多くのマネージャーが得意なことと苦手なことは共通する「あなたも一緒のはず!?」

2022.11.16

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

マネージャーのあなたが得意ことと苦手なことは?

 

 

今日は
「マネージャーの弱い部分」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①多くのマネージャーが得意なことと苦手なことは共通する

②3つの視点で見れば「なぜ問題が生じたのか?」がわかる

③3つの領域で無意識に引き起こす問題と解決方法とは?

 

 

■多くのマネージャーが得意なことと苦手なことは共通する

 

 

マネージャーの仕事の1つは
「部下の仕事を評価する」
という役割があります。

 

 

多くのマネージャーが得意としているのは
「部下の仕事の問題点を見つけること」
です。

 

 

人は本能的に
「相手のネガティブな点を見つけるのに長けている」
という性質があるからです。

 

 

特定の部下の特定な問題には
「瞬時に見つけ出す」
ことをほとんどのマネージャーは得意としているはずです。

 

 

しかし少し掘り下げると急に思考が停止します。

 

 

「なぜそのような問題が存在するのか?」
ということを判断させた瞬間に起こります。

 

 

言い換えればほとんどのマネージャーは
「問題発見には優れるが、問題分析と診断は弱い」
ということです。

 

 

■3つの視点で見れば「なぜ問題が生じたのか?」がわかる

 

 

マネージャーの役割を果たすには
「なぜ問題が生じたのか?」
という点を判断する必要があります。

 

 

部下の仕事を構成する要素は2つあります。

まずマネージャーは2つが満たされているかどうかを判断するところから始めます。

 

 

「意欲」

「能力」

 

 

上記2つがある程度備わっていなければ、部下の仕事は遂行されません。

マネージャーはまずこの2つを見ることから始めてみましょう。

 

 

ただし
「意欲と能力があっても仕事が上手く行かない」
というメンバーも存在します。

 

 

仕事が上手く行かないメンバーに足りないのは
「理解度」
となります。

 

 

何をどうやればよいかを理解していなければ
「結果」
が出ることはありません。

 

 

当然組織の支援や方向付けがされなければ、意欲も能力も発揮できないままです。

 

 

能力

意欲

支援

 

 

まずは3つの視点で
「何が問題か?」
を見極めることから始めると、マネージャーの苦手領域の克服につながるでしょう。

 

 

■3つの領域で無意識に引き起こす問題と解決方法とは?

 

 

最後に3つの視点で対策を見てみましょう。

 

 

「能力」

 

能力とは部下の知識、経験、スキルを指します。

マネージャーはまず仕事を完遂するにあたって能力が備わっているか見極めることです。

 

 

なかなか数字が上がらない営業がいた場合
「部下の営業力が自社サービスを契約に導く能力があるか?」
を見てみましょう。

 

 

ただ能力を見る際には注意点が必要です。

 

 

人は他人の失敗の要因を無意識のうちに
「内的要因(能力)」
で見てしまう習性があるからです。

 

 

環境に問題があったとしても
「部下の営業力が低い」
と判断しがちであることに気をつけて下さい。

 

 

「意欲」

仕事に対するモチベーションの強さを見てみましょう。

 

 

マネージャーが勘違いしがちなのは
「報酬制度でモチベーションが上がる」
と思っていることです。

 

 

確かに金銭的インセンティブでも意欲は上がります。

しかし短期的効果で、金銭では協力性を奪うこととなります。

 

 

意欲を高めるために必要なのは
「内的報酬」
を考えるっ方が重要です。

 

 

自己実現欲求や関係性欲求を高めることを考えるほうが良いでしょう。

 

 

また目標設定も重要で
「最も意欲が高まる成功確率」
を目標に設定すると意欲は高まり行動が自然と生まれます。

 

 

「支援」

 

仕事を効果的に遂行するためには
「組織の支援」
が重要です。

 

予算

人員

設備

他部門との連携

 

 

マネージャーたちは
「組織からの支援が十分か?」
を見る必要があります。

 

 

上手く行かない部下を見ると
「能力不足」
として支援が足りていないことに気づきにくくなります。

 

 

「それでも上手くやっている人もいる」

「自分も同じ状況でやってきた」

 

 

多くのマネージャが言うことですが
「足りない支援環境でも結果を残せる能力と運があっただけ」
と考えてもよいかもしれません。

 

 

マネージャーが自身の成功体験がある人が多いので
「生存者バイアス」
に陥る可能性が高いので気を付けたほうが良いですね。

 

 

能力

意欲

支援

 

 

3つの視点と
「マネージャーが陥りやすい判断」
を整理してみました。

 

 

無意識の脳のメカニズムによって
「部下のできない点をすぐに見つけ、問題の分析が出来ないマネージャー」
は私も数多く見てきました。

 

 

行動創造理論をマネジメント領域に応用すると、多くのマネージャーが抱える問題の評価と分析が出来るようになります。

 

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に触れてみてはいかがでしょうか?

 

 

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私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

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今日は「マネージャーの弱い部分」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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