果は顕著に出ました

 

 

1位 Cグループ

2位 Bグループ

3位 Aグループ

 

 

上記の結果となりました。

 

 

眠気をもたらす脳内物質で
「アデノシン」
というものがあります。

 

 

そしてカフェインが
「アデノシンと結合してエネルギーを生み出す」
という効果があります。

 

 

そしてアデノシンが無くなると
「カフェインを脳に招き入れる」
こととなり眠気が覚めるということです。

 

 

このプロセスに
「20分~25分かかる」
とされています。

 

 

つまりコーヒーを飲んで20分ほど仮眠をすると
「眠気物質をなくし、すぐに覚醒できる状態で目覚めることが出来る」
ということです。

 

 

ただし眠気が無ければ
「アデノシンが分泌されていない状態」
であるため、効果はありません。

 

 

眠ろうとしてもカフェインの効果で眠りにつきにくいでしょう。

 

 

眠りを感じたら
「20分の仮眠休憩と1杯のコーヒー」
を同時に取るのが一番効果的です。

 

 

■「〇〇であるべきマネジメント」では成果はだせない時代

 

 

マネジメントでは
「なかなか睡眠やコーヒーを推奨する」
ということが出来ないかもしれません。

 

 

しかし生産性向上の観点で考えれば
「仕事の指示と同じくらい重要」
と言えます。

 

 

組織の上の人が
「積極的に休憩の科学を取り入れる」
ことが組織のパフォーマンスに重大な影響を与えるでしょう。

 

 

タイムカードを押させて
「全員に決まった時間に仕事をさせる」
という昔からある方法ではダメになるでしょう。

 

 

個人ごとで
「パフォーマンスのピークの時間」
は異なります。

 

 

それは睡眠のリズムから把握することが出来ます。

お昼の食事の取り方の指示も必要です

昼寝やコーヒーの指示も入れると良いでしょう。

 

 

すべて科学根拠がある方法が確立されています。

 

 

昔からある慣習で
「〇〇であるべきマネジメント」
では成果を導くことはできません。

 

 

また部下たちも離れていき、離職という決断をさせてしまうかもしれません。

 

 

組織のトップが
「休憩も重要な仕事」
捉えるようになれると成長スピードも上がるでしょう。

 

 

今日の記事で触れた科学を用いたマネジメントは
「行動創造理論」
で手にすることが出来ます。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

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今日は「午後の眠気」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
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